萩博物館企画展「萩・北浦のクジラ文化」展が始まりました。
萩博物館企画展「萩・北浦のクジラ文化」展が始まりました。
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皆さん、大変ご無沙汰を致し失礼しております。
久々に萩博ブログに書き込みます。
昨年12月から開催していた「なつかしい日本のふるさと・萩」展に引続き、連続の担当です。
公私ともに暴風圏を航行するような(といって、経験はありませんので、多分)毎日を過ごしておりました。
ようやく企画展開催に漕ぎつけました。
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今回の企画展ポスター・チラシのデザインは、なかなかの評判です。
特に、このクジラの目が、可愛いとかいやらしいとか邪悪?とか・・・何かと話題になっています。
クジラを通して萩・北浦地域の歴史文化を見ていこうという企画展示です。
お運びをお待ち申しております。
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エントランスから展示室へと続く回廊です。
先ず、体長6メートルのミンククジラがお出迎えです。
河合晴義さんの大変に質感のあるイラストです。
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ミンククジラは、昔から萩・北浦地域に寄り来ていました。
江戸時代・明治時代の記録に、その名前は登場しません。
しかし、小型のヒゲクジラ、例えばナガスクジラの子どもなどとして分類されていたようです。
旧制萩中学校の博物教師であった田中市郎さんは、萩地域に寄り来たコイワシクジラについて幾度か記録しています。
昭和に入ってからは、ミンククジラをコイワシクジラと呼んでいたようです。
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企画展の導入として、6メートルに及ぶミンククジラを展示したのは理由があります。
上の展示パネルをご覧下さい
昭和初年、1930年ころに、萩地域にミンククジラが寄り来ていたことを示すビジュアル資料です。
今回、浜崎の海産物加工商店にこの写真が保管されていることが分かり、お借りしてパネルにしました。
大変鮮明な写真で、ヒレの白い帯や尖った口の形状など、ミンククジラの特徴を確認できます。
体長は約6メートル、撮影場所は浜崎の魚市場です。
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そして今回の企画展示、体長約8メートルのミンククジラ全身骨格標本に接することができます。
萩地域にも寄り来ていた、そして先々週にも!より来た(らしい、越ヶ浜に)ミンククジラです。
ヒゲクジラとしては小型ですが、その大きさを体感できます。
・・・ということで、企画展示のご紹介は続きます。    (清水)
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by hagihaku | 2011-05-06 10:13 | くらしのやかたより
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