「本日立春」の続きの続き
今年の立春は、大変に冷たい日となりました。
早朝、節分行事の痕跡?を三角州内に訪ね、その後、旧川上村から旧旭村を回りました。
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旧旭村佐々並地区から明木地区に向かう、旧道沿いの民家です。
オッ、ダラノキ!
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屋敷のカドグチに、長さ1.5メートル近いダラノキが立てかけてありました。
シキビの枝が添えてありました。
ウンッ ?! ・・・・
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・・・ と、よくよく見ると、イワシが結びつけてありました。
萩地域では初めて見るパターンの、災いよけダラノキです。
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さらに旧道を進み、明木地区のとある集落です。
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玄関の脇に、シキビの枝を添えたダラノキが立てかけてありました。
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62年前に嫁いで来て、姑さんから教わった通りに今も続けていると、この家のお母さんに伺いました。
40年前に納屋の二階をこども達が使っていたので、今でも二階への上がり口に、都会に住むこども達に災いが及ばないようにダラノキを置くとも話されていました。
親とはありがたいものだと思いました。

少し前までは、屋敷地の出入り口に、皿の上に炭火をのせ、さらにイワシや髪の毛をのせたものも置いていたそうです。
イワシや髪の毛が焦げる臭気で災いを除けるのだそうです。
興味深い節分行事であり地域の文化ですが、今後、これらがどのように伝えられるのでしょうか。
自身、故郷を離れていることもあり、色々と考えてしまいました。    (清水)
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by hagihaku | 2010-02-10 17:19 | くらしのやかたより
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