宮本常一のまなざし、見島編
NPO萩まちじゅう博物館の学芸サポート班(古写真グループ)の皆さんと、見島へ行ってきました。

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旅する民俗学者・宮本常一さん撮影の写真群が、萩市見島へ里帰りしたことは、以前このブログでご紹介しました。
撮影された場所の特定や、内容についての情報収集を、ようやくですが始めることにしました。







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旧萩市内の撮影場所の特定については、NPOの学芸サポート班の皆さんと、ほぼ終えることができました。
同様に見島の写真についても、というところですが、なにせ土地勘が無いと難しいことから、先ずは島を歩いてみようということになりました。

船上で作戦会議?中のサポート班の皆さんです。





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前日の萩市の気温は33度を超えました。
この日も、朝から快晴。
いまだ「盆北」の風は吹かず、穏やかに「マジ」の風吹く海上を、定期船「おにようず」は快走。
いかにも暑そうな見島には10:15到着。






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島では、まず、見島総合センターに向かいました。
夏休み期間中、ここに200枚を超える宮本写真群を情報を得るために展示し、島民の皆さんに見ていただいていました。
島民の3~4人に一人は見に来られたということで、多くの情報も寄せられました。

実はこの日は島民運動会の前日。
皆さん、そちらの準備で忙しく、お話を伺うのは次の機会となりました。



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センター所長の中家さんから情報をいただき、ジリジリと(夏の!)太陽が照りつける中、撮影場所の特定を始めました。









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道々、島の皆さんから、様々な情報を寄せていただきました。

住吉神社近くで、お母さんとお嫁さんに話を伺いました。

ちなみにこちらのお嫁さんは、13年前の年末から正月にかけて、見島の年越し行事記録で島を歩き回っていた私めを覚えていて下さいました。





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宮崎山の上から、宮本常一さんによって撮影された見島本村の旧港です。
住吉神社が写っています。








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上の写真が撮影された場所を特定し、近い場所から2007年の見島を記録してみました。

変ったもの、変らないものが見えて来ます。

撮影場所は金毘羅社で、たまたま話が見島の風のことに及びました。
あらためて昭和35年(1960)撮影の上の写真を見た時に、漆喰で瓦をとめた家が多数あることに気づきました。




この後、本村の東の墓地やジーコンボ古墳群、八丁八反と呼ばれる水田を訪ねました。
その様子については、またご報告いたします。   (清水)
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by hagihaku | 2007-09-22 13:22 | くらしのやかたより
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