4月18日(木)、大変に静かな企画展展示替え期間中の萩博物館です。
企画展「コマーシャル100年 in 萩」展は、4月7日をもって終了いたしました。 たくさんのご来場、ご観覧まことにありがとうございました。 おかげさまで会期中13,500名(昨年比100.4%)のご来場がありました。 また、昨年度の萩博物館企画・特別展年間入場者数は、過去2番目の121,129名にのぼりました。 厚く御礼を申し上げます。 今年度最初の企画展 「幕末明治の洋行者たち ~藩都萩に眠る古写真から Ⅱ ~」は、明後日4月20日(土)開幕です。 道迫真吾主任研究員が担当します。 どうぞご期待ください。 そして、前回担当のわたくしですが・・・ 今年度も最後の企画展の担当となり、準備を進めております。 1962年9月に萩市櫃島において撮影された写真です。 櫃島の全島民10世帯79名の皆さんが、カメラを見つめています。 背後には良く耕された広い畑が広がり、遠くに防風林の松林が見えます。 皆さんの笑顔が印象的です。 朝日ジャーナルの1962年10月21日号に、埴谷雄高さんによる櫃島のルポルタージュが掲載されていますが、その取材の折に撮影されたものです。 撮影は飯田耕三さんとあります。 どなたか情報をお持ちではありませんでしょうか? 2012年9月の統計資料によると、櫃島の世帯数は4世帯、人口は6人となっています。 実際には、島民の皆さんは本土に転居され、農作業などの用事がある時に渡島されている状況です。 今年度の担当企画展のタイトルは、「ふるさとの島、ふるさとの山河」です。 「ふるさと」にについて思いをいたす展示を構想しています。 形にするには少々難しいテーマであり、準備の時間も少ないのですが、市民の皆さんと一緒に鋭意取り組んでみようと思っています。 (清水)
by hagihaku
| 2013-04-18 13:08
| くらしのやかたより
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