先日のブログでお知らせした「君と竜宮城へ」展ができるまで・・・その後のPart 2です。
「萩藩雲谷派の世界」展の撤収の翌日6/27、私は「君と竜宮城へ」展で展示するモノを借りるために東京へ。 その間、萩博の萩再発見ギャラリーでは、「君と竜宮城へ」展の大道具の設置が急ピッチでおこなわれました。 ← がらーんとした萩再発見ギャラリー。 床に置かれている大きな板に注目! これが今後、「君と竜宮城へ」展の会場内の雰囲気を出すための仕切り壁になっていくのです。 ← 萩博では、ふつうは展示制作のほぼすべてを学芸スタッフが気合と根性でやっていますが・・・ ・・・今回の壁づくりは特殊な仕事ですので、業者さんが担当。 いま、床に横たわる壁の素材の前で、業者さんが打ち合わせをしています。 ← そのしばらく後、高さ2m40cmのりっぱな仕切り壁が姿をあらわしました! ← 会場の内側から見たところ。 中央に、ゲート(門)がありますね! これが後に、みなさんを竜宮城の城下町にみちびく「竜宮門」となるわけです。 「壁なんて板を立てるだけだから簡単でしょ」・・・と思う人もいるかもしれませんが、2ヶ月間も倒れることなくたち続けていられる壁を立てるのはたいへんなこと。 あちこちに、さまざまな工夫がこらされています。 ← これは壁を内側から支えているツッパリ棒。 ← 仕切り壁に、室内の雰囲気を出す色紙がはられていきます。 ・・・これも「簡単でしょ?」と思うかもしれませんが、巨大な紙を空気の泡が入らないようにビシッと壁に貼るのはものすごく難しいこと。たいへんな技術がここで駆使されています。 ← 現在の会場の写真。 色紙が貼られた仕切り壁は、「君と竜宮城へ」展でみなさまに臨場感をもって竜宮城探検を楽しんでもらうための大黒柱となって、今も会場内に立ち続けています。 こうして仕切り壁が完成しましたが、展示制作作業はまだまだ続きます。この後の展開はまた後日! (堀)
by hagihaku
| 2007-07-19 12:37
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