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噂の東京ミッドタウンに萩の花が
噂の東京ミッドタウンに萩の花が_b0076096_2334055.jpg噂の東京ミッドタウンに萩の花が_b0076096_2342474.jpg
先日私用で「江戸」に行ってきたついでのお話。
ひと月ほど前、六本木にオープンしたばかりの東京ミッドタウンに寄ってきました。

江戸時代、この場所に長州萩藩下屋敷があったという縁で、萩市から夏みかんや椿が寄贈されたというのはニュースで知っていましたので、どんなふうになっているのかを確認してきたというわけです。

噂の東京ミッドタウンに萩の花が_b0076096_2325879.jpg私は植物の専門ではないですので、
ありきたりのことしか言えませんが、
まだちっちゃくて苗木のようです。
ただ、ネームプレートにはしっかり
「ナツミカン」とあります。
しばらくすると立派に成長して、
ゴツゴツした実がなるかも…?!。

噂の東京ミッドタウンに萩の花が_b0076096_23253439.jpgこちらは「萩小町」
椿の一種で、もとは萩にある
笠山椿群生林
のものらしいですが、
まだこんなに可愛らしい状態です。

噂の東京ミッドタウンに萩の花が_b0076096_2326572.jpgまた、公園のかたわらには「檜坂」というのがあります。大都会、しかも六本木ですので、およそ江戸の雰囲気などまったくないのですが、東京ミッドタウンのなかでもここ「檜町公園」は辛うじてその面影を残してくれているようです。

なお、毛利家の屋敷には檜の木が多かったということから、「檜屋敷」とも呼ばれていました。現に吉田松陰の手紙を読んでいると「檜屋敷」というのが出てきたりします。

かつて、萩から江戸に上った松陰や高杉晋作、桂小五郎たちもこのあたりを闊歩していたのかと、想像するだけでゾクゾクしますよ!

東京の皆さんはすぐに行けるでしょうが、萩市にお住まいの方も上京される際はぜひお訪ねくださいね。

(道迫)
by hagihaku | 2007-05-02 23:47 | 歴史資料調査室より
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