市内とある神社にて
「萩ものしり検定」問題集の、改訂編集が進んでいます。
編集長の rie 事務局員が、連日、ウンウンうなっています。

その問題集の設問についての話題を一つ・・・

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市内のとある神社の拝殿内です。
引き戸の上、掲げられた額の右隣をご注目ください。

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クジラの髭(ヒゲ)に、捕鯨砲を備えた汽船捕鯨船(キャッチャーボート)が描かれている絵馬の一種です。
高速で航行しているのか、捕鯨船は白波を蹴立て、煙が真横にたなびいています。
奉納者の名前は記されていますが、残念ながら奉納年月日は確認できませんでした。

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日本において、汽船とノールウェー式捕鯨砲を導入した近代的な捕鯨会社が創設されたのは、明治32年(1899)のことです。
阿武町出身で、萩市福井の岡家を継いだ「岡十郎」が、その創設に深くかかわりました。
「岡十郎」たちが興した捕鯨会社は、その後、拡大・企業合同を経て、日本を代表する捕鯨会社へと発展しました。

捕鯨にかかわった総合水産会社のニッスイの創業者は、萩出身の田村市郎で、永く北九州の戸畑を拠点としていました。
同じく捕鯨にかかわったマルハは、長く下関市に拠点を置いていました。

萩地域を含め、山口県の日本海側の地域では、昔から、多くの人が捕鯨船に乗り組んでいたとされます。
(今後、そのことについて情報を集めていきたいと考えています)
クジラの髭に捕鯨船を描いたこの絵馬(?)は、萩地域らしい奉納物と言うことができます。

(清水)
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by hagihaku | 2009-02-21 16:43 | くらしのやかたより
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