<   2007年 08月 ( 31 )   > この月の画像一覧
クイズ「星の会」②答え
さあ、待ちに待った答えの発表です。

質問は、
1、どの星座にあるでしょう?
2、名前はなんでしょう?
3、どういった現象でしょう?

でしたね。

全問正解者はいるかな?

答えは、












1、はくちょう座
2、網状星雲
3、超新星残骸

です。

網状星雲(Veil Nebula)はくちょう座の南側の翼部分にある
数万年前に爆発した星の残骸(超新星残骸)で、爆発で飛び散った
ガスと元々宇宙空間にあったガスとが衝突して輝いています。

次回をお楽しみにv(^0^)v
[PR]
by hagihaku | 2007-08-31 23:24 | 天体観測室より
一期一会のはずが…?in「萩・維新塾」
今日で閉塾を迎えた「萩・維新塾」。もういまごろ、塾生のみなさんはそれぞれ、全国各地へと帰路につかれたことでしょう。

そうそうたる講師陣のなか、私もたいへん僭越ながら、その末席に身を列ねさせていただきました。「幕末長州藩の科学技術~洋式大砲づくりへの挑戦~」というタイトルで、昨朝お話しをしたところです。

ほかの講師の先生方が、「志」とか「松陰先生」とか、まさに豪直球のお話しをされるなか、私は「科学技術」のお話しをすることになったのです。このため、かなりの変化球、それも暴投に近い球を投げてしまったのではないかと危惧しております(現にかなりの塾生がダウンしてました)。

ひとつ反省するとしたら、当時の大砲づくりについてはあまり詳しく説明せずに、郡司鋳造所跡や萩反射炉などの遺跡を、萩のまちづくりにどう活かせばよいか、といったお話しをしたほうがよかったのかもしれません。要するに、私が最近とりくんでいる、産業遺産の活用という観点からお話しすればよかったかな、と。

それはさておき、昨夕のフェアウェルパーティーでのこと。こらえきれずに涙を流し、みんなと別れを惜しむ塾生たち。塾生の大半を女性が占めたせいもあるでしょうが、なんとも若々しくすがすがしい、美しい光景ではないか、と思っていた終了まぎわのできごとです。

けっこうガタイのいいお兄ちゃんが、「僕もW先生のゼミです!」と声をかけてきました。彼は、塾生一人ひとりが感想を述べたさい、たいへんユニークな話をしてくれたK君です。その彼ですが、私は少し酔いがまわっていたせいか、すぐには呑みこめません。でも、わが母校・明治のおとうと弟子だとすぐに理解できました。声をかけてくれたK君、本当にありがとう!

というように、これは講師として参加させていただいた私の事例ですが、塾生のみなさんはもっとこれ以上の、いろいろな人との出会いがあったのではないかと想像します。

吉田松陰は、友人知己とつねに切磋琢磨して自分を高めてゆきました。みなさんも今後、ここで知り合った同志を大切にして、今後の人生を豊かにしてゆかれますことを願ってやみません。

(道迫)
[PR]
by hagihaku | 2007-08-31 13:26 | 歴史資料調査室より
「君と竜宮城へ」展ができるまでPart 6 ・・・深海魚の液浸標本の製作!
「君と竜宮城へ」展、閉幕まで残すところあと4日となりました。 

シリーズでお伝えしている「展示ができるまで」の第6回目。今日は、展示室に並んでいるたくさんの深海魚の標本(ホルマリン漬け)がつくられていったようすを紹介しましょう。
b0076096_13191187.jpg
ダイオウイカリュウグウノツカイの展示が終わった6/30のこと。
← 生物研究室に、天文担当の山根専門員が・・・。二日酔いでうなだれているのではありませんよ。

何やら一生懸命、ゴソゴソ・ガリガリと作業をしています。実は、アクリルの板を切断しているのです。何のためにそんなことをしているのかというと・・・
b0076096_13204054.jpg
「君と竜宮城へ」展に出てくるたくさんの深海魚たちのホルマリン漬け標本は、アクリルの小型水槽に入れてあります。・・・が、よーく見てください。

小型水槽の中で、それぞれの魚はアクリルの演示具で固定されています。
その演示具が展示中に小型水槽の中でズレてしまうのを防ぐために、別のアクリル板の小片を演示具と小型水槽の内壁の間にかませるのです(意味、わかりますか?・・・)。
↑ 写真は、山根専門員が用意したアクリル板を使って、チョウチンアンコウの演示具を固定する陸上生物担当の椋木専門員。萩博では、展示作業は日常業務の担当分野にかかわらず学芸スタッフ全員でおこないます。

b0076096_13222096.jpg
こちらは民俗担当の清水主任研究員。写真の右下に、赤黒い物体・・・「深海の妖怪」・メンダコ(タコのなかま)が。

私(堀)が、「清水さん、じゃぁメンダコ、お願いしますね!」と言ってプイっと他の作業現場へ立ち去ってしまったので、「いやー急にそんなこと言われても・・・」と困った顔でメンダコを見つめています・・・


(顔が館ひろしになってる!?)
b0076096_13242910.jpg
← 歴史担当の道迫研究員。子どものころ工作が得意だったとのことで、深海魚シャチブリの固定具の製作を依頼しました。

・・・すると、テキパキと数十分で完成!
b0076096_1325246.jpg
こうして生物研究室では、5人のスタッフがゴソゴソと怪しい薬品でも作っているかのように・・・夜遅くまで深海魚の標本製作が続きました。
b0076096_13255941.jpgb0076096_13261040.jpg
b0076096_13262974.jpg
こうして完成した深海魚の標本展示は、展示室の各所に配置されていきました。

「君と竜宮城へ」展では、ダイオウイカやリュウグウノツカイが人気ですが、そのほかの小さな深海魚たちも、「何でこんな顔しとるん?」「こんな魚がこの世にいるの~!?」・・・と、あなたを驚愕させる役者ばかりです。
閉幕まであと4日間。じっくりとご鑑賞ください。

(堀)
[PR]
by hagihaku | 2007-08-30 13:32 | 展示のご案内
常設展示改修!
常設展示の改変が佳境を迎えています。

b0076096_1934564.jpg
先日、ムクノキ氏より紹介がありましたように、
現在、萩博物館では、常設展示の改変が進行中です。

本日、木造展示ケースの組立が始まりました。

実は、その資材搬入のために、バックヤードとトラックヤードを片付けている最中、あのおぞましい生物が私めの目の前に姿を現したのです。

その前日にも外で1匹、先週の初めには事務室入り口近くで1匹(超大型!)、ここだけの話し萩博物館では、実に由々しき問題が起きているのであります。



b0076096_197378.jpg
つまり、クモの餌になる虫がたくさん居て、そしてそれを食したクモが大きくなっているということなのであります。
大問題なのであります!
しかも!今年も含めこれまでの出現?においては、ほとんど私が第一発見者!!

話題を変えましょう。

展示ケースは3台増設されます。
そして新に、歴史資料約80点を展示することになります。
歴史展示の面積も増えます。
歴史の流れやストーリーを重視した展示を展開したいと考えています。



b0076096_1924387.jpg
これまでの展示室以外にも、情報センターや回廊、館外の長屋門も改修し、それぞれ「いきもの研究室(仮称)」、「回廊展示室」「くらしの展示室」を開設します。

既設の「天体観測室」などとともに、小中学校の利用が増えるような体験展示や普及活動も展開していく予定です。

改修工事は、大好評開催中の「君と龍宮城へ」展が終了する9月2日夜から取りかかります。

回廊展示室「萩ゆかりの人びと 100名」展示は、先行して取り組み、先般、ご覧いただけるようになりました。(報告が遅れており、申し訳ありません)

b0076096_19552515.jpg
現在、グラフィックやキャプションの制作、展示資料制作、展示資料準備などなど、学芸スタッフが総がかりで当たっているところです。

改修された展示室は、9月15日からの公開となります。

途中、燻蒸による閉館を含め11日間での改修です。
けっこう大掛かりな改修の割には、静かに事を進行させております。

日々追われ、広報する余裕が無いというのが実情です。
事前のお知らせが少なく誠にまことに申し訳ありません。

左写真、ケース組立を確認中の堀、道迫両研究員。

(つづく、清水)
[PR]
by hagihaku | 2007-08-29 20:12 | くらしのやかたより
ゴキブリの天敵~アシダカグモ~
9月14日の常設展示改変に向けて、まず、バックヤードの掃除を学芸班で行いました。
その際に、下の絵の生き物がゴソゴソと現れました。
このクモをいち早く見つけたのは、清水主任学芸員でした。
実は、清水主任学芸員は大のクモ嫌いです。

b0076096_12471318.jpg
実物写真では、嫌がる人もいるので、絵を書きました。
これは、アシダカグモという徘徊性クモの中では日本最大級のクモで、体だけで3cm、脚を広げると20cmにもなります。
屋内に生活するこのクモは、なんと、ゴキブリの天敵なのです。
ゴキブリを退治してくれるイイやつなのです。もちろん、毒はありません。
でも、悲しいかなクモなので、不快生物として退治されてしまいます。
今週の金曜日と日曜日には、情報センターで衛生昆虫(ゴキブリ・カなど)の生態や駆除方法などの説明会を開催します。時間は不定期です。
クイズもあり、優秀者にはプレゼントもありますのでふるって参加してください。

しかし、清水主任学芸員は、クモを見つける名人です。
嫌がる人ほど、不思議とよく見つけます。

そういえば、「豊田ホタルの里ミュージアム」で豊田のクモ展を行うようです。

(ムクノキ)
[PR]
by hagihaku | 2007-08-28 13:07 | いきもの研究室より
「君と竜宮城へ」展ができるまでPart 5 ・・・リュウグウノツカイ剥製の展示!
「君と竜宮城へ」展の来場者アンケートで人気No.2の展示物。
・・・それは、リュウグウノツカイ(竜宮の使い)! 

今、展示室では大小5体ものリュウグウノツカイたちが深海から浮上している勇壮なシーンを、剥製で演出しています。
今日はこのリュウグウノツカイ剥製の展示ができるまでを紹介しましょう。
b0076096_9433282.jpg
今からさかのぼること約2ヶ月前の6/29、全国各地からさまざまな展示物がトラックで搬送されてきたとき・・・

← 萩博のトラックヤードに入ってきた専用トラックの右隅に、高さ1mもある大きな木の構造物がおさまっていました(赤い矢印)。

b0076096_9445047.jpg
その木の構造物は、丁寧かつ迅速に、展示室に運びこまれました。
← 展示室では横向きにおかれていますが、横から見ると長さ5m以上もあるのです! 

そして、その木の構造物の中には・・・
b0076096_9454065.jpg← 巨大なリュウグウノツカイが鎮座しています!(一番右の矢印) 
神奈川県立生命の星地球博物館からやってきた、長さ5m!日本最大のリュウグウノツカイの剥製です。
そのほか、鳥取県立博物館からのリュウグウノツカイ剥製が入った箱も運びこまれてきました(左の2つの矢印)。これに萩博物館所蔵の小型の剥製も合わせて、さあ、これで役者がそろいました!

b0076096_9464237.jpg
← すかさず、リュウグウノツカイたちが天井から吊り下げられていきます。

まずは5mの大きなリュウグウノツカイを吊り下げて位置を決め、次に、鳥取からやってきた2.6mの剥製が吊り下げられました。

・・・絶対に破損してはならない展示品。5人がかりで慎重に、丁寧に配置していきます。
b0076096_9471593.jpg
細長~い魚なので、ものすごく重いというわけではありませんが、長いため全貌が1人の視界に入りにくいのです。

そのため、吊り下げ糸に接触しないよう、剥製同士が当たらないよう、脚立にぶつからないよう、コントロールするのはたいへんな苦労です。
b0076096_9474621.jpgただ吊り下げればいいというものではありません。

剥製同士の位置関係や、左右上下のバランス、頭の傾きなどを何度も何度も何度も何度も微調整しながら、約半日かけて吊り下げ作業が完了!
↑ リュウグウノツカイたちが白い壁面に影を落として、なんとも神秘的な雰囲気ですね!

・・・と、これでリュウグウノツカイの剥製展示を終了する予定だったのですが、私たちは納得しませんでした。 銀白色のリュウグウノツカイが、白い壁を背にして泳いでいる・・・ちょっとぼんやりしていて・・・みなさん、納得できますか!?

幻の深海魚・リュウグウノツカイには、やっぱり暗黒の海を背に泳ぎ、そして人間界にメッセージを伝えに行ってもらいたい!!・・・その場にいた全員がそう思い、そう願いました。

急遽、私は萩市内の布地店に走りました。そして巨大な黒い布地を何枚も購入。そうしてもう一度、スタッフと共に脚立に乗り、翌日までかけて・・・
b0076096_948417.jpg
・・・そうして、今みなさんにご覧いただいているこの展示が完成!
 
← ライティングを施し、幻想的なシーンとなりました。
b0076096_9491549.jpgこの作業をやって もはや2ヶ月・・・この展示もあと6日で閉幕しようとしています。

みなさん、今一度リュウグウノツカイたちの群れの下に立ち、深海からのメッセージをめいっぱい受け取ってください。 


(写真は、リュウグウノツカイから深海パワーをさらに吸収しようとするMr.竜宮城・・・)

(堀)
[PR]
by hagihaku | 2007-08-28 09:56 | 展示のご案内
萩博物館・Y事務局長のイチオシ!!
「君と竜宮城へ」展の公式ページに追加予定だった情報ですが、ここ萩博ブログで紹介しましょう。

「君と竜宮城へ」展では100種150展もの展示物を公開していますが、実はそのなかに、当館のY事務局長がお気に入り・オススメの一品があるのです。

b0076096_945551.jpgそれは・・・「ボウエンギョ(望遠魚)のなかま」
名前のとおり、目が望遠鏡のように前に突き出ています。暗い深海でもこの目でよーく前を見て獲物を見つけ、ロケット弾のような体で突進し、鋭くい歯でガブリと噛みついて食べるのです。
展示している「ボウエンギョのなかま」は模型。美術立体造形工房ARTREKの角 孝政さん製作、マリンワールド海の中道からお借りしたもの。

Y事務局長はこの魚がお気に入りで、仕事で来館する萩市役所の職員にも、「ありゃーええで!」と長州弁バリバリで解説! ・・・なので、この魚、市役所でもかなり有名になりました。
b0076096_9472121.jpg
ちなみにこのボウエンギョ、子どものころは浅い海にすみ、ふつうの魚と同じ目をしています。
成長するにつれ深い海にすむようになり、このように目が望遠鏡のように突き出してくるのです。

展示室には千葉県立中央博物館から借用した仔魚と成魚の写真も展示しているので、ぜひ見比べてくださいね。

深海にみごとに適応した傑作深海魚。一度その姿を見たら、夢に出てきます・・・

■ボウエンギョのなかま Benthalbella chunii
《 脊索動物門 硬骨魚綱 ヒメ目 ボウエンギョ科 》
模型のサイズ: 全長約20cm
分布: 世界じゅうのあたたかい海の深海


(堀)
[PR]
by hagihaku | 2007-08-26 09:53 | 展示のご案内
クイズ「星の会」②
これは何だ???

b0076096_2233228.jpg


撮影者:出羽直之


さて、次の質問に答えてみてね!!
1、どの星座にあるでしょう?
2、名前はなんでしょう?
3、どういった現象でしょう?
分かった人はコメントくださいねv(^-^)v
(分からない人もね!)


お知らせ
「月食をみよう」を開催します。
と き:8月28日(火)
じかん:午後7時30分~午後9時30分
ばしょ:萩博物館 2階 天体観測室


ぜひ、参加してくださいね(^-^)/
[PR]
by hagihaku | 2007-08-24 22:14 | 天体観測室より
Mr.竜宮城のトークショー、明日のナビゲーターは!?
「君と竜宮城へ」展 (7/7~9/2)の関連イベントとして、会期中の毎週土曜日に開催している「Mr.竜宮城の深海のちょっとコワイトークショー」

このイベントでは、最初にナビゲーターが登場し、みなさまをMr.竜宮城に引き合わせてくれるシステムになっています。
ナビゲーターは、萩博のさまざまなスタッフが出演しますが、週によってさまざまな顔ぶれが登場します。
b0076096_15573447.jpg
さて、明日8/25(土)のトークショーを担当するナビゲーターは・・・

← 展示プロモーションビデオの第2話に出てくる、深海探査機のシミズ機長!!
本人いわく、「竜宮城」の探査を100回もこなしたことがあるベテラン。
さあ、その腕前はいかに!?

前もってシミズ機長の勇姿を見たい方、プロモーションビデオ第2話の中盤あたりをご覧ください↓
http://www.city.hagi.yamaguchi.jp/hagihaku/event/0707ryugujo/movie.htm
b0076096_1613644.jpg
実は、シミズ機長は実は前々回(8/11)にも登場。
その時の様子をちょっとご紹介しましょう。

← 展示室の第一関門、「深海へようこそ」ゾーンに参加者のみなさんと到着。
丁寧に、穏やかに、重低音声で深海のトリビアを語っておりますな。
たまに声を裏返したりするのもまた魅力!
b0076096_162201.jpg
← 深海の奥底で、ついにMr.竜宮城のアジトを発見! 
参加者のみなさんとともに、心臓をバクバクさせるシミズ機長。(・・・ホントにベテランかな~っ?)
さあ、明日はどんな展開を見せてくれるのでしょう!?

Mr.竜宮城の深海のちょっとコワイトークショー、明日8/25も11:00~、14:00~、16:00~の3回、先着20名限定で開催します。

参加ご希望の方は、来館されましたら受付にてご希望の回に参加申込みをしてください(電話での予約はお受けしておりませんのでご了承ください。)

(堀)
[PR]
by hagihaku | 2007-08-24 16:06 | 催し物のご案内
熱血テレビに「君と竜宮城へ」展が登場!
今日は、山口放送(KRY) のスタッフの方々が、「君と竜宮城へ」展の収録のため来館!

ディレクターのIさんは、かなりコダワリをもって丁寧に展示を吟味・収録していかれました。
最後は海にまで行って撮影! 
さあ、どんな切り口で紹介されるのでしょう!?Mr.竜宮城は登場するのかな?

放映は・・・
山口放送(KRY)
「熱血テレビ」
8月24日(金)
16:53~17:50 

(※ 「君と竜宮城へ」展は17:30か17:40あたりから約7分の予定とのことですが、番組が生放送のため前後する場合もあります。)

みなさん、ぜひチェックしてくださいね。お楽しみに。

(堀)
[PR]
by hagihaku | 2007-08-22 15:33 | 催し物のご案内