常設展示の改変が佳境を迎えています。
先日、ムクノキ氏より紹介がありましたように、 現在、萩博物館では、常設展示の改変が進行中です。 本日、木造展示ケースの組立が始まりました。 実は、その資材搬入のために、バックヤードとトラックヤードを片付けている最中、あのおぞましい生物が私めの目の前に姿を現したのです。 その前日にも外で1匹、先週の初めには事務室入り口近くで1匹(超大型!)、ここだけの話し萩博物館では、実に由々しき問題が起きているのであります。 つまり、クモの餌になる虫がたくさん居て、そしてそれを食したクモが大きくなっているということなのであります。 大問題なのであります! しかも!今年も含めこれまでの出現?においては、ほとんど私が第一発見者!! 話題を変えましょう。 展示ケースは3台増設されます。 そして新に、歴史資料約80点を展示することになります。 歴史展示の面積も増えます。 歴史の流れやストーリーを重視した展示を展開したいと考えています。 これまでの展示室以外にも、情報センターや回廊、館外の長屋門も改修し、それぞれ「いきもの研究室(仮称)」、「回廊展示室」「くらしの展示室」を開設します。 既設の「天体観測室」などとともに、小中学校の利用が増えるような体験展示や普及活動も展開していく予定です。 改修工事は、大好評開催中の「君と龍宮城へ」展が終了する9月2日夜から取りかかります。 回廊展示室「萩ゆかりの人びと 100名」展示は、先行して取り組み、先般、ご覧いただけるようになりました。(報告が遅れており、申し訳ありません) 現在、グラフィックやキャプションの制作、展示資料制作、展示資料準備などなど、学芸スタッフが総がかりで当たっているところです。 改修された展示室は、9月15日からの公開となります。 途中、燻蒸による閉館を含め11日間での改修です。 けっこう大掛かりな改修の割には、静かに事を進行させております。 日々追われ、広報する余裕が無いというのが実情です。 事前のお知らせが少なく誠にまことに申し訳ありません。 左写真、ケース組立を確認中の堀、道迫両研究員。 (つづく、清水)
by hagihaku
| 2007-08-29 20:12
| くらしのやかたより
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