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萩博物館 学芸サポートあい班の活動
萩博物館特別展、多数のご来場大変ありがとうございます。
お蔭様で7月27日には、ご来場者数が1万5千人を突破!しました。
その賑わう博物館の裏側で ・・・・
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学芸サポートあい班の皆さんが栽培されているタデアイの畑です。
昨日7月27日、タデアイの生葉を用いた藍染めに用いるために刈り取られた跡です。
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生葉は水を加えて粉砕し、ジュース状にします。
ミキサーが大活躍です。
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タデアイの生ジュースを木綿の袋で濾します。
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汗だくで、タデアイの葉の染色成分を絞り出します。
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絞った液に、何やら不思議の薬をチョイと加え、かき混ぜて待つこと○○分。
染め液の出来上がりです。
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思い思いに布やシャツを浸し、絞って空気に触れさせること○○分。
先般の叩き染めの時のように、次第に青色が濃くなっていきます。
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しっかりと水洗いすると、さらに色が鮮やかになってきます。
今年は濃い!
(一昨年から試行錯誤を繰り返し、今年こその意気込みで臨まれていました。
 年々、データが蓄積され、染めの技術が確かになっていきます)
ワクワクしながら絞った糸を解きます。
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マッコト鮮やかに染まりました。

次は、乾燥葉を用いた染めにも挑戦です。
土用に入りましたので、そろそろ柿渋作りのシーズンでもあります。
学芸サポートあい班の皆さんの、萩の色を探る活動は続きます。

今日7月28日と、明日29日の両日、萩博物館では、NPO萩まちじゅう博物館主催の各種ワークショップが開催されます。
あい班の皆さんは、タデアイの葉を用いた「叩き染め」で参加されています。
10:00~15:00、萩博物館隅矢倉前の広場です。   (清水)
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by hagihaku | 2010-07-28 09:48 | くらしのやかたより
UMA展、クロスワードパズルを開始!
「2010年UMAとの遭遇」展がはじまって約3週間がたちました。

先々週にはすでに来場者数が1万人を突破、今日の時点で1万5千人に達する勢いです。
みなさまのご来場に、心より御礼申し上げます。

さて、この展示では、会場出口にアンケート用紙を置いてみなさまからのご感想やご意見をおうかがいしてきました。その中で、比較的多かったご意見がこれ↓↓↓

「昨年まではクロスワードパズルがあったのに、今年はないの~???」

そう、萩博物館の夏の展示会といえば、展示を見ながら解いて、正解者から抽選でプレゼントがあたるというクロスワードパズルが名物でした。

しかし、今年はこれまで以上に土日祝の盛況ぶりがすごく、会場内の混雑を避けるためクロスワードパズルの実施を見合わせていました。

・・・が!

b0076096_9375138.jpgみなさまからのご要望にお応えし、来場者1万人突破を記念してお盆期間以外の平日限定で、クロスワードパズルの実施をはじめました!
(※ お盆期間=8/12~16)

会場入口でクイズ用紙を1枚とり、備えつけの鉛筆と下敷きを使い、展示をじっくり見ながらクロスワードを解きていきましょう。クイズの内容は毎週毎週変わります!

クロスワードを解きおわったら、用紙を会場出口のポストに投函してください。
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すると、1週間ごとに正解者の中から抽選で次のようなプレゼントが当たります!

まずは、2等賞 【1週間につき9名様】

「2010年UMAとの遭遇」展オリジナル!
この展示に登場するミステリーアニマルがデザインされた、特製の缶バッジです(1個)。
(応募時にすきな種類を1つ選ぶことができます)

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そして1等賞は・・・ 【1週間につき1名様】

この展示に登場する大人気の「あるミステリーアニマル」をデザインした特製Tシャツ(1枚: 応募時にXS~Lまでのサイズを選ぶことができます)

このTシャツに、上記の缶バッジのうちお好きな1種類がセットになります。
すでに、1万人突破直後の先週から開始し、さきほど第1期(7/20~23)の挑戦者の方々の抽選をおこないました。

当選はプレゼントの発送をもってかえさせていただいておりますが、ここで当選者のイニシャルのみ発表を!
(イニシャルは名前→名字の順)

【1等】 Tシャツ+缶バッジ

M.Kさん (山口市)


【2等】 缶バッジ

H.Mさん (山口市)
J.Aさん (山口市)
M.Wさん (長門市)
N.Kさん (徳島県徳島市)
N.Tさん (下松市)
R.I.さん (岩国市)
S.Aさん (大阪府池田市)
S.Kさん (下関市)
S.Mさん (防府市)

イニシャルに心当たりのある方、プレゼントの到着をお楽しみに!

残念ながらはずれてしまった方、そしてまだ挑戦していない方は、ぜひご来場ください。
クロスワードは、今後も下記の期間に実施します。

第1期:7/20(火)~7/23(金)(終了)
第2期:7/26(月)~7/30(金)
第3期:8/2(月)~8/6(金)
第4期:8/9(月)~8/11(水)
第5期:8/17(火)~8/20(金)
第6期:8/23(月)~8/27(金)
第7期:8/30(月)~9/3(金)

「2010年UMAとの遭遇」展そのものは9/5(日)まで休みなしで開催していますが、

のんびり巡ってみることができ、クロスワードなどのオプションのあるお盆期間以外の平日のご来場がオトクです! 

萩博物館スタッフ一同、みなさまのご来場をお待ちしています。

(堀)

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by hagihaku | 2010-07-27 09:38 | 催し物のご案内
萩博物館「2010年UMAとの遭遇」展 開会式のようす④
もうかなり前のことになってしまいましたが、
7/2におこなわれた、「2010年UMAとの遭遇」展オープニングセレモニー。
その最中に突如おこなわれた当館の職員によるコント
① http://hagihaku.exblog.jp/13593508/
② http://hagihaku.exblog.jp/13597857/
③ http://hagihaku.exblog.jp/13611445/

「続きはどうしたぁ~?」「はよう書かんにゃぁ展示が終わってしまうぞい」・・・と、催促のお言葉をいただいております。イベントでバタバタしており更新が遅れてすみません。続きの「パート④」をご報告したいと思います。


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探検隊の2人は、農作業のおじさんからナゾの怪獣に関する耳寄り情報をゲット!

しかし・・・
「茶色なら分かるが、オレンジ色の生物などいるわけがないじゃないか。」
「大きくて小太りだって? 週刊誌に書いてあった情報と違うなぁ」
「うーん、あのおじさんの言うことはデタラメでは?」
・・・などとブツブツ。
どうやらこの2人、常識を越えた現象に向き合ったり、奇想天外な情報にも賭けてみるということができない性分のようです。

そのとき、オープニングセレモニーの招待客の子どもたちから、歓声があがりました。

探検隊の2人の背後に、大きなナゾの影がヌッと現れたのです!

b0076096_1774317.jpgむむっ!? オレンジ色の体、少々小太り・・・あのおじさんの目撃証言とピッタリです! これぞ、ナゾの怪物か!?

 「後ろーっ!ほら、後ろーっ!」と探検隊2人に懸命にナゾの怪物の出現を知らせようと声をあげてくれる招待客の子供たち。

ところが、探検隊の2人組、どこまでマヌケなんでしょう?? 背後の怪物に気づきません。
b0076096_17103220.jpg探検隊2人がおもむろに後ろを振り向くも、ナゾの怪物は見かけによらず、機敏にクルリと姿をかわして探検隊の死角に隠れてしまいます。

そんなことを何度も繰り返した挙句、探検隊の口から驚くべき言葉が!

いわく、「んー、ここにはナゾの怪物はいないみたいだ。あっちの方を探してみようか」
なんと!2人はナゾの怪物に気づくことなく、その場を立ち去ったのでした。

あらあら、先入観にとらわれ、他人の情報に耳をかたむけようともしないもんだから・・・
この探検隊、すぐ背後に訪れていた大発見のチャンスをみすみす逃してしまいました。
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そんな様子を、遠くで察知したある人物がいました。

その人物こそ、「2010年UMAとの遭遇」展のキーパーソン

次回のブログでいよいよ登場です!

(堀)


まだまだ「ぶつ切り」でのお届けが続いて申し訳ありません。気長に気軽におつきあいくださいませ。

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by hagihaku | 2010-07-24 17:06 | 催し物のご案内
ピストル考
(1)
 高杉晋作は土佐浪士坂本龍馬に、ピストルを贈った。それは慶応元年(一八六五)の暮から翌二年の年頭にかけて、場所は長州藩の下関あたりと考えられる。
 そして慶応二年一月二十四日、伏見寺田屋で奉行所捕方に急襲された龍馬は、このピストルを撃ち、数名を死傷させて虎口を脱することになる。
 この逸話はよく知られる。龍馬は同年二月六日、木戸孝允に事件を知らせた手紙で「かの高杉より送られ候ビストールをもって打ち払い」と述べる(ただし、龍馬の妻おりょうはずっと後年、ピストルは薩摩藩の小松帯刀からの贈り物だったと回顧する)。
 だから、晋作が龍馬にピストルを贈ったことは確かなのだろう。ところがこのピストルに、おそらくは戦後のある時期から「由来」が付くようになる。ピストルは晋作の「上海土産」だったというのだ。はじめは推定だったようだが、最近は断定されている場合が多い。そうした方がドラマチックなのか、とくに郷土作家や郷土史家は「上海土産」を強引に押し通している観がある。平成元年に山口県立山口博物館が編纂した図録『高杉晋作と奇兵隊』でも、「日誌によると上海で晋作は拳銃2挺を入手した。そのうち1挺は帰国後、下関を訪れた坂本竜馬に贈っている」(執筆石原啓司)と、小説の一場面のような解説があり、さすがである。
 晋作は文久二年(一八六二)、幕府の船千歳丸に便乗して上海に渡航し、約二カ月間滞在した。その間の動向は晋作自身の日記「遊清五録」(『高杉晋作史料・二』)に詳しい。これを見ると、確かに晋作は上海で少なくとも二挺のピストルを購入している。六月八日の条に「蘭館に至り、短銃および地図を求む」、六月十六日の条に「米利堅人店に至り、七穴銃を求む」とあるのが、それだ。

(2)
 やはり、晋作は上海で購入した二挺のピストルのうちの一挺を、龍馬に贈ったのだろうか。いや、それは根拠が薄いように思われる。
 晋作が上海でピストルを購入してから、龍馬に与えるまで、およそ二年半という時間がある。この間に晋作が他からピストルを入手するチャンスが皆無だったとすれば、それも良いのだが、どうも違うようだ。
 『大村益次郎史料』には、当時下関あたりで盛んに武器の密輸が行われていたことを窺わせる史料が収められている。その中には「ピストル代引き当て」として「内 百両 广香、内 五拾両 春輔、内三拾両 木圭」云々とある。春輔は伊藤博文か奇兵隊幹部の三好重臣(軍太郎)、木圭は木戸孝允である。いずれも晋作の身近にいる者たちだ。他にも「ピストール」や「玉」の購入者として「山田」「木圭」「河野」「中島」「正木」「前原」「聞多」「井上」の名が見られるが、特に、
「  ピストール
 一 壱挺   谷梅之助
 一 〃    福原三蔵
 一 〃    財満百合熊
 一 〃 代価受取り
        幸坂多中
     庄兵衛預り
 一 〃    入江和作え 主人
         受け
 一 〃    青木運平
 一 〃    小田熊之助
  以上四拾五両 三人不足」
 の部分に、注目したい。
 「谷梅之助」とは晋作のことである。元治元年(一八六四)十一月ころから慶応元年はじめにかけて、用いた変名である。これらの史料は、龍馬が伏見で遭難する一年ほど前、かなりの量のピストルを晋作およびその周囲が、個人で購入していたことを示す。
 当時の晋作らは、長州征伐軍に恭順謝罪した藩政府を打倒し、新政権を樹立したばかりだった。だから身辺にも危険が多く、護身用にピストルが必要だったのではないか。
 晋作から龍馬に贈られたピストルというのは、このころ購入された一挺だった可能性も否定できまい。長州に居てもピストルは入手可能だったのだ。
 慶応元年十月一日付、奇兵隊軍監(副長)山県狂介・福田侠平あての晋作書簡には、
「ヒストール、時山に託す。替わり早々御返し願い奉り候」(『高杉晋作史料・一』)
 とある。時山とは奇兵隊参謀の時山直八。晋作は時山にピストルを託した。その替わりを、早く返して欲しいと言う。
 二カ月後の十二月三日、龍馬は晋作がいる下関を訪れた。そのさい、晋作からピストルを贈られたとされている。時期から見ても、この手紙にある時山絡みのピストルだったかも知れない。いずれにしても、龍馬に贈られたのが「上海土産」だったかは、確証がないのである。
 なお、晋作の遺品として高杉家に伝わったピストルは東京の靖国神社遊就館に寄託、展示されていたが、終戦のさい進駐軍に接収され、以後行方不明とのことだ。

(萩博物館高杉晋作資料室長 一坂太郎)
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by hagihaku | 2010-07-22 17:35 | 高杉晋作資料室より
萩博物館「2010年UMAとの遭遇」展 開会式のようす③

7/2におこなわれた、「2010年UMAとの遭遇」展オープニングセレモニー。
その最中に突如おこなわれた当館の職員によるコント
① http://hagihaku.exblog.jp/13593508/
② http://hagihaku.exblog.jp/13597857/

その続きです。

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「ヒィィィ~っ!!出た、出た、出ぇぇぇたぁ~っ!!!」
・・・と叫びながら、ドタドタと突進してくる、ひとりの農作業のおじさん。

何が出たというのでしょうか?
探検隊の2人が引き止め、尋ねました。
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「か、か、か、か、怪物・・・、こ、こ、こ ~んな大きくて・・・」 
腕を上にあげて、大きさを必死に表現しようとしています。

さらに、「色は・・・オレンジ色?  で、少し・・・小太り」


どうやらおじさん、体が大きくてオレンジ色で少し小太りな怪物に遭遇したもよう。
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あわてふためく農作業のおじさん、探検隊にいつまでも構っていられないようす。

「みんなに知らせにゃー!!」
・・・と叫びながら走り去ってしまいました。
残された探検隊2人組。  
まさに探し求めていた「ナゾの怪物」に関する耳寄り情報を早くもゲットか!? 
実に ついてますねー!

・・・ところが、探検隊の2人、何やらブツブツもめています。

「茶色なら分かるが、オレンジ色の生物などいるわけがないじゃないか。」
「大きくて小太りだって? 週刊誌に書いてあった情報と違うなぁ」
「うーん、あのおじさんの言うことはデタラメでは?」


あらら、何ということでしょう。この2人、見かけによらず、先入観や固定概念にかな~りとらわれているもよう。
常識を越えた現象に向き合ったり、奇想天外な情報にも賭けてみるということができない性分のようです。


・・・と、そのとき、オープニングセレモニーの招待客の子どもたちから、歓声があがりました。

探検隊の2人の背後に、大きなナゾの影がヌッと現れたのです!

つづく

(堀)

時間の合間をぬって掲載しているので、記事が「ぶつ切り」になってすみません。
気長に、気軽におつきあいいただけると幸いです。

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by hagihaku | 2010-07-18 17:10 | 催し物のご案内
萩博物館 学芸サポート古写真班の活動 in 見島
今日、7月16日、学芸サポート古写真班の皆さんと、見島へ行ってきました。
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4年間取り組んでいる、「宮本常一のまなざしを追う」活動です。
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口蹄疫に備え、乗船者・下船者は、薬液の入ったバットで靴底を消毒することになっています。
江戸時代にも牛疫があり、長州藩内では大変な被害が発生したそうです。
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浜崎港を出港する時には薄曇でしたが、途中から夏の空に変わりました。
初めて見島に渡った時は、植生と光線と加減で、黒く見える緑に驚きました。
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今回は、学芸サポート班Aさんと、周防大島文化交流センターのTさんと歩きました。
1960年から3年間、宮本常一さんは、見島総合学術調査で見島を訪れています。
宮本さんが何に注目したのか、どのような問題意識を持っていたのか、撮影された写真の撮影場所や内容を検討しつつ歩きます。
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度々撮影されている海の傍の墓地です。
墓の周囲に、浜の丸い石を積み上げた石垣が見られます。
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約50年前の写真と比較すると、様々なものが見えてきます。
それとは別に、「オヤッ?」と思ったり、「ハッ!」としたりした時には、メモ写真を撮りながら歩きます。
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ジーコンボ古墳群の近く、ヨコーラの海岸では、ウニ採りが行われていました。
6月10日が解禁だったそうですが、たくさんの海士さんが、岸近くで潜水されていました。
休憩中の海士のお父さんと話しをされるAさん、さりげなく情報収集です。
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海から上がって休憩中のお父さんを、少し離れてみると ・・・・
宮本常一さんが注目して写真に収めた、石を移動して作った簡単な船着場ではありませんか。
船がアプローチしやすいということは、陸からも海にアプローチしやすいということに「ハッ」としました。

他の皆さんも、島の方々と交流を進めながら、様々な発見をされた今日の活動でした。
海は歩いて渡れそうな程の土用凪で、いよいよ夏が本番を迎えます。

世の中では明日から三連休とか、
特別展「2010年 UMA(ユーマ)との遭遇 ~ 知られざるミステリーアニマルの世界 ~ 」、
好評、ホントに大好評開催中です。 

20日(火)からは、平日にご来場の方に、お楽しみクロスワードクイズ(豪華プレゼントあり!)が用意されていま~す。   (清水)
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by hagihaku | 2010-07-16 19:59 | くらしのやかたより
坂本龍馬肖像ほか
 高杉晋作資料室、少し展示替えをしました。その中から、よいこの皆さんが大好きな龍馬に関する史料を紹介します。
 まず、土佐出身の画家公文菊僊が描いた坂本龍馬肖像画。土佐を脱藩し、薩摩・長州藩の提携や、大政奉還運動に活躍した龍馬は、晋作と数回会っています。あるとき晋作「かくすればかくなるものとしりながら、やむにやまれぬ大和魂」と、先師吉田松陰の歌を吟じました。すると龍馬は「かくすればかくなるものと我も知る、なおやむべきか大和魂」と返したといいます。今年の大河ドラマではこのエピソードが映像化されるでしょうか。
 次は晋作のメモ帳「観光録」。文久3年3月ころ、京都で交流した他藩士の名前を書きとめたものです。その中には土佐勤王党の武市半平太・吉村虎太郎・中岡光次(慎太郎)・岡田以蔵の名も見えます。龍馬は脱藩して、勝海舟の門で海軍を学んでいたが、その名は見られません。
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by hagihaku | 2010-07-16 19:31 | 高杉晋作資料室より
萩博物館「2010年UMAとの遭遇」展 開会式のようす②
先日ご紹介した、萩博物館特別展「2010年UMAとの遭遇~知られざるミステリーアニマルの世界~」オープニングセレモニー

怪しい2人組の乱入は、萩博物館の夏の名物・職員によるコントのはじまりでした! 
今日はその後の展開をもう少し進めて紹介。

b0076096_17322148.jpgしゃしゃり出てセレモニー参加者の前にズンと立つ、50過ぎのオジサン2人。

左の人物が口を開きました。
「わたしは、西賀八郎(にしがはちろう)。ナゾの怪物探検隊の隊長である。」

そして右の人物いわく、「わたしは探検隊員の小金虫男(こがねむしお)ですっ!」

掛け算のような名前に、昆虫のような名前。このアヤシイ2人はいったい???

b0076096_17364613.jpgどうやらこの一帯に、ナゾの怪物が出没したといううわさが流れたもよう。それを聞きつけてやってきた、探検隊のようです。

しかしまぁー、彼らの話を聞いていると、週刊誌に書いてあったとか、ラジオで小耳に挟んだとか、情報源がことごとく「また聞き」で、しかもチグハグ・・・ 大丈夫かいな?

が、グフフフフ、ニヒヒヒヒ、と笑いながら、カメラを構えるポーズをしたり、網を振り回すふりをしたり・・・ 

ナゾの怪物を撮影(あわよくば捕獲)しようなどという気合いだけは十分のようです。


と、次の瞬間! 
ヒィィィィィ ~~~っ!!!!  
・・・と、けたたましい裏声の悲鳴がどこからともなく響き渡ってきたのです。

ギョッとする探検隊の2人。声のする方を振り向くと・・・

b0076096_173933.jpgそこには、血相を変えてドタドタと突進してくる、ひとりの農作業のおじさん(写真中央)。

「ヒィィィ~っ!!出た、出た、出ぇぇぇたぁ~っ!!!」
並大抵のうろたえようではありません。

探検隊の2人、何かピンときたようで、農作業のおじさんを引き止めました。
「待った待った、何が出たというのかね、おじさん?」

すると農作業のおじさんは、ガタガタふるえながら、ある話をしはじめたのでした。

その農作業のおじさんが語る、戦慄の内容とは!?


つづく

(堀)

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by hagihaku | 2010-07-15 17:36 | 催し物のご案内
萩博物館「2010年UMAとの遭遇」展 開会式のようす①
萩博物館の夏の展示会「2010年UMAとの遭遇~知られざるミステリーアニマルの世界~」が7/3(土)にはじまり、今日でちょうど10日が経ちました。

すでに来場者は5,000人を突破!みなさま、ご来場どうもありがとうございます。

さて、この展示の開幕に先立って、7/2(金)にオープニングセレモニーがおこなわれました。その様子をこの萩博ブログで数回に分けてご紹介したいと思います!

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7月2日午後3時前、萩博物館エントランス。

本展の協力者、報道関係者、さらには萩市内の子どもたちを代表して須佐地域の育英小学校の児童のみなさん等々・・・

総勢100名にもなろうかという大勢の方々が集まり、ザワザワと熱気であふれています。
b0076096_17512347.jpgいよいよ、オープニングセレモニーがはじまりました!

まず、主催者として萩市長が挨拶。市長は子どものころ、萩博物館の前身の科学館で生物採集や標本づくりに勤しんでいた「博物館少年」
あのころが脳裏に懐かしくよみがえってきたのでしょうか、満面の笑顔で、今からはじまるワクワク・ドキドキの展示会を目前の子どもたちに推薦。

その後、来賓の方々からお言葉をいただき、セレモニーは順調に進んでいきました。そしてテープカットでかな?と、思いきや・・・

エントランスの片隅から、フォーマルなセレモニーには場違いな、ひょうきんな掛け声が聞こえてきました。
耳をすますと・・・
「たんけんたぁ~い、たんけんたぁ~い、ボクらはオジサンたんけんたぁ~いっ!」

なになに?探検隊?

b0076096_17532873.jpg急に会場の空気が変わりました。ウププッ!と笑いそうになる人、何ごと?と驚く人、ひそかにこの展開を期待しててニンマリする人・・・

・・・さまざまな人々の思惑の中、50歳を越えようかというオジサン2人組が、恥ずかしげもなく両手を大きくふり、足を高くあげ、行進しながら進入してきました。
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みなさまおまちかね!萩博物館・夏の名物、職員によるコントのはじまりです!

この後、専門員、主任研究員、庶務係長、統括学芸員、さらには副館長まで・・・立場も恥ずかしさも投げ捨てた迫真の演技がエントランスを席巻したのでした。

このコントのダイジェストは、次の萩博ブログをお楽しみに!

(堀)

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by hagihaku | 2010-07-14 17:50 | 催し物のご案内
明倫小学校3年生、総合的な学習 で萩博物館来館
今年の3年生は、萩三角州の中を流れる溝川「藍場川」を、総合的学習の課題に選びました。
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萩博物館の体験フィールドでは、学芸サポート班藍グループ(萩の色を探るグループ)の皆さんが、藍染料の元になるタデアイの栽培に取り組んで下さっています。
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江戸時代に藍場川の傍には、藍染料を作る「藍場」、または「藍玉座」と呼ばれる施設がありました。
小学生は、そのことを学ぶ内に、「自分たちも藍染めをしてみたい」と思うようになりました。
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今週は、月曜日から4日連続で、明倫小学校の3年生が1クラスずつ博物館を訪ねてくれました。
スクモを用いた本格的な藍染めは少し難しいので、学芸サポート班の皆さんが栽培されているタデアイを用いて、生葉の「叩き染め」を体験することにしました。
明倫小学校、NPO萩まちじゅう博物館学芸サポート班、そして萩博物館で、一緒に総合的学習に取り組み、萩再発見を進めました。
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「叩き染め」は、布の上にタデアイの葉を置き、槌などで叩いて葉の中の発色成分を布に移し、染めるというものです。
事前に学校へ出前授業には行きましたが、再度、学芸サポート班の皆さんにお手本を示していただきました。
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さ~、いよいよ「叩き染め」体験です。
槌と小さなまな板が配られます。
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一人に一本、あらかじめ切っておいたタデアイの枝が配られます。
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折りたたんだハンカチの間にタデアイの葉をはさんだり、タデアイの葉の上にラップを置いたりして、叩き染め開始です。
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最初は学芸サポート班の皆さんに手伝ってもらっていた小学生も、次第に慣れて、かなり集中して叩き染めに取り組んでくれました。
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叩いた直後に薄い黄緑色だったものが、次第に青色を増していきます。
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思い思いに大胆なデザインのハンカチに染めていきます。
この間約30分、「エ~、まだやりた~い」と小学生。
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オンリーワンの作品と記念撮影です。
最後は、グループごとに作品発表もしてくれました。
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「ありがとうございました~」と挨拶を済ませ、並んで帰る小学生。
「あッ、ツバメの雛がおる~」の声で、たちまち乱れる列。
「キラキラした目がエエね~」、「またね~」と、学芸サポート班の皆さん。
「しもうた!特別展の宣伝をしとらんやった~」と小学生を追いかける小生。

小学生たちが、将来いつの日か、学習した藍場川のことや今回の叩き染めを思い出してくれれば、また人に語ってくれればと思います。   (清水)
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by hagihaku | 2010-07-08 18:16 | くらしのやかたより