海を拓いた萩の人々、21 ~ 市民の皆さんに参加していただいた展示 ~
5月2日午前5時、某国では夜が明けようとしています。
日本時間では午前11時です。
学芸員某が某国にいることについては、またあらためて報告します。

さて、「海を拓いた萩の人々」展についてです。
展示資料の返却等で、随分と更新を怠っておりました。
そうなのです、実は4月5日をもって、企画展示は終了致しました。
期間中に展示の最終コーナーまでご紹介ができませんでした。
申し訳ありません。
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学芸員某が担当する企画展示は、毎回、何がしかの形で市民の皆さんに参加していただいています。
それは、市民の皆さんに、住まいする萩について、一緒に再発見していただきたいと考えるからです。
展示導入部分の櫓は、玉江浦の漁業者の皆さんのご協力で展示ができました。
多くの情報も寄せていただきましたし、多くの皆さんが企画展に足を運んで下さいました。
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その傍らの展示は、NPO萩まちじゅう博物館学芸サポート民具班の皆さんの手によるものです。
日頃、ボランティアで民具の受入れやクリーニング、分類整理を行って下さっています。
今回は、展示テーマにかかわる道具について、活動成果の一部を展示していただきました。
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フライキ(大漁旗)や漁具・船具の展示については、越ヶ浜や玉江浦、三見浦の漁業者の皆さん、そして山口県漁協の越ヶ浜支店や玉江浦支店のご協力をいただきました。
爽快で愉快な体験談も随分とお聞きしましたし、貴重な情報を集積することができました。
感謝感謝です。
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海を拓いて行った漁船を多数造った船大工さんにもご協力をいただきました。
木造船の厚さ6㎝の舷側板に、羽魚(カジキマグロ)の吻が突き刺さっていものを修繕したことがあると仰っていました。
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資料調査で漁協支店に伺った折りに、たまたまお会いした元延縄漁船の船頭のAさんには、「フク延縄やアマダイ延縄漁の変遷が分かるように漁具を作ってあげよう」と、大変に有難いお申し入れをいただきました。
そして、「あたくしたち(私達)の携わったことが記録として残るのであれば、これほど嬉しいことはない」と、それらの漁具を寄贈して下さいました。
このAさんからは、大変に貴重な漁業史料をご出展いただいたのですが、それについては、またご紹介しましょう。

多くの市民の皆さんに参加していただき、支えていただいて開催できた「海を拓いた萩の人々」展です。
展示期間中に、このブログでそのことをご紹介し、御礼申し上げられなかったのは、学芸員某の怠慢です。
大変申し訳ありません。

・・・ つづく ・・・   (学芸員某こと清水)
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by hagihaku | 2015-05-02 12:39 | くらしのやかたより
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