昨日、5月23日(日)、13回目の「浜崎伝建おたから博物館」が開催されました。
あいにくの雨模様でしたが、NPO萩まちじゅう博物館の学芸サポート班の皆さんと萩博物館とで、行事を囃してきました。 萩市浜崎の伝統的建造物群保存地区(伝建地区)のにおいて、「まち」や家々が開放され、地域の「おたから」が公開される楽しいイベントです。 今年は、NPO萩まちじゅう博物館学芸サポート班の古写真、レコード、歴史の各グループが参加されました。 古写真グループの皆さんは、博物館に収蔵されている古写真のデジタルデータ化やそれらのデータベースの構築を進めて下さっています。 今回は、そのデータを活用した古写真展示と、浜崎を巡りながらの新旧比較ができる「古写真で萩再発見・浜崎編」冊子を編集・紹介されました。 古写真を介した交流が進み、情報も寄せられました。 レコードグループの皆さんは、寄贈されたレコード資料の分類整理を進めて下さっています。 レコード資料とプレーヤー!で、ルクエストに応えました。 レコードを知らないこどもさんもあり、新鮮に映っていたようです。 歴史グループの皆さんは、日ごろはフスマの下張り剥がしや歴史資料整理のサポートをして下さっています。 昨日は、フスマの下張り剥がしの実演をされました。 たくさんの方が立ち寄られ、交流が進んでいました。 萩博物館からは、シンプルで奥深い遊び「竹がえし」で参加しました。 今年もお世話になった元醤油屋さんでは、二階の虫籠窓から、通りを見下ろすという体験ができました。 立ち寄られた皆さん、一様に感激されていました。 そして、浜崎といえば?人が集まるお祭りといえば、蒸気まんじゅうです! 蒸気船の形をした饅頭ですが、浜崎には、明治年間の中ごろから、大阪商船の蒸気船が寄港していました。 人、物、情報の集まった港町・浜崎です。 今回も、途中で様々なおたからを拝見して回りましたが、毎年新たな発見があります。 (清水)
by hagihaku
| 2010-05-24 10:25
| くらしのやかたより
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