風雲!昆虫城
先日の萩博ブログでご紹介した「風雲!昆虫城~カブトムシたちの戦記~」のオープニングセレモニーの続きです。 「昆虫城・・・それはこの世のどこかにあるという、カブトムシが治める伝説の城。 そこでは、多くの昆虫が平和に暮らしていました。 ところが今、その城がナゾの敵にねらわれているというのです・・・。」 ・・・というrie事務局員のナレーションの後に登場した2人のクワガタムシ頭+裃姿の昆虫城家臣たち。 「殿~っ!殿はいずこじゃ~っ!」 「昆虫城の一大事でございます~!!」 ・・・と叫びながら、エントランスのセレモニー参加者の間を走り回っていたところ・・・ 「なんじゃなんじゃ! 騒々しいーっ!」 奥の方からある人物がノソノソと登場。 「ええい、何ごとじゃ~!!わしを呼んでおるのは誰じゃ!」 金ぴかの着物にカブトムシの頭・・・どうやら、昆虫城の城主のようです。 (悪代官のようにも見えますが・・・) さっきまでエントランスを走り回っていた家臣たち、ほっとした表情で城主のそばにそそくさと集結。「殿~!!そちらにいらっしゃいましたか!!探しましたぞ。」 家臣: 「殿!殿! 昆虫城の一大事でございます。ナゾの敵に昆虫城が襲われております・・」 城主: 「なにっ!? わが昆虫城もこれまでか・・・」 「・・・いや! まだ望みはあるぞ! そうじゃ、華舞闘侍(かぶとざむらい)じゃ!昆虫城の危機を救えるのはあの男しかおるまい。華舞闘侍を呼べぃ!華舞闘侍を呼べぃ!!」 ・・・と、城主の声がエントランスに響きわたりました。 ナゾの敵に侵入された昆虫城の城主、城の危機を乗り切るため華舞闘侍なる人物の出動を要請したようです! ずいぶんあきらめが早くて、すぐに他人に頼ろうとする殿だこと・・・^_^; す・る・と・・・ エントランスの反対側、参列者の後ろの方から声が。 「華やかなること 花のごとく 舞いあがること 鷹のごとく 闘うこと 獅子のごとし・・・」 低い声とともに、黒いマントの人物がエントランス後方に現われました。 この展示のキャラクターの華舞闘侍(かぶとざむらい)です! あの華舞闘侍が、オープニングセレモニーに姿をあらわしました! あっけにとられるやら、ざわめくやらの参列者の席の間を通り抜け、来賓席の前にさしかかったかと思うと、マントを翻して刀を抜き、 「やあみんな、拙者は昆虫界さすらいのお助け人・・・華舞闘侍でござる!」 ・・・と決めポーズ! そして華舞闘侍いわく、 「みんな聞いたか?昆虫界の奥地にあるという昆虫城が危機らしい。 みんな、拙者とともに昆虫界へ!そして、みごと昆虫城にたどりついて敵の正体を見きわめ、城の危機を救うのだ!!」 「が、いまはまだ人間界と昆虫界の間が仕切られている。それを断ち切らなければみんなは昆虫界に入ることができない。では、仕切り・・・テープを断ち切って昆虫界へ突入だ!」 ・・・てな感じで華舞闘侍に煽られ、市長、議員、展示協力者、明倫小の子どもたちでテープカット!! こうして人間界と昆虫界の間の「結界」が断ち切られ、オープニングセレモニーは大盛況のうちに終了。その後、参列者は昆虫界(=展示室)の内覧会へと旅立っていったのでした。 ここから先、オープニングセレモニーに先立って明倫小の子どもたちに「プレ内覧会」の写真を少しだけ。 ここが「風雲!昆虫城」展の会場入口。 右側に、ツタなどの草でおおわれた怪しいトンネルが見えます。このトンネルが通称「昆虫界トンネル」 。このトンネルをくぐりぬけると、そこは人間界の常識は一切通用しない、昆虫たちの世界-「昆虫界」 なのです。 昆虫界トンネルの前にならび、突入の時を今か今かとワクワクして待つ明倫小の子どもたち。 そして、これから昆虫界に入るにあたっての「心がまえ」などを丁寧に話すNPOガイド班の尾崎さん(列の先頭)。 そして、いよいよ突入の時がやってきました! 明倫小の子どもたち、昆虫界トンネルに突入!! このトンネルの向こうは、総勢3,000種・10,000匹もの昆虫たちが待ちかまえている昆虫界。この後、彼ら・彼女らは何を目撃し、どんな体験をすることになったのか・・・!? ・・・それは彼ら・彼女らだけが知っています。 というわけで、7/11(金)のオープニングセレモニーとプレ内覧会の様子のご報告でした。 この先、このブログにてこの展示の見どころや楽しみどころなどを随時ご報告していきますよ。今後も萩博ブログをお楽しみに! (堀)
by hagihaku
| 2008-07-24 12:03
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