本日、午前10時30分~12時00分に「日食をみよう」を開催しました。
私は朝から天気のことだけが心配でしたが、心配した天気も何とか持ちこたえてくれて、日食の観察をすることができました。今回の日食は部分日食で、太陽のわずか7%ほどが欠けるだけでしたが、それでも日食の観察に成功された方々は感動されていました(一番テンションが上がっていたのは私かも・・・)。 観察は、遮光板、太陽フィルター付きの望遠鏡、Hαフィルター付きの望遠鏡、テレビ画面に写したライブ映像で行い、50人以上の方が参加されました。 今回の日食は日本では日本海側の地域のみで見られ、萩市は全国的に見れば最も欠け具合の大きな地域でした。 写真は、最も大きく欠けた(7%)時の太陽で、午前11時30分頃に撮られたものです。周りの黒い部分が空(雲)で、太陽の縁がぼんやりと見えるのは薄い雲がかかっていたせいです。右上の欠けている部分が月が太陽を隠している部分です。つまり、欠けて黒く見えるのが月本体の一部ということになります。(撮影:萩天文同好会) 次回、日本で日食が見られるのは2009年7月22日で、萩市からは太陽の約90%が欠けて見えます。乞う、ご期待!!
by hagihaku
| 2007-03-19 18:22
| 天体観測室より
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