おとといのこと、萩博物館では絶好の環境のもとに、話題をさらった「金星の太陽面通過」の観望会が開催されました。 毎週日曜、仮面ライダーフォーゼを欠かさずに見ているわたくしとしては、なんとしてもこの世紀の天体ショーを見たいと気合をいれ、観望室に3度もかけあがり、望遠鏡を覗き込みました。 「う~む、どれどれ」と覗いてみると、見える、たしかに見える。ものすごくくっきりと、まん丸な太陽のなかにちっちゃいまん丸の金星が見えたのです。 そこでお昼休みの12時半ごろ、デジカメをレンズに近づけ、撮影を試みました。それがアップした画像です。皆さんも、もう105年後にしかこの現象が見られないなどと言われたら、是が非でも見たいと思われませんでしたか? わたくしは、フォーゼの合言葉「宇宙きたぁ!」さながらの状態でしばしわれを忘れ、仕事も忘れそうなぐらいでした。 いやいや、そんな馬鹿なことをいっている場合ではありません。秋の特別展までもう3ヵ月しかないのです! 特別展「楫取素彦と幕末・明治の群像」の準備はだいぶ具体化しており、ポスターやチラシも7月初旬にはできあがると思います。 そしてそして、仮面ライダーに話題がおよんだついでといっては誠に恐縮ですが、弊館エントランスホールではなんと、われらなつかしのテーマ展を開催しております。 特大「マジンガーZ」、特大「バトルフィーバーJロボ」、ソフビ人形「アカレンジャー」、超合金「ボルテスⅤ」、超合金「ダイターン3」などなど、これもわれを忘れてしまいそうなオモチャが出まくりの状態です。いまやアラフォーとなってしまった、昭和50年代のこどもたちの写真が雰囲気を醸し出してくれています。 さぁ、お父さんたち、これらのオモチャを前にして、わが子に熱く語っちゃってください!
by hagihaku
| 2012-06-08 18:35
| 歴史資料調査室より
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