萩博物館発、節分の話題、余話
「オッ!!」
「オオッ!!!!!」
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旧川上村の山あいの集落、
とある農家の傍の建物です。
屋根から落ちた雪が見えます。

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建物の出入り口、引き戸の上にご注目ください。
ベンガラが塗られた梁上に、「何か」が・・・

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この建物は、駄屋(牛馬舎)として用いられていたようです。
その出入り口梁上に、釘で打ち付けられたこれは何でしょうか。
ご不在だったので、残念ながらこれが何かをお尋ねすることができませんでした。
機織で用いられる「おさ」に似ています。

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アワビの殻です。
貝殻の光る面を、建物の外に向けて釘で打ちつけてあります。
7枚も!

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これは、魔よけと考えられます。
かつて人々は、災いをなすものは、光るもの、トゲのあるもの、たくさんの目があるものなどを苦手とすると考えたようです。

山口県北西部のある地区で、家の開口部にアワビの殻を置くという話しを聞いたことがあります。
ナガモノ(蛇)が入って来ないようにそうする、と説明されました。

やはり、生活文化担当学芸員は、外歩きをせねばと思います。
歩かねば情報を得ることはできません。

歩いて、見て、聞いて、記録する。
そして、それを資料化して次の世代に渡す。
民俗学者の宮本常一さんは、生涯かけてそれを実行されました。

2月14日(土)14:00~16:00、
その宮本常一さんの残された写真群から様々なことを読み解き再発見する
「宮本常一写真講座」が、周防大島町東和総合センター(申し込みは周防大島文化交流センター)で開催されます。

萩市見島で撮影された写真群について、私めもお話しをすることになりました。
ちょっと、お知らせ・・・でした・・・     (清水)        
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by hagihaku | 2009-02-11 11:39 | くらしのやかたより
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