西日本初公開!76年ぶりのダットサン14型
現在、開催中の特別展「日本の近代を拓いた萩の産業人脈」で、76年前に製造されたダットサン14型を展示しています。
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ダットサン14型は、旧萩藩士の出身鮎川義介(あゆかわよしすけ)が創業した日産自動車株式会社が、会社が設立された昭和10年(1935)に最初に製造したものです。ダットサンの前でポケットに手を入れている人物が、鮎川義介です。

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ちょうど、この年に萩市で市制施行3周年を記念して「萩史蹟産業大博覧会」が開催されました。この博覧会には、鮎川義介が創立した日本産業が日産館を建設し、日産自動車や日立製作所・日本水産など、日産コンツェルン傘下の各社が出展しました。
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日産自動車は、出来たてほやほやのダットサン14型ロードスターを出展しました。今回、特別展で出展しているものも、同じ型のダットサン14型ロードスターです。実に、76年ぶりに萩市に再登場しました。
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大正3年(1914)ダットサン生みの親橋本増次郎(はしもとますじろう)が、協力者の田健治郎(でんけんじろう)・青山禄郎(あおやまろくろう)・竹内明太郎(たけうちめいたろう)のイニシャルを組み合わせ「DAT自動車」と命名しました。そして昭和6年(1931)に至り、「DAT」の息子という意味の「DATSON」が完成しました。橋本増次郎の志は鮎川義介に引き継がれ、「DATSON」の「SON」は「損」につながるということで、太陽の「SUN」に変更されダットサンになりました。ダットサン14型ロードスターには、「ダット」を文字って「脱兎(だっと)」のマスコットが置かれています。
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特別展は、4月10日(火)まで開催しています(無休)。西日本初公開のダットサン14型ロードスターを是非ご覧ください。
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by hagihaku | 2011-12-27 15:53 | 企画展示室より
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