← むむっ! こっこれは・・・宇宙人!? いや、ムンクの油絵「叫び」にこんな顔があったような・・・
当館で開催中の「マンタの海流大冒険」展(~8/31)。黒潮の旅に見立てたその会場内に、こんな顔の魚が登場します(剥製)。 もう本展をご覧になった方、「え~!こんな魚、いなかったよ~!」と言いたいのではありませんか? それもそのはず、この魚は展示会場では側面が見えるよう展示してあるので、よほど好奇心をもって正面をのぞいて見なければ、この顔を拝めないのです。 さてこの魚、顔がムンクの「叫び」のようなことだけが特徴ではありません。口をよ~く見てください。 ふつうの魚は、人間と同じように口は水平についていて、上下に開きます。口を閉じると、横一文字・・・「一」の形になりますね。 ところがこの魚、口が垂直についていて、左右に開くのです。したがって、口を閉じると、縦一文字・・・「1」の形に! こんな魚は七つの海のどこをさがしてもほかにいません。 この剥製は、少し口が開いた状態で固めてありますので、この魚が口を左右に開閉する様子をよ~くイメージできると思います。 実は、こんな大切なことを展示会場の解説パネルには敢えて書いていません。 萩博ブログをご覧になって、本展を見に行こうという方だけのための、マル秘情報! ちなみにこの魚、名前は「ク○○○グ」。 横から見ても「どうなってるの?」「何か忘れてない!?」・・・と言いたくなるような奇抜な姿をしており、期待を裏切りません。 さあみなさま、いざ!(または再び!)「マンタの海流大冒険」展(~8/31)へ! 黒潮の旅の途中に風変わりな魚に遭遇したら・・・必ず正面をのぞきこんで、この魚じゃないかどうか確認してください! 展示協力: 下関市立しものせき水族館・海響館 (堀)
by hagihaku
| 2009-08-06 16:32
| 展示のご案内
|
ファン申請 |
||