冬の昆虫は宝さがし
冬には昆虫は少ないと思われていますが、実は昆虫採集しやすい良い季節です。
しかし、多くの昆虫は冬には越冬のためにかくれています。
では、昆虫と出会うにはどうしたらよいでしょう。

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写真は、指月公園横の石庭公園のケヤキの木です。
このケヤキの木に近づいてみましょう。

b0076096_142537100.jpg木肌が荒く、手で簡単に樹皮を剥ぎ取ることができます。
剥ぎ取っても、木には悪い影響はないようです。

小さい昆虫は、こんなところで冬を越していました。

この公園のケヤキの木から、ゾウムシ・テントウムシ・タマムシの仲間がたくさん見つかりました。

何がいるかは、樹皮を剥がないとわかりません。
はずれを引くと、クモやゴキブリなどがいることもあります。

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アカガネチビタマムシ(上)とアカアシノミゾウムシ(下)
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ベダリアテントウ

同じ公園のケヤキの木でも、木を変えればいるムシの種も変わります。
また、立ち枯れのアカマツや広葉樹などの樹皮を剥がすとケヤキの木では見られなかったホソカタムシやヒラタムシなどもいます。
落ち葉を集めて篩いにかければ、チビシデムシ・ハネカクシ・ゴミムシなどもいます。
どれも、微小な甲虫で昆虫の少ない冬だからこそ、目に着くムシたちです。

最近はトラップなどで簡単に採集できるようになりましたが、自分で見つけて採集することは、その昆虫の生態も分かりますし、何といっても楽しいものです。 
      
(椋木)

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by hagihaku | 2010-02-23 14:39 | いきもの研究室より
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