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ニューフェイス・モヨウフグ
先週の10/26、萩博物館の「海のなかま」にニューフェイスがお目見えしました。

b0076096_1141537.jpg← このニューフェイス、正面から見たらこんな顔。なんだか柚子(ゆず)の実のようですが、れっきとした魚です。

ちょっと怒ってる!?・・・このふくらんだ顔は、フグですね!

10/26(土)、萩市三見の中村進さん(貴進丸)が三見近海のニ股瀬の近くの水深10mにしかけた磯建網にかかったということでご寄贈くださいました。

b0076096_11122343.jpg← 横からみたところ。体の長さ約10cm。
モヨウフグという、熱帯の海にすむフグのなかま。

春~夏、まだまだ小さいころに対馬暖流に乗って南の海から萩までやってきて、ここで成長したものと思われます。
日本海では珍しい種類。
おなかに虎の模様があって・・・阪神ファンの方々が見たら大切にしてくれそうなフグですね! 

このモヨウフグ、現在、皮膚やヒレの具合がよくないので、研究室で治療中。
回復してなついてきたら、みなさまに展示公開する予定です。

(堀)
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by hagihaku | 2007-10-31 11:19
「吉田松陰先生絵伝」クイズ(其の拾壱)
だんだん松陰の人生も終盤となってきましたが、
今回も難問といえるでしょう。

第11問です。

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これは、松陰が江戸に送られるさいの様子を描いたものですが、幕府から長州藩に下った松陰東送命令を萩へもたらしたのは誰でしょうか?

1.長井雅楽 2.小幡高政 3.周布政之助

入魂のご回答をお待ちしています。
この答えも、来週月曜日に発表いたします。

(道迫)
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by hagihaku | 2007-10-30 19:22 | 企画展示室より
チンチンドリ !!
昨日(10月28日)、NPOまち博学芸サポート班の皆さんと見島へ行きました。
民俗学者の宮本常一さんが撮影された写真群の、撮影場所とその内容を確認するためにです。
今回も、島の皆さんから多くのことを教えていただきました。
それについては、機会をあらため報告します。

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宮本さんが撮影された場所を探していたら、林の中で実にかわいらしい小鳥の群れに囲まれました。
頭や肩にとまるのでは、と思うほど近くに寄ってきました。
飛び去る気配は無く、私めを全く無視して、周囲でしばらく餌を探していました。

不思議な体験でした。

近すぎて焦点が合わなかったため、少し遠めの写真を紹介します。

スズメよりもウンと小さい鳥です。
体の色は薄いオリーブ色、くちばしと脚は黒色、風切羽根に白と黒の目立つ模様がありました。


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私と遊んでくれたこの鳥たちは、キクイタダキという鳥だそうです。
普通は、頭頂部に黄色い帽子を被っているような模様が目立つのだそうですが、確認できませんでした。

見島では、この鳥のことを「チンチンドリ」と呼んでいたそうです。
人をおそれず、すぐ近くまで寄ってくることが名前の由来ではないかとのことでした。

萩市見島は、渡り鳥が立ち寄る島として有名です。
この日も、高い空を、中型・小型の鷹が飛んでいました。
NTTの鉄塔の上では、隼が目を光らせていました。

人、物、情報が行き交う見島です。
宮本常一さんは、どのようなものに注目したのでしょうか。
「旅する民俗学者・宮本常一のまなざしを追って」展、ただ今、鋭意、準備中です。   (清水)
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by hagihaku | 2007-10-29 20:35 | くらしのやかたより
「長州男児の肝っ玉」展情報をラジオでお聞きいただけます。
緊急告知!

わたくしことドウサコは、10月29日(月)~11月1日(木)の4日間連続で、
9時15分から10分ほど、KRYラジオの生放送中に電話インタビューを受けることになりました。

テーマは、現在萩博で開催中の展覧会「長州男児の肝っ玉」

じつは今朝、すでに第1回目がすんでしまって、早くブログにアップしておけばよかったのですが、
なにせ話が決まったのが先週の木曜日ぐらいでしたので、あしからずご了承ください。

ちなみに今日は、そもそも「長州男児の肝っ玉」とはなんぞや、というお話をさせていただきました。

明日は「松下村塾の四天王」、あさっては「桂小五郎」、しあさっては「松下村塾開塾150年」
というおおよそのテーマでお話をさせていただく予定になっています。

「ギャラリートークをどうしても聞くことができない」という方は、ぜひこちらをお楽しみに~。
ただし放送エリアが山口県限定ですので、県外の方はご了承のほどをお願いいたします。

(道迫)
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by hagihaku | 2007-10-29 19:44 | 企画展示室より
「吉田松陰先生絵伝」クイズ(其の拾)
「松下村塾開塾150年」とされる今年、いよいよこのクイズで松下村塾の場面が登場します。

第10問です。

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これは松下村塾の講義風景を描いたものですが、松陰が塾生につねに言い聞かせていたといわれる「飛耳長目」という語句の出典はどれでしょうか?

1.孟子 2.論語 3.管子

これは超難問と思われます。
もし、これを即答できるという方がいらっしゃったら、ほんとうにすごいです!

なお今回からは、回答期限を少し延ばそうと思いますので、
来週月曜日、11月5日に正解を発表します!

来れ、熱き若者たちよ!

(道迫)
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by hagihaku | 2007-10-29 18:10 | 企画展示室より
ノミバッタを確認!
ノミバッタ Xya japonica は、山口県で記録はあるのですが、標本が実在しない昆虫でした。
バッタ目の専門家である山口県立山口博物館の三時副館長から、再発見するように依頼されていましたが、コウチュウ専門の私には本気で探す種ではありませんでした。
しかし、無欲の勝利でしょうか。
萩博物館の職員駐車場でタバコを吸っていたところ(敷地内は禁煙ですが…)、足元を小さな黒いものが飛んだのです。
そうです、これがノミバッタでした。
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体長は5mm程度で、まさにノミのようによく飛び跳ねます。
このバッタはまだ生態がよく分かっていません。
北海道から九州まで分布しますが、藻類やコケを食べること、おそらく年1回の発生で春と秋に成虫が見られることくらいしか、まだ分かっていません。






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私が観察したところ(もちろんタバコを吸いながら)、5月から6月にはたくさんいました。
夏は、1個体だけを観察しました。10月から再び姿を見ることができましたが、春ほどの数は見られませんでした。
いずれもっと詳しく調査して、正式に報告します。

(ムクノキ)
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by hagihaku | 2007-10-29 13:12 | いきもの研究室より
ホームズ彗星
ホームズ彗星(17P/Holms)
肉眼で観察できるほど明るくなっています


この彗星は太陽の周りを約7年で回っている周期彗星で、今年5月に太陽へ
最も近づき、現在は遠ざかりつつあるところです。

10月23日時点では17等級と、肉眼では観察不可能でしたが、2日後の
25日には2等台の明るさに達し、肉眼で容易に確認できるほどの明るさ
になりました。この増光は、アウトバーストと呼ばれる、彗星核から一時的
に大量の塵やガスが噴出する現象が起きたためだと考えられています。

ホームズ彗星は現在ペルセウス座の方向にあり、一晩中観察することが
できます。肉眼や双眼鏡では、ほとんど恒星のように見えますが、望遠鏡
で見ると、面積を持った丸く明るい頭部(コマと呼ばれる)が確認できます。
今後は、ゆっくりと暗くなっていくと予想されます。

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図1 10月下旬午後8時ごろの空


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図2 ホームズ彗星の写真(撮影:萩天文同好会)



みなさんも、ぜひこの機会に彗星を見てみませんか?v(^0^)v
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by hagihaku | 2007-10-26 22:51 | 天体観測室より
臨時ギャラリートーク開催決定!
12月16日まで開催中の企画展「長州男児の肝っ玉」のギャラリートークを
予定していた日程に加え、
11月24日(土)10:30~,14:00~にも追加して行うことが決定しました!
ご案内役は一坂太郎の予定です。

したがって、今後のギャラリートーク日程は下記の通りとなります。

11月3日・17日(13:30~)・24日(10:30~,14:00~の2回)
12月1日・15日(13:30~)


ギャラリートークに参加すれば、展示が2倍も3倍も楽しくなること間違いなし!!
ぜひ、ふるってご参加ください。

(事務局)
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by hagihaku | 2007-10-25 16:06 | 企画展示室より
帰ってきたMr.竜宮城(!?)
あの夏の「君と竜宮城へ」展(7/7~9/2)が終わって約2ヶ月がたちました。
あの展示の会期中、展示のキャラクター(!?)として深海から登場して世間を騒がせたMr.竜宮城・・・ 深海に戻った彼はいまごろ何をしているのでしょう??

b0076096_9211676.jpgみなさん、知ってましたか? そのMr.竜宮城が、「君と竜宮城へ」展の後に1日だけ地上にやってきていたことを!

← それは9月16日(日)、萩市立越ヶ浜小・中学校の運動会でのこと。なぜこの場にミスターが復活したのかというと・・・

今年の越ヶ浜小学校の運動会では、「君と竜宮城へ」展の余韻を受け、先生方のアイデアで、小学3・4年生による「君竜宮城へ」なる障害物走を開催! そのお手伝いに、ミスターが1日だけ地上に帰ってきたのです。
数日前、松田先生が当時の写真をくださったので、萩博ブログでも一部紹介しましょう。
b0076096_9234523.jpg午後2時ごろ、 いよいよその障害物走「君も竜宮城へ」がはじまりました。

← 浦島太郎役の小学3・4年生たちは数人ずつ、竜宮城へ向かいます。
浦島太郎のサポート役は、もちろんウミガメ。ウミガメの帽子をかぶった中学校のお兄さん・お姉さんたちと二人三脚。
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← 浦島太郎たちは、見上げるほど大きなウミガメと力を合わせ、われ先にと竜宮城へ向かいます!
b0076096_924566.jpg← 竜宮城へ到着! ここで浦島太郎たちは、ウミガメ役のお兄さん・お姉さんと離別。 

さて、「竜宮の姫」役(!?)の先生のいる竜宮城で、浦島太郎たちは魚たちに玉を投げてヒットさせます。

ちゃんとヒットできたら・・・竜宮城での楽しい体験(!?)もそこそこに、早くも人間界へ帰還!
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← 帰りをエスコートするのはもちろん、竜宮城から人間界へメッセージを伝えにいくという、あの伝説の魚「竜宮の使い」
・・・のヘッドマークの付いた三輪車。

浦島太郎たちは、これを運転して地上へ・・・。
b0076096_9281584.jpg← たどりついた地上には、いくつかの漆黒の玉手箱

その玉手箱のどれかに、「竜宮の姫」からの贈り物「竜宮の五名宝」(深海にすむ高貴な宝貝)のレリーフが入っているというのです。

みごとそれを当てた浦島太郎は、ある人物から首飾りがもらえるのです。その人物こそ・・・
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← 黒服に長い金髪と銀の帽子・・・

・・・そう、Mr.竜宮城です!
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←Mr.竜宮城に駆け寄り、ゲットした五名宝のレリーフを渡す浦島太郎たち。
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← レリーフと引き換えに、Mr.竜宮城から首飾りをかけてもらいます。その後、浦島太郎たちは一目散にゴールへと疾走!

・・・しかし、選んだ玉手箱に五名宝のレリーフが入っていなかった浦島太郎は、別コースを遠回りをして走り、Mr.竜宮城にも会えずにゴールを目指さなければならないのです。
・・・という、浦島太郎たちの竜宮城への急ぎ旅を描いた、リズミカルなストーリー仕立ての障害物走。みんな元気よくがんばりました!! 
越ヶ浜小中学校の児童・生徒のみなさん、そして松田先生はじめ尽力された先生方、お疲れさまでした。
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← 競技の最後に、一曲歌うMr.竜宮城

・・・ではなく、何百人という会場のみなさんに向け、しっかり萩博物館の宣伝をする商魂入ったMr.竜宮城。

そしてミスターはこの後、ふたたび深海へと帰っていったのでした。

ミスターが今度ふたたび地上に姿を現すのは、いつのことやら・・・

(堀)
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by hagihaku | 2007-10-25 09:43 | 催し物のご案内
秋の日差し
昨日(10月22日)、周防大島へ行ってきました。
その途中で見かけたものです

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さて、これは何でしょう?
場所は、旧鹿野町です。
整備された道路のすぐそばにありました。
宮本常一さんは、写真を、「オヤッ」と思ったら撮り、「ハッ」としたら撮られたそうです。
ということで、わたくしも撮りました。

実は、これらは茅(ススキ)です。
夏の間に大きく育ち茂ったものを、刈って、束ねて、立てて干してあるのです。


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何に使うのか?
そうです、茅葺き屋根の葺き替え材料にするのです。
大きい家だと、屋根の一面を葺き替えるだけで、数百束の茅を必要とします。
葺き替えのためには、何年もかけて茅を準備します。

茅が束ねて干してあるということは、茅葺きの家があるということです。
屋根を葺き替える技術を持った人がいて、それを手伝うコミュニティーがあるということです。
鹿野町、元気です。


道路の温度計は8度でした。
朝日を受けて、茅の穂が白く輝いていました。
季節は秋となりました。

(清水)
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by hagihaku | 2007-10-24 19:53 | くらしのやかたより