カテゴリ:展示のご案内( 156 )
ギャラリートーク+1 5月3日(水・祝)午前の部追加
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「高杉晋作の決意」一坂太郎ギャラリートーク

特別展『高杉晋作の決意』-明治維新への助走-、
展示担当の特別学芸員一坂太郎によるギャラリートーク追加します
5月3日の午前も行います。

その外の日程

4月30日(日)、5月4日(木・祝)、5月5日(金・祝)、5月3日(水・祝)
朝10:30~ 昼14:00~

5月7日(日)
昼14:00~

本物の書状、筆跡、血で辿る
晋作のものがたりです。


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by hagihaku | 2017-05-01 08:34 | 展示のご案内
2016夏のビッグアニマル展のリアルタイム情報
萩博物館の今夏の特別展「衝撃!ビッグアニマル大接近」の準備が着々と進行中です。
リアルタイムの生の情報を新たにフェイスブックにも掲載しはじめましたので、ぜひご覧ください
https://www.facebook.com/hagihakufan/

リアルタイムの生の情報はフェイスブックへ、写真をつかった詳しい説明はこのブログに掲載していきますので、ともどもよろしくお願い致します。

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by hagihaku | 2016-06-15 21:51 | 展示のご案内
2016夏の萩博物館は巨大動物・・・「衝撃!ビッグアニマル大接近」

萩博物館の「夏」を楽しみにしている方々、お待たせしました。
今年の夏も、もちろん萩博物館はやります。
この夏の萩博物館のテーマは「巨大動物」・・・ザ・ビッグアニマルです!

例のごとく、ただの展示会ではありません。
萩博物館ならではの独特の世界観とサプライズとメッセージをめいっぱい織り込んで、博物館らしからぬ異色のアングルで「巨大動物」にズバッと迫ります。

地球の過去から現れた巨大動物 約150種類の標本・剥製・複製・写真など約300点を一堂に公開!

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萩博物館夏期特別展
衝撃!ビッグアニマル大接近 ~地球をゆるがす巨大動物たち~

1ヵ月後の7月15日(土)開幕です!
(~9月25日(日):無休)

写真は、これより県内・近県に羽ばたいていくリーフレットです。
くわしくは後日、萩博広報担当から再度リリースを。

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by hagihaku | 2016-06-14 17:36 | 展示のご案内
萩博物館「最強昆虫列伝」オフショット集
萩博物館の「最強昆虫列伝」(7/6~9/7)が閉幕し、4日が経ちました。

先の「最強昆虫列伝」展では、当館スタッフはもちろん、萩市観光協会の職員さん、萩博物館への職場体験の学生さん、萩市広報課の係長などさまざまな方々がいろんな場面で写真を撮影し提供してくださいました。
その中からいくつかを選んでご紹介したいと思います。

現在準備中の秋季企画展の情報発表までしばし、
「最強昆虫列伝」オフショット集として、2014萩博の夏を振り返ってお楽しみください。


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「最強昆虫列伝」展の会場設営作業

萩博物館は年に4~5本もの特別展・企画展を打つため、前の展示と次の展示の間を約2週間しか空けません。
当然、インターバルの約2週間は前の展示の撤収と後の展示の設営で大忙し!

夜遅くまで、業者さんと当館スタッフとで突貫工事でガッチンガッチンつくっていきます。

【2014.6.29撮影】

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椋木専門員の昆虫展示作業、報道取材

この展示会は当館の昆虫専門員の専門性がフルに発揮される渾身の展示会。
NHK山口放送局で特集番組を放映するということで、日ごろ公開されることのない標本製作や展示作業などの密着取材を受けました。

【2014.6.29撮影】

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カマキラーの原案スケッチ

この展示会は萩博物館名物(!?)、職員扮するキャラクターが展示映像やイベントに出演する一風変わった展示会。
そのキャラクターのひとつ、S副館長扮するカマキリの化身・カマキラーの原案づくりは、展示担当者がもっとも苦心した作業の一つでした。

あれこれ思い悩みつつ手書きし、仕事でヨルダンへ海外出張中の副館長へこの原案をメール送信。
「下に着る衣装の上下の色がどーしても決まりません!考えてください!」と添えて。
約1週間後、かろうじて原形をとどめつつ、大きく変貌したキャラクターが誕生しました。

【2014.5.19撮影】

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じゃれあうカマキラーとDr.ムッシー

S副館長が衣装の色や素材や形状にこだわりにこだわった末、誕生した本番バージョンのカマキラー(左)。
同時平行してプロデュースされたM専門員扮するドクタームッシー(右)。

展示映像の撮影の合間に、じゃれあうシーンを激写!

【2014.5.27撮影】

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市内の公園で展示映像のロケ

当館の職員扮するキャラクターが出演するロケは、このように萩市内の公園などを利用して実施。
セリフはまず当館の堀が考え、クリエイターさんと協議をして決定。

・・・が、当日 現場でS副館長がアドリブでどんどん変えていったり、M専門員が何度も噛まないよう簡略化したりバタバタ。

周囲の森に響くカラスの声、おそいかかってくる蚊、いきなりの雨・・・など、数々の問題をかわしながら、クリエイターさんとともに撮影を続けていきます。

【2014.5.27撮影】

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こんな映像シーン、あったっけ?

クリエイターさんによる展示映像のロケシーンのひとつ。
公園の木にもたれかかり、たたずむカブトロイダー。
こんなシーンありましたっけ?
― ちゃんとあります!先日紹介したプロローグ映像、インターバル映像、エピローグ映像から探してみましょう。

左方に、カブトロイダーが見るカンペをもってひたすら耐えて立つアシスタントのHさん、
そして、スキあらば演技指導してやろうと撮影シーンを見守るカマキラーの姿。

【2014.5.27撮影】

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あらっ!?カブトロイダー2号!?

7/11、kyr山口放送による生中継がおこなわれました!キャスターの原田さん(左端)が元気に明るくリードしてくださるので、当館スタッフも楽しく出演。

その後、生中継の最後のお別れシーンにて・・・
H主任研究員(左から2人目)のとなりに、妙に背が高くやせたカブトロイダーが!
あらっ!? カブトロイダー役って、H主任研究員じゃなかったの?

ディレクターさんのアイデアによる、ちょっとしたお宝シーン。このシーン、生中継の最後に本当に放映されました。

【2014.7.11撮影】

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児童クラブの子どもたちも展示を満喫

萩博物館では、子育て支援課の協力により、萩市内の各児童クラブのカリキュラムに夏の展示会の見学を組み込んでいただいています。
7月は総勢数百名にものぼる児童クラブの子どもたちと引率者の方々が千客万来!

この児童クラブによる団体見学コースは、NPO萩まちじゅう博物館のガイド班の皆さん(右端)が熟練の話術と誘導で対応してくれました。

【2014.7.23撮影】

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なかなかイイ出来だ、昆虫トレイン

この展示会の目玉のひとつは、関連イベントとして実施した、
全国的にもめずらしい博物館プロデュースによる鉄道企画「昆虫トレインツアー」。

このツアー実施にそなえ、新山口駅の車両所の車庫にてキハ40型ディーゼルカーにオリジナルラッピングとヘッドマークの設置作業。

JR西日本の方々の立ち会いのもと、業者さんがプロの技術を駆使し、約4時間もかけてりっぱな昆虫トレインが完成!
同行した私はもちろん、業者さんやJR西日本の方々も「んー、なかなかいい列車ができましたなぁ~」とご満悦!

【2014.7.24撮影】

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昆虫トレインを見送る野村萩市長

昆虫トレインツアーは予想以上に大人気で、2回のツアーそれぞれ定員の2~2.7倍もの応募が。
7/26の第1便(むつみコース)では、昨夏の豪雨被害を受けた萩市須佐地域の子どもたち18名(復興特別招待)をふくむ総勢64名が参加。

萩駅では、駅長姿の野村萩市長(右)が昆虫トレインに発車合図を出し、参加者に手を振って見送りました。
子どもたちも車内から一斉に手をふり、元気よく萩の大地へと旅立っていきました。

【2014.7.26撮影】

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発車式の予行練習もバッチリ

同じく昆虫トレインツアーの、今度は8/23の第2便(須佐コース)の発車式にて。
萩市田万川地域からの復興特別招待のお子さん2名が萩駅での発車式でひとこと発することになりました。

どんなときでも、どんな人でも、大勢の前で言葉をキメる前はちょっとドキドキするもの。
司会役の萩市観光協会の山口さん(右)と萩セミナーハウスの久保田さん(左)が、やさしくフォローしながら予行練習!
これでバッチリだね!

【2014.8.23撮影】

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職場体験の学生さんも昆虫トレインをパチリ!

昆虫トレインツアー第2回目がおこなわれる直前、萩博物館ではちょうど萩市内の中学生による職場体験が。数日間、萩博物館の来場者の誘導や標本づくりなどを体験しました。

その一人のH君は、生物の和名を覚えることと、なんと、鉄道写真を撮るのが趣味とのこと!
職員が昆虫トレインの話をすると、すかさず「昆虫トレイン、知ってます!前回は部活で撮りに行けなかったけど、今度は撮りに行きます!」

当日萩駅にあらわれ、鉄道ファンらしい風情のある写真を撮って送ってくれました。
左はその中の一枚。

【2014.8.23撮影】

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昆虫バトルをめぐって三者会議!?

昆虫トレインツアー第2回(須佐コース)では、須佐文化センターにて世界のカブトムシ・クワガタムシたちのバトル大会・・・題して「KABUTO-1グランプリ」を開催!

が、昆虫たちは眠いのか、参加者の皆さんの熱気におされてか、なかなか痛快なキメ技を繰り出して戦ってくれないことも。
そんなときは、司会役のアフロディーテ・コウキ(中央)、解説役の藤村さん(右)、レフェリー役の椋木専門員(左)の三者が話し合って勝敗の判定。

 
― どう見てもタランドゥスオオツヤクワガタの勢力が強かったっしょ?
― いや、スマトラオオヒラタクワガタが少し前に押し出してた!アフロディーテ君、キミもそう思うだろ?
― ん~、まぁ・・・どっちでもいいんじゃないっスか?

なんて会話があったとかなかったとか。

【2014.8.23撮影】

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昆虫ヘルメッツ、昆虫トレインに「おかえりなさい」!

昆虫トレインツアー第2回(須佐コース)の復路の終わりごろ。昆虫トレインは須佐駅で折り返し、萩駅に戻ってきました。すると、萩駅のホームに!

「おかえりなさい!」の横断幕をもち、カブトムシ型・クワガタムシ型のヘルメットをかぶった「昆虫ヘルメッツ」(!?)

隣接する萩市観光協会のスタッフの皆さんです。
どんなに短い移動距離でも、列車での移動はひとつのりっぱな「旅」。
こうしてだれかに出迎えられたり、手を振られたり、見送られたりするのはうれしいものですね。

いつも萩博物館のさまざまな企画を応援してくれる萩市観光協会の職員さんが、反対側のホームからバッチリ撮影して送ってくれました。

昆虫トレインの先頭には8/10に復旧した山陰本線 須佐駅~奈古駅の運行再開を祝うオリジナルヘッドマークが輝いています。

【2014.8.23撮影】

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昆虫トレインの前でスタッフ撮影!

昆虫トレインツアー第2回をもって、昆虫トレインの運用はすべて終了。
終着駅の玉江駅で参加者の皆さんが降りた後、添乗スタッフが最後に記念撮影!

萩セミナーハウスの職員、萩市観光協会の職員、萩博物館の職員、そして研修生まで、
よく声を出し、よく走りまわり、よく笑い、みんなよく頑張ってくれました。

スタッフが楽しげな笑顔で写った この1枚の写真が伝えたいこと・・・それは、

どんなイベントも、スタッフが本気で「楽しい」と思えるものであってこそ成功する!

・・・この一言につきます。

【2014.8.23撮影】

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夏の終わりの萩博物館の夕暮れ

萩博物館が「最強昆虫列伝」や「昆虫トレインツアー」などで大いに盛り上がった2014年の夏。
夏休みを終え、閉幕の9/7まで1日と迫った夕方・・・

この夏 見たことなかったほどの美しい夕焼けが萩博物館を包んでいました。

【2014.9.6撮影】

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最後の最後にカマを振るカマキラー

「最強昆虫列伝」展の最終日、その閉館の時刻の寸前。
萩博物館の玄関前には職員扮するカブトロイダー、ドクタームッシー、そしてカマキラーの姿が。

最後の最後の来場者の皆さんと交流し、そして手を振って別れていきました。
おっと!カマキラーは手でなく「カマ」を振って・・・

笑顔で手を振り返し、家路につく来場者のお子さん。
この夏、よい夢を見ることができたでしょうか。

【2014.9.7撮影】

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by hagihaku | 2014-09-11 13:10 | 展示のご案内
萩博物館「最強昆虫列伝」閉幕(2014.9.7)
萩博物館で7/5(土)から開催してきました夏の特別展「最強昆虫列伝~カブトムシVSなぞの昆虫戦士たち」が先日9/7(日)、閉幕しました。

会期中65日間の来場者数は42,815人 !
萩博物館で8年前からおこなってきた生きものをテーマとした夏の特別展シリーズとしては歴代3番目の来場者数となりました。大勢の皆さまのご来場ありがとうございました。

現在、会場ではスタッフが懸命に撤収作業や展示資料の返却準備をおこなっているところですが、展示会の一部を振りかえってみたいと思います。

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エントランスの受付、券売機の前の光景。

お盆や連休の日曜などには1日に1,000人、2,000人の来場者で混雑するときがありました。
混雑時には列にならんでいただき、順番に券を買っていただくなどご協力ありがとうございました。


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萩博物館名物(!?)学芸スタッフ自らが出演する夏の展示会のプロローグ映像
萩博物館HPで公開して来館前に見ていただいたほか、展示会場の入口にも特設コーナーをつくって上映しました。

写真の中のモニターに映っているのは、昆虫界のすべてを知るドクタームッシー

来場者アンケートに、「ドクタームッシーを演じているのはX JAPANのTOSHIさんですか?」と書かれている方がおられましたが、畏れ多い!そんなビッグな方に出演していただけるわけないでしょう!
演じているのは毎夏ノーギャラでロケに引っ張りだされる(!?)、当館の椋木専門員です。

このプロローグ映像で「昆虫で最も強いのはカブトムシ!」と言いきり自認するカブトムシの化身・カブトロイダー
彼の言葉を信じ(?)、皆さまワクワクしながら会場内に入られたことでしょう。

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ところが、昆虫界を模した展示会場では、カブトムシをしのぐ「強さ」をもつ昆虫たちが次から次へとあらわれ、驚かれたことでしょう。

写真は、サソリやタランチュラにさえ果敢に攻撃を加えて倒してしまうという、知る人ぞ知る昆虫界の強豪オオエンマハンミョウの標本(萩博物館蔵)を撮影するご家族。


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ストーリー仕立ての展示会場を進むにつれ、「強い」というのは、攻撃力や反撃力の強さだけで語れるのではないということをお分かりいただけたのではないかと思います。

相手を威嚇したり、体に毒をもち、敵におそわれる機会を減らすことで自然界を生き抜く昆虫たち。生存戦略の「強さ」という点では、カブトムシをはるかにしのぎます。

さらに、周囲の風景に体を溶け込ませたり、死体や糞に化けて自分の姿を「隠蔽」し、自分の存在そのものを隠してしまえば襲われることはもっとなくなり「最強」に!?

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さらにさらに! 表裏で全くデザインや光沢の違う翅(はね)を美しくはばたかせ、敵に狙いを定めさせないモルフォチョウなど・・・

これぞ「強い」!といえそうな昆虫があらわれたと思ったら、すぐ次にもっと「強い」昆虫があらわれ・・・結局どの昆虫こそが「最強」なのか分からなくなってしまったことでしょう。


カブトムシの化身・カブトロイダーも、会場途中で上映しているインターバル映像をご覧いただいたように、大混乱!

自分こそ「最強」とはいえないと悟ったカブトロイダーは、皆さまと共にカブトロイダーの故郷のに「帰る」こととなりました。
うぬぼれを捨て、故郷の昆虫たちと共に、故郷の生態系そして昆虫界をつくっていこうと誓ったカブトロイダー、そしてそれにつきそう来場者の皆さま。

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萩の昆虫界に帰りつきました。
あたり一面をうめつくす膨大な数の昆虫標本!
萩博物館の総力を挙げ、当館所蔵の約2,500種の地元(萩市周辺※)の昆虫のすべてを一気に展示!

※一部、地元産の標本がないものについては近隣地域産のものを展示したものもあります。

来場者アンケートには「壮観だった!」「すごかった!」と評価を多数いただいた一方、「上の方の標本箱の昆虫やラベルが見えなかった」「上の方の標本もちゃんと見たかった」といったご批判も。
おっしゃる通りです!
特に見ていただきたい標本を厳選して目線の高さに来るように配列していたのですが、残りの標本もすべてきっちり見届けたい!という方々が多かったことに驚くと共に感激!
これらの標本はこれから再編成した後、11月より当館内の「萩学コーナー」にて引き出し展示し、標本箱ごと手にとって間近でご覧になれますのでご期待ください!(10月までは「いきもの発見ギャラリー」の引き出しコーナーで一部を暫定公開しています)。


少し脱線してしまいましたが、「最強昆虫列伝」のおさらいに戻りましょう。
圧倒的な数の萩の昆虫たちをご覧になった皆さまは、この萩の昆虫界にある異変が起きつつあることを知らされます。
そうして歩み進んだ奥には・・・

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「指宿のたまて箱」のように片側が白、片側が黒に塗り分けられた、コロッシアム風のスペース。
白い側には萩のカブトムシ・クワガタたちが、黒い側には外国のカブト・クワガタたちの標本がずらり。
お互い、今にも取っ組みあわんとばかりに戦闘態勢で向かいあっています。

ここで繰り広げられている事実とは・・・
来場者の方々がしきりに上の方を見上げています。

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反対側から撮った写真。
そう、このコロッシアムの上方にはスポーツ観戦バーのようにモニターが設置。
ここではこんな映像が連続上映されていました。
→ http://www.youtube.com/watch?v=J-NtEDp3czE&feature=youtu.be

萩の昆虫たちと、外国の昆虫たちが激突!バトルを繰り広げています。


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萩の昆虫たちと外国の昆虫たちがバトル!?
いったいなぜそんなことが!?

・・・それは、展示会場の最後のコーナーのエピローグ映像にて、目の当たりにしていただきました。
http://www.youtube.com/watch?v=e1b_Qm_CATQ&feature=youtu.be

このエピローグ映像には、萩博物館がこの展示を通じて皆さまにもっとも伝えたかったメッセージがこめられています。
展示が閉幕した今、特別にそのエピローグ映像もここで公開したいと思います。
来場された皆さまはこの夏の「おさらい」としてぜひもう一度、来場できなかった皆さまもぜひこの機会にご覧ください。

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さて、場面は打って変わってこの展示会の最終日9/7(日)の16:30ごろの萩博物館エントランスの光景です。
最後に入場された皆さまが展示を見終わり、エントランスに出てきたところで、列をつくって何かを待っておられます。

その視線の先には・・・


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でました!
カブトムシの化身・・・カブトロイダーと、
カマキリの化身・・・カマキラー
「最強昆虫列伝」のキャラクターが、閉幕まぎわ、最後の最後のご挨拶に姿を現しました!

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この2ヵ月間、開幕時のオープニングセレモニーの時と展示映像の中でしか見せなかった、カマキラー自慢の威嚇のポーズ!最後の最後に大サービスです!

夏の終わりということもあって、金色の髪が乱れに乱れ、まさに「使用後」の様相。
寿命が短くとも猛々しく生きる昆虫たちの最後の生命のほとばしりを演じます。


・・・が、別にこのB級コントを見るために皆さまは列をつくって並んでおられたのではありません。

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ドクタームッシーも含め、3人のキャラクター全員がそろって、家族・グループごとに記念撮影!
そのための行列なのでした。

昆虫たちの化身たちは最後の力をふりしぼって、最後の最後まで自分の存在と使命を忘れず、人間たちと交流します。

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萩博物館の玄関にまで出てきました。
記念撮影を終えて家路につく皆さんを追いかけ、手をふって見送ります。

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手ではなくカマを振って皆さんを見送るカマキラー
背中に少し哀愁が漂っています。

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来場者の皆さまがひとり、ふたりと向きを変えて立ち去っていくのを見送り、最後の最後のおひとりが見えなくなるまで見送り続ける3人のキャラクターたち。

こうして2014年9月7日(日)17:00、萩博物館の夏の特別展「最強昆虫列伝」は65日の会期を経て、閉幕しました。

来場者アンケート(7/6から8/22時点までの集計分)によると、本展の内容やつくりへの満足度は91%(回答数4,233中)、当館の同様の特別展にまた来場してみたいと記された方は全体の99.0%(回答数4180中)にものぼりました。

このたびの展示にご来場くださった皆さま、来場はできなかったけれど関心をもってくださった皆さま、そして貴重な展示資料の借用にご協力くださった機関の方々、資料運搬や展示・映像制作に最後までご尽力くださった皆さま、報道や広報にご協力くださった報道関係者の皆さま、「昆虫トレインツアー」など関連イベントにご協力くださった皆さまに、改めて厚く御礼申し上げます。

萩博物館は今後も皆さまのご期待にお応えするため、
世界各地に知る人ぞ知られる驚異の生物から身近な郷土の生物までを厳選し、
萩を切り口に皆さまそれぞれの身近な郷土の自然に目を向けていただくきっかけとするため、
来夏もその次の夏もまたその次の夏も(!?)、ワクワクドキドキの萩博物館スタイルの特別展を企画していきたいと思います。

来夏のテーマの発表をお楽しみに!

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by hagihaku | 2014-09-10 10:30 | 展示のご案内
萩博物館で希少カミキリムシ特別展示(~2014.9.19まで)
熊毛郡平尾町に在住の坂本誠さんより、日本産カミキリムシの標本(約200種、1,500個体)の寄贈が8月末にありました。

坂本さんは、1970年代に日本各地でカミキリムシを採集され、大変貴重なキョクトウトラカミキリをはじめとする羅臼岳や小笠原諸島、屋久島といった世界自然遺産に登録され、現在では採集できない地域のものを多く含みます。

また、「カミキリムシの魅力」の著者の一人でもある福岡県の入江平吉さんと友好があり、入江さんのコレクションも多く価値があるものと思います。

1983年に「日本産カミキリムシ大図鑑」が出版されてからカミキリムシブームが起こり、各地でカミキリムシ研究が進み、珍品と言われていたカミキリムシもその生態などが解明されて現在では採集が容易になりましたが、それ以前にこれだけのカミキリムシが採集されていることは、1980年代にカミキリムシに没頭した私には凄いと感じました。

この坂本コレクションは一部ですが、「いきもの発見ギャラリー」に9月17日まで展示していますので、マニアの方は一見の価値があると思います。

(椋木)

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by hagihaku | 2014-09-09 18:00 | 展示のご案内
萩博物館「最強昆虫列伝」展インターバル映像公開!
萩博ブログでは先日より、昆虫トレインツアー・須佐コース(8/23)の様子をシリーズでお伝えしているところですが、今日はここでひとつ別の話題を。

夏休みも終わりに近づき、萩博物館で開催中の特別展「最強昆虫列伝」(7/5~9/7)は、閉幕まで残すところ約10日となりました。
おかげさまで来場者数は今週末には4万人に到達する見込みです。

b0076096_1052432.gifさて、この「最強昆虫列伝」展に限らず萩博物館の夏の展示会は、学芸スタッフ自らが出演した映像を制作しています。
展示をご覧になる前に見ていただくプロローグ映像については当ブログや萩博物館HPで早くから公開しており、アクセス数はすでに1000件を超えています。
プロローグ映像→ https://www.youtube.com/watch?v=d4Oa9AEvdyQ&feature=youtu.be

展示映像は実はこれだけではありません。
来場しなければ見ることのできない、展示会場半ばで上映しているインターバル映像や、展示会場出口近くで上映しているラストメッセージをこめたエピローグ映像などがあります。

「最強昆虫列伝」の閉幕まであと約10日に迫った今、特別にインターバル映像を公開したいと思います!

なお、いきなりこれを見たのでは前後の流れがわかりにくいと思いますので、プロローグ映像を見た後、下のあらすじを読んでからご覧になるとわかりやすいかと思います。

プロローグ映像

「自分こそ昆虫界最強!」と自認するカブトムシの化身・カブトロイダーは、「真の最強の昆虫」を確かめに昆虫界へ出かける

カブトロイダーの前に、予想以上に攻撃力・反撃力の強い昆虫たちが立ちはだかる

さらに、威嚇したり、毒をあやつったり、擬態したりと、生存戦略の上でさまざまな「強さ」をほこる昆虫たちがたくさん登場する

インターバル映像
http://youtu.be/jXyBVfFhFbg

ブログで特別公開していますが、やはり展示会場で前後の展示もしっかり見ていただくと100倍楽しめるはず!
「最強昆虫列伝」は夏休み末まではもちろん、さらにもう1週間、9/7(日)まで休みなしで開催していますので、お見逃しなく!


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by hagihaku | 2014-08-28 10:49 | 展示のご案内
雌雄同体、ハイブリッド・・・「最強昆虫列伝」2万人突破記念に秘蔵標本を追加展示!
少し前にお知らせしましたように、萩博物館で開催中の特別展「最強昆虫列伝」が8月8日に来場者数2万人を突破しました!
この2万人突破を記念し、開幕当初は展示していなかった萩博物館の秘蔵の昆虫標本を5点ほど追加展示しています!



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ヒラタクワガタのギナンドロモルフ(雌雄型)

体長45mm。体の右半分がオス、左半分がメスになった異常型。一説によると何万匹に1匹しか見つからないといわれる、たいへん珍しい標本です。
萩市で発見され、萩博物館にて6年前の「風雲!昆虫城」展のときに生きたものを展示しましたが、今回は標本として展示していますので、体の構造を詳しくじっくり観察していただけます。


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ノコギリクワガタの性モザイク(雌雄型)

体長44mm。これも体の右半分がオスで左半分がメスのように見えますが、よく観察すると完全にオスとメスの特徴になっているわけではなく、「性モザイク」と呼ばれる異常型。
1996年に岩佐さんが佐賀県で採集されたものをご寄贈くださったもので、山口県初公開



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「8本足」(!?)のマイマイカブリ(多脚型)

体長72mm。昆虫の脚の数は6本ですが、このマイマイカブリは左側の中脚の一部から3本の脚が枝のように生え、全部で脚が8本あるように見える、非常にめずらしい標本。
1995年に萩市で採集され、当時の萩市報で紹介されたこともある由緒ある標本。


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アゲハチョウとキアゲハのハイブリッド

翅を開いた幅40mm。夏ミカンなどに集まる代表的なチョウであるナミアゲハとキアゲハを、1993年に山口大学にて人工的に交配させてできたハイブリッド(雑種)。 
山口県初公開
自然界でも近縁の種類同士ではごくまれにこうしたハイブリッドが生まれることがあるそうです。


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ふしぎな模様に変化したヤマトシジミ

翅を開いた幅21mm。1986年に周南市で採集されたもの。ヤマトシジミはふつうは翅の裏が白く、小さな黒い点ががくさんあります。しかし、この個体は翅の裏全体が黒っぽく、墨を流したような模様になっています。冬に採集されたものなので、低温や日照時間などが原因でこのような異常型になったのではないかと考えられます。
模様がこれほど極端に変化したものは、全国的にもたいへんめずらしいものです。


どれもたいへんめずらしく、貴重な秘蔵の標本です。
「最強昆虫列伝」展の最後あたりのコーナーにて展示しています(会期末の9/7まで)。
当ブログでは実物の標本写真しか載せていませんが、展示ではふつうの型のものも同時に展示しているので、違いをじっくり見比べていただけると思います。       

これらの標本は、「最強昆虫列伝」が閉幕する9/7をもって展示を終了し、収蔵庫に厳重保管されます。
その後、少なくとも数年以上は展示公開の予定はありません。
「最強昆虫列伝」をすでに観覧した方も、まだの方も、この機会にぜひご覧ください。

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by hagihaku | 2014-08-14 17:55 | 展示のご案内
最強のカブトムシを求めて
今年の萩の野外でのカブトムシの出現は例年より遅く、7月に入ってからとなりました。

実は、萩博物館で開催中の特別展「最強昆虫列伝~カブトムシVSなぞの昆虫戦士たち~」 (7/5~9/7)の会場の後半にて、実際にカブトムシと外国のカブト・クワガタとが戦うシーンを動画で公開していますが、この動画の撮影を行ったのは6月下旬のことでした。

6月下旬は萩では野外でカブトムシを採集することができなかったため、飼育されたカブトムシを6個体ほど入手して対戦させようとしました。しかし、どのカブトムシも積極的に戦おうとしません。

b0076096_1655394.jpgやはり、野外で木から樹液が出ている「樹液場」を独占しているような強いカブトムシでなければ、外国産の大きなカブト・クワガタに立ち向かうことなどできないようです。

そこで私は、萩の山林にでかけ、「樹液場」を見つけてカブトムシを探してみることにしました。
私たち昆虫関係者の間で有名なポイントがいくつかあるのですが、なぜかそれらはすでに親子連れでにぎわっていました。
そこで仕方なく、2年前に見つけた秘密のポイントに行ってみました。しかし、今年は木から樹液が出ておらず、カブトムシはおろか、ガの1匹も飛んでいないという有様でした。

仕方なく別のポイントへ向かうと、キシタバ、コシロシタバ、オニベニシタバといったカトカラと呼ばれる人気の高いガのなかまのほか、ヒラタクワガタとコクワガタがいましたが、待望のカブトムシは見つけることができませんでした。
このとき見つけたヒラタクワガタも体長50mm程度という小型のものだったので採集することなくそのままにしておきました。
すでに夜は更け午後11時を過ぎていましたが、このまま手ぶらで帰るわけにもいかないので、街灯などいわゆる「灯火」に集まっている昆虫をチェックして回ることにしました。

そうすると、阿武町にある秘密のポイントにて、ようやくカブトムシのオスがフェンスに止まっているのを見つけることができました。

今回はこれしか採集できませんでしたが、中南米の強豪・・・あのヘラクレスオオカブトを投げ飛ばすような強いカブトムシをいずれゲットし、迫力ある映像をお届けできるよう頑張りたいと思います。

ちなみに、6年前に当館で開催した「風雲!昆虫城~カブトムシたちの戦記」展の際は、萩のカブトムシがなんとヘラクレスオオカブトを投げ飛ばす決定的瞬間に遭遇し、録画し上映することもできました。
堀主任研究員と私の歓喜の声が同時に録音されてしまいましたが・・・。

(椋木)

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by hagihaku | 2014-08-06 16:45 | 展示のご案内
ボクサーカマキリにあっと驚く!@萩博物館
萩博物館の特別展「最強昆虫列伝」(2014.7.5~9.7)がはじまって約2週間が経ちました。
来場者数は5000人を突破しようとしています。大勢のみなさまのご来場ありがとうございます。

さて、この展示では会場出口にアンケート用紙を置き、みなさまからの率直なご意見やご感想をお聞きし、スタッフが1枚残らず拝読させていただいております。

そのアンケートの中で、来場の目的をお尋ねする欄があるのですが、
特定の展示物を見たいがために来場したという方が何人もおられます。

中でも、この展示物(昆虫標本)を見るために来場した!という方が。
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山口県初公開
ボクサーカマキリです。

ふつうのカマキリとは大きく違います。名前のとおり、そしてご覧のとおり、前脚がボクサーがグローブをつけているかのように膨らんでいます(ただし厚みはなく扁平です)。
敵におそわれそうになると、このグローブをつけているような前脚をシャキッと構え、まさしくボクサーのように威嚇ポーズをとります。

展示しているのは標本ですが、先日も当・萩博ブログでご紹介した当館の椋木専門員にもるミラクルテクニックにより、標本がまるで生きているかのようなフィギュアのように生まれ変わって展示されています。

このボクサーカマキリの展示を見た人々のほとんどが
「え!?ボクサーカマキリってこんなに●●●●●!?」と驚かれます。
どんな驚きがあるのか・・・それはあなたも展示会場で直接お確かめください。

椋木専門員によるとカマキリのなかまは、なかなか負けん気の強い昆虫のようです。
椋木専門員が昆虫調査のため山道を車で走っていると、道路の真ん中にカマキリが平気でたたずんでいることがあるそうです。
ふつうの昆虫なら怪物のような車に気づき、そそくさと去っていくのですが・・・

カマキリは逃げも隠れもせず、・・・なんと!車にさえ向かってシャキッと威嚇ポーズをとるとのこと。

カマキリたちからほとばしる威力と自然界を生き抜く「強さ」の本髄を、「最強昆虫列伝」展でじっくり見てやってください。

それにしても、先日からカマキラーとかボクサーカマキリとか、カマキリの話ばっかりになってますね・・・。他意はございません。

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by hagihaku | 2014-07-19 15:38 | 展示のご案内