わたしはふだん、徒歩での通勤ですが、今日はまた一段と、春を感じさせるような朝でした。
年度の変わり目が近づき、皆さんもいろいろとせわしい日々を送られていることかと拝察申し上げます。 さて、ご連絡がおそくなりましたが、一つお知らせがあります。 先だって、文化遺産オンラインというデータベース上に、「吉田松陰先生絵伝」のデータをアップしたと書きました。 ですが、このデータベースに記載された解説では、絵の1枚ごとの意味がよくわからないとか、もっと深い内容や面白いエピソードが知りたいとか、今ひとつ不充分な面があるようにも思えます。 そこで、皆さんの知的好奇心をもっと満足させていただくことができるよう、こういうのをご用意させていただきました。 維新史回廊トピックス〈Vol.6〉 この記事はもともと、昨年末に山口県の文化振興課という部署が発行した同名の紙媒体で、最近よく耳にしますが、いわゆる「ニューズレター」です。ご担当の方にうかがったところによると、あっという間にこのニューズレターはほとんど在庫が尽きたとのことで、ついてはweb上に転載してよろしいかということでした。 萩博としましても、この絵図資料を広く普及させるという目的に合致するため、わたしは喜んで執筆を引き受け、webでの公開もO.K.と返事いたしました。 皆さんも、じっくりとこの絵図を隅々までご覧いただくことで、わたしとはまた一味違った見方や考え方できるかもしれません。古文書の世界とは違い、あまり堅苦しくもありませんので、知的な遊びを行うツールとしてご活用いただけるよう願っております。 (道迫)
by hagihaku
| 2008-03-15 09:02
| 歴史資料調査室より
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