今日9/27(水)は、大島中学校2年生と萩博物館の連携授業「陸に昆虫・海に貝―知ってる?大島のこと」の2学期3回目の授業。貝類班の活動を報告しましょう。
前々回から、貝類班8名は、2名ずつ4班に分かれ、「ニナ類」、「カサガイ類」、「ニシ類」、「二枚貝類」それぞれ、どんな環境にいるかを調べることに。 ← まずは教室にて、堀が磯のいろいろな環境の図を黒板に書いて説明。今までは何気なく手当たり次第に貝を採集していましたが、今日は磯に行ったら目を皿にしていろんな環境を認識し、環境ごとに自分の担当の貝がどんな風に生息しているか記録をして採集しよう・・・そうお話ししました。 実は大島中ではもうすぐロードレース大会があるとのことで、みんなは2日に一度は練習でランニングしているとのこと。そのランニングの後とのことで、今日はいつもよりちょっと疲れ気味。 ← でも責任感の強いみんな、班ごとに磯に出て環境と貝の関係の調査を始めました。 ← 「二枚貝班」のNTさんとCNさん。 大島の海は秋めいて水がひんやり。海に浸かるのは今日はちょっとツライんで、岸から一生懸命海をのぞきこんで貝の「すみか」をさがします。 でも、二枚貝は波打ち際より陸側にはあまり見つからなくて、ちょっと苦戦・・・ ← こちらは「カサガイ班」が採集したマツバガイ(松葉貝)とコウダカアオガイ(甲高青貝)。 カサガイ類は、波打ち際より陸に近いところにも沖に近いところにも、それぞれいろんな種類が見つかりました。いい調査結果が出そうかな・・・? ←「ニシ班」は本来はイボニシやレイシガイなどを主に調査する予定でしたが、班員のNNさんがなんとタカラガイの生きた貝を発見! 長さ1cmほどのメダカラ(目宝)という種類のタカラガイです。萩では波で擦れたものが海浜によく打ち上げられますが、生きている時の貝は、ピカピカと黒光りして高級感がありますね!! ・・・でも、本命の「ニシ類」も探さなきゃ。 ← こちらは「ニナ班」の奮闘シーン。RT君は、石組みの防波堤に腹ばいになって、陸上自衛隊式に貝を探索!!。 ・・・こういう真剣さをたびたび見せてくれるのが、大島中の生徒です。 ← さっきのRT君、現地調査の後は相棒のNI君と環境と貝の関係をノートに記録。 こうして、ちょっと本格的な調査が始動。次回は10/5(木)、今日と同じ方法で野外調査をし、少しずつ論議を進めていきます。 大島中と萩博の連携授業は、10/13(金)に萩博物館で「山口県中学校理科教育研究発表会」で公開授業、10/28(土)には大島中学校文化祭にて結果の中間発表をおこないます。これから、それに向けて大忙しです・・・ みなさん応援してくださいね。
by hagihaku
| 2006-09-27 20:00
| 萩博講座(ワークショップ)
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