萩博物館で開催中の特別展「最恐!危険生物アドベンチャー」では、公式関連アイテムとして、展示に登場する代表的な危険生物たちをデザインしたオリジナル特製缶バッジがあります。
先日ご紹介した展示プロローグ映像と同様、缶バッジのメインイラストも手がけたのは当館の学芸スタッフ! この缶バッジは会期中ずっと萩博物館ミュージアムショップの自動販売機で購入できる(どんなデザインの種類が出てくるかはお楽しみ)ほか、お盆期間(8/10~16)以外の平日限定で会場内で開催しているクロスワードクイズ「危険生物からの挑戦状」を解くと抽選で好きな種類があたります! たいへん好評をいただいており、本展のチラシの裏面に缶バッジのラインナップの一部を掲載しているものの、「ほかにどんな種類があるの?」という声が何件もあったようです。 そこで今日は、缶バッジの種類すべてを一挙に紹介したいと思います! シリーズその1、コモドドラゴン! 本展の目玉の一つ、世界最大・最恐のトカゲ。体長約2mもある国内有数の稀少な剥製を県内初公開しています。 缶バッジのイラストは、私(堀)が描画・彩色し、非常勤スタッフの松浦さんが気が遠くなるほどの時間をかけて丹念に墨入れしてくれました。 シリーズその2、コブラ! だれもが恐れる永遠の猛毒ヘビ。危険生物といえば、これを外すことはできません。会場内では迫力あるコブラの剥製がどこかであなたを待ち構えています。 缶バッジのイラストは、当館の陸上生物担当の椋木専門員が下絵を描き、堀が描画・彩色しました。 シリーズその3、ダイオウサソリ! 誰もが戦慄する毒蟲、サソリ。小さな生き物を想像しますが、このダイオウサソリは女性の手のひらサイズはあります! その雄姿を会場内の標本でお確かめください。 【缶バッジイラスト】下絵:椋木、描画・彩色:堀 シリーズその4、ホホジロザメ! あの有名な映画「ジョーズ」のモデルになった、世界一おそれられているサメ。剥製とともに、その実態が展示会場で明らかになります。 【缶バッジイラスト】堀 シリーズその5、ムベンガ! アフリカ最強の「殺人魚」!?・・・とうわさされることもある、体長1.4mにもなる世界最大のピラニアのなかま。 「怪魚ハンター」の小塚拓矢さんがアフリカで激闘の末に釣り上げたムベンガの貴重な頭の剥製を県内初公開しています。 【缶バッジイラスト】堀 シリーズその6、ブラックジャガー! 「ジャガー」とは現地の言葉で「ひと突きで殺す者」。その黒づくめの高貴な剥製を展示中。えもいわれぬカッコよさに、開幕以来、大人気です。 【缶バッジイラスト】下絵:椋木、描画・彩色:堀 シリーズその7、カショーロ! 別名「バンパイアフィッシュ」。見てください、下あごの鋭く長い歯を! いったい何をしでかすための武器なのか・・・それは展示会場でお確かめください。 【缶バッジイラスト】堀 シリーズその8、ホッキョクグマ! 展示会場のどこかに、見上げるほどの巨大な剥製が君臨しています。開幕前の内覧会のときから、見る人見る人の間で大人気です。 【缶バッジイラスト】下絵:椋木、描画・彩色:堀 シリーズその9、タランチュラ! 映画や小説などで名前は聞いたことがあるでしょう、世界的に有名な毒グモです。しかし、それには意外な事実があるのです。それは展示会場でのお楽しみ。 【缶バッジイラスト】下絵:椋木、描画・彩色:堀 シリーズその10、ピトフーイ! え?何それ?という声が聞こえてきそうですが、「危険生物」と何らかの関係があります。その秘密は、展示会場でのお楽しみ。 【缶バッジイラスト】下絵:椋木、描画・彩色:堀 以上、10種類が本展の危険生物缶バッジです。 が・・・、ミュージアムショップの自動販売機には、もう1種類ほどシークレットバージョンが入れられています。そのデザインはヒミツ。運がよければ、あなたの手に入るかも!? 萩博物館特別展「最恐!危険生物アドベンチャー」は明日、2度目の週末を迎えます。お気をつけてお越しください。 (堀)
by hagihaku
| 2012-07-13 10:38
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