縁起物!?純白のナマコ、萩博物館で飼育展示(2013.2.5)
【白いナマコの記事をお探しの皆さまへ】
このページは過去(平成25年)に掲載した萩博物館の白いナマコに関する記事です。
先日(平成28年2月)当館から発表した白いナマコほか5色セット「長州なまこファイブ」に関する記事については、下記URLをご覧ください。
http://hagihaku.exblog.jp/25340989/
(平成27年2月11日加筆)




先ほどのヒョウモンダコの紹介に引き続き、またまた堀からのお知らせです。

珍しいため「縁起物」といわれる、純白のナマコが近海で採集されたので、萩博物館で飼育展示します。

b0076096_18244062.jpg
◆いきさつ◆

去る2月3日、かつて当館で働いていたYさんを通じ、Yさんのお知り合いが阿武町で白いナマコを釣り上げたとの連絡が萩博物館に入りました。さっそく私が現場にうかがい、寄贈を受けました。

体長: 約20 cm 
採集地: 阿武町奈古漁港  
採集日: 平成25年2月3日(日)午後13時頃 
採集者: 横山正文さん(萩市川上)  

◆このナマコについて◆

標準和名「マナマコ」(真海鼠)。日本~韓国・中国にすみ、ナマコ類の中でも最もふつうに食用とされる種類で、体長20~30cmぐらいになります。水温が高い時期は休眠し、冬ごろに活動し旬を迎えるため漁がおこなわれます。

ふつう、岩礁にすむものは赤っぽい色で通称「赤なまこ」、砂泥底にすむものは青緑~黒色で「青なまこ」「黒なまこ」などと呼ばれます(ただし、現在では「赤なまこ」と「青・黒なまこ」とは別々の種類の可能性が高いともいわれています)。
ときどき、遺伝子の突然変異によって色素がない「アルビノ」タイプの個体が生まれることがあり、それが今回発見された白い個体と考えられます。

このような白い個体はほぼ毎年のように全国各地で数回ずつ見つかってはいるものの、それでも通常タイプの個体と比べれば非常に少ないため、見つかると「縁起物」「幸せを呼ぶ」として喜ばれ、各地で人気を博しています。

◆展示について◆

萩博物館では平成18年と19年にも近海で採集されたものを飼育展示したところたいへん好評をいただきました。そこで、萩博物館では6年ぶりに、この人気の白いナマコを飼育展示します。

展示場所: 萩博物館「いきもの発見ギャラリー」内の小型水槽
展示期間: 平成25年2月5日(火)より当面の間
※ 参考として、通常タイプ(「赤なまこ」「青なまこ」)も比較用に飼育展示しています。
体調により展示を中止する場合があります。

「縁起物」なので、じっくり眺めれば受験や就職、願い事が叶うかも!?

(堀)

[PR]
by hagihaku | 2013-02-05 18:26 | いきもの研究室より
<< リュウグウノツカイ、萩博物館に... 危険生物ヒョウモンダコ、萩博物... >>