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「女台場」と称される菊ヶ浜の土塁工事―「明治維新と萩」展より①
たいへんご無沙汰をいたしておりました。道迫です。

明治維新140年企画第2弾「明治維新と萩」展がはじまってから、もうけっこう日にちがたってしまいましたが、あれやこれやとてんてこ舞いの状態が続き、展示のご案内ができておりませんでした。

まことに申し訳ございませんでした。040.gif

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現在、多くの方からご好評をいただいている「菊ヶ浜土塁築造図屏風」の、展示の様子をご覧いただきたく、画像をアップいたします。

6曲の屏風と4曲の屏風という、ふつうはありえない形状なのですが、ともかくも派手な装いをまとった人々が作業をしている様子が描かれており、ぱっと見にはあまり対外的な危機意識というものを連想させません。

ただ、この裏側で、高杉晋作が下関で奇兵隊をつくり、奥さんとこまやかな手紙を往復しているわけです。

なお、今回の「明治維新と萩」展も、第1弾の「明治維新の光と影」展のときと同じく、市報HAGIに展示解説コラムを掲載させていただいております。

ぜひ、こちらもあわせてお読みいただき、知的好奇心を満たしていただけましたら幸いに存じます。

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by hagihaku | 2008-11-30 16:24 | 企画展示室より
クリスマス前、海の秘宝タカラガイを求めて!
ふと気づけば、早いもので今年もあと1ヶ月ちょっとですねー。

一昨日よりHPの更新履歴欄やテレビなどで広報をはじめたところですが、萩博物館は来月のクリスマス前の12/23(火・祝)2008年最後のワークショップをおこないます!

古代人がさがし求め、お金として使った憧れの貝。
それをこの冬、山口県の「ある浜辺」で手に入れてみませんか。
クリスマス前の海辺の小さな旅に、私(堀)が特別にご案内いたします。

題して・・・

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夏休みにはお子様向けのワークショップを多数開催しましたので、今回はどちらかというと高校生以上の大人の方向けのイベントとさせていただいております。小学生以下のお子様のご参加の場合は、必ず保護者同伴でお願い致します。

定員は25名ですが、広報をはじめてわずか2日ですでに13人もの方々からお申し込みが! 残席はあと12名分しかありません!(※ 11/23 10:00現在)

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お早めにお問い合わせ・お申し込みを!
(電話受付9:00~17:00; 年中無休なので毎日電話OK)

今年の最後を、オシャレな「海の秘宝」さがしで楽しみましょう!

よりクリアーに閲覧、プリント用のチラシはこちら(pdfファイル) ↓↓
http://www.city.hagi.lg.jp/hagihaku/takaragai.pdf

(堀)

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by hagihaku | 2008-11-23 10:03 | 催し物のご案内
アンドロメダ銀河と秋の星座をみよう
11月28日(金)~30日(日)に特別観望会「アンドロメダ銀河と秋の星座をみよう」
を開催します。

今回は、萩博物館に設置されている口径40cmの望遠鏡や双眼鏡を使って、
アンドロメダ銀河や天王星、海王星などを観望します。


この機会にぜひ星空を楽しんでみませんか?

「アンドロメダ銀河と秋の星座をみよう」
とき:2008年11月28日(金)~30日(日)
じかん:午後7時30分~午後9時00分
ばしょ:萩博物館 2階 天体観測室

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by hagihaku | 2008-11-21 22:24 | 天体観測室より
番組放映のお知らせ(11/21)
ずいぶん寒いなーと思ったら、今日ついに初雪が降りましたね!

11月というと紅葉を楽しんだりできるですから、まだまだ海にも温かさが残っているころ。
海がまだ温かいのに上空に冷たい寒気が流れこむと、「本番の冬」以上に大気が不安定となり、大荒れになるんだそうです。
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← 昨日、NPO海洋チームのみなさんと貝採集に出かけた倉江ノ浜の光景。
すさまじい寒気と強風の中、鉛色の雲が戦々恐々と流れていきます。

まさに、噂に聞く「冬の日本海」の光景そのもの!
いや~寒そう!今は海のことなんて考えたくもない・・・なんて言われそうですが、そんな時期にあえて、NHK山口放送局の番組海中さんぽ」のお知らせ、いってみましょう!


毎月一回、私(堀)とNHK山口放送局のキャスターの方とで山口県の海の魅力をお届けしている番組「海中さんぽ」、11月分は明後日11/21(金)の午前11:30より「とくもり情報ランチ」内で放映となりました(山口県内のみ)。

さっきも書きましたように、こんなに寒くて海が荒れるとついつい気持ちが海から遠ざかります。が、こうして北西の強風が吹き海が荒れれば荒れるほど、海岸で「あるモノ」がゲットできる可能性が高くなるのです。

b0076096_1746496.jpgその「あるモノ」とは・・・
古代人がさがし求め、「人類初の貨幣」として使った憧れの貝
・・・海の宝石・タカラガイ! 
今回は、このタカラガイの話題をたっぷりお届けしたいと思います。

番組の詳細は下記のとおりです。

とくもり情報ランチ
11月21日(金) 11:30~12:00
NHK(総合:山口県内のみ)

※「海中さんぽ」は、この時間内に7分ていど放映される予定です。



「海中さんぽ」は基本的には毎月第3金曜日に放映しています。
番組では、視聴者のみなさまから山口県の海辺や海中で撮影した風景・生物の写真をお寄せいただき、テレビ画面を通じて一緒に鑑賞するという企画・・・題して「わたしの好きな山口の海」企画も進行中。

みなさんもぜひ、お気に入りの山口県の海の写真をお寄せください。
番組で写真を紹介させていただいた方には萩博物館からプレゼントがあります。
応募のしかたはこちら
→ https://www.nhk.or.jp/yamaguchi/mail/sanpo.html

(堀)

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by hagihaku | 2008-11-19 17:45 | 催し物のご案内
君もガリレオ
世界天文年2009日本委員会では、「君もガリレオ」というプロジェクトが進められています。
これは、今から400年前に人類で初めて宇宙に望遠鏡を向けた、ガリレオ・ガリレイの驚きや発見を追体験しようというものです。

このプロジェクトでは、ガリレオが当時使っていたものと同じ口径4cmの天体望遠鏡が紹介されるとともに、それを活用した天体観察プログラムの提供が行われます。
観察の対象は、木星、金星、月、天の川、アンドロメダ銀河などです。

それぞれの観察結果を記入する観察ノートや指導の手引きは、今回独自に作成されたもので、今後プロジェクトのウェブページで提供される予定です。
現在、この観察プログラムへの参加は、世界各国に呼びかけられており、現在15か国からの参加が明らかになっています。

みなさんも、この観察プログラムに参加して、世界中の仲間と一緒にガリレオが体験したような感動や発見を共有しませんか。参加者の年齢や観察の経験は不問ですし、使用する望遠鏡は、プロジェクトが紹介する望遠鏡である必要はありません。また、このプロジェクトでは観察指導者の養成も目指しています。

ぜひ、「君もガリレオ」プロジェクト参加し、天体観察を楽しんでください。
詳しくは、「君もガリレオ」プロジェクトのHPをご覧ください。

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by hagihaku | 2008-11-14 19:07 | 天体観測室より
しし座流星群
しし座流星群11月17日に極大を迎えます。

しし座に放射点を持つことから、この名が付いています。毎年11月14日頃~11月24日頃に出現し、11月17日頃に極大を迎えます。過去に何度も大出現が見られた流星群としても知られています。母天体はテンペル・タットル彗星(55P/Tempel-Tuttle)です。

しし座流星群の素になる塵は正面衝突に近い形で地球の大気に突入してきます。その結果、地球の公転速度が加わり、流星の対地速度は71 km/sにも達します。これは全ての流星群の中で最速で、それに伴い、しし座流星群も高速で流れます。


しし座流星群は、放射点が地平線上に昇ってくる深夜0時頃から徐々に出現を始めます。放射点高度が低い時間帯は流星物質が大気層に水平に突入するため、長い軌跡を描いて、比較的長い時間(数秒程度)飛ぶ様子を見る事ができます。流星痕と呼ばれる煙の様な痕跡を短時間残す事もあります。深夜2時頃には放射点高度が上がり、濃い大気層に流星が飛び込むため、大気との摩擦で光度が増しますが、一瞬で消え去ります。このため、火球と呼ばれる明るい流星が現れる事もあります。

2008年は11月17日~19日にかけてが極大と予想されています。

ただし、今年は月が明るく輝いているため、観察条件としてはあまり良くありません。月明かりを隠すなど工夫をして観察にチャレンジしてみてください(夜は冷え込むので、防寒も忘れずに!)。

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by hagihaku | 2008-11-07 17:42 | 天体観測室より
トンボあれこれ
今年は、萩市周辺で珍しいトンボが発見されましたので紹介します。
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一つは、9月15日に奈古の兼原さんから今年の7月6日に阿武町奈古で撮影された写真の中に見たことのないトンボが写っているという連絡を受け写真を確認したところ、南方種のトンボ・アオビタイトンボ(青額蜻蛉)であることが分かりました。シオカラトンボを小型にしたようなトンボですが名前のように頭部の額に青い金属光沢のある斑紋と翅の付け根が茶褐色になることで容易に区別できます。
 撮影当時には、この1個体しか確認できず、また、1週間後に再び現地を訪れたときには姿が見られなかったということでした。以上の状況からおそらく、ここでの発生ではなく、飛来してきた個体が一時的に休息のためにいたものと思われます。
このトンボは、国内では大東諸島にのみ分布していましたが、分布域を北上させ現在は福岡県にまで広がっています。今後、山口県でも住み着く可能性があります。



次は、宇部市の管さんによって油谷町で見つかったオナガアカネ(尾長茜)です。b0076096_10422952.jpgb0076096_10424969.jpg

このトンボは、秋に大陸から飛来してくるようですが、山口県では今までに2例の記録しかありません。今回は、8♂8♀の個体が同地で発見されました。写真の左が♂で右が♀です。
このトンボの特徴は、顔が白くヒメアカネに似ていますが、胸部背面に斑紋がないことで見分けられます。日本海側でよく見つかっていますので萩市でも今後、発見される可能性があります。

これらとは反対に、今年は全く目撃しなかったトンボにミヤマアカネがいます。
4枚の翅に茶色の帯がある美しいアカトンボの仲間で、農家の庭先などに普通にいたトンボですが、私は一頭も見ていません。
トンボの世界も変化しつつあるようです。
来年は、私の不得意なトンボにもチャレンジして変化を肌で感じようと思っています。

(ムクノキ)
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by hagihaku | 2008-11-05 11:15 | いきもの研究室より