危険生物!アカハライモリ
イモリヤモリの違いが分からないという声を聞くことがありますが、漢字で書くと分かりやすいですよ。
イモリは水にすみ、井戸を守るという意味で井守と書き、ヤモリはお宮や家などによくいて、それらを守るとして守宮(家守)と書きます。
イモリはカエルと同じ両生類、ヤモリはトカゲやヘビと同じ爬虫類でウロコがあります。

萩博物館で開催中の特別展「最恐!危険生物アドベンチャー」では、会場にアカハライモリのレプリカと写真が展示されていますが、バックヤードの生物研究室では非公開ではありますが生きたアカハライモリを飼育しています。

b0076096_8395713.jpgこれらは今年の6月に写真撮影用に萩市のむつみ小学校の水田で採集したペアーで、撮影した後は標本にしようと思っていましたが、愛情がわいてしまい、そのまま飼っています。
エサは何でも食べてくれるので飼育はとても簡単。生物研究室の非常勤職員の女性がそれぞれ名前をつけて面倒をみてくれています。
こうなると、しっかり飼いこんで観察や飼育展示などに活用し、寿命がくるまでは標本にはできませんね。
私はもともと昆虫が専門で、カブトムシやクワガタムシなどを採集したときは、すぐに薬で標本にすることに抵抗がありません。しかし、生かしたまま持ち帰るとちょっと愛着がわいてきて標本にするのがかわいそうになってしまいます。そうこうしているうちに長く飼育し、自然死したときには足の爪が取れたりしてきれいな標本にできない場合が多く、後悔することがあります。

イモリは、皮膚からフグ毒と同じテトロドトキシンを分泌するため危険生物とされていますが、ちょっと手で触れた程度では危険ではありません。
フグと同じで、食べると危険です。また、さわった手で目をこすったりするとよくないので、両生類をさわった後にはよく手を洗うようにしましょう。

(椋木)

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by hagihaku | 2012-08-07 08:44 | 展示のご案内
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