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夏の異常気象がもたらしたもの
9月27日に阿武町木与の海岸へ海浜性昆虫の調査に出かけたとき、足元の草から、ヤマトシジミにしてはブルーの色が濃く少し大きめの蝶が飛び立ちました。

何だろう?と思って確認すると、クロマダラソテツシジミという「迷蝶」(台風などでほかの地域から飛ばされて来た蝶)でした。

この蝶は、昨年から山口県内のあちこちでソテツに発生していることが確認されていて、今年は山陽側だけで確認されていましたが山陰側ではまだ発見されていませんでした。
甲虫が専門の私は初めて見る蝶に興奮しましたが、この日は網もカメラも持ち合わせておらず、証拠を確保することができませんでした。

昨日(29日)、萩博物館の屋外展示場の「石の小路」の脇に植えてあるハギの花を眺めていたとき、27日に見たものと同じ蝶が飛んでいているのを見つけ、今度はすぐにクロマダラソテツシジミだと分かりました。
一度生きているものを見て経験すると、次からはすぐ分かるようになるものですね。27日の経験がなければ見逃していたかもしれません。
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急いでカメラを持参し、撮影したのがこの写真です。ちょうどオスがメスに交尾しようとアタックしているところで、羽の裏側だけが見え表側が見えませんが、表側は濃いブルーをした美しい蝶です。となりの外堀公園にソテツがあるので、そこで発生したものと思われます。

この秋は、蚊が少ないと思いませんか?
実は、夏に気温が高かったことが蚊が少ない原因だと言われています。蚊は30度以上になると死んでしまうそうです。

今年の異常気象により、昆虫の世界にも色々と変化が見られるようです。

(椋木)

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by hagihaku | 2010-09-30 11:00 | いきもの研究室より
発表! 「宮本常一のまなざしを追う」活動と古写真を用いた萩再発見活動の展開 by 学芸サポート古写真班
一昨日、9月25日(土)、周防大島町において、第4回の「宮本常一写真講座」が開催されました。
NPO萩まちじゅう博物館学芸サポート古写真班の皆さんと参加しました。
講座の中で、古写真班リーダーのKさんが、萩地域における「宮本常一のまなざしを追う」活動と、古写真を素材とした地域再発見の活動について発表をされました。
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最初に用意された200席の椅子が足りなくなる盛況でした。
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会場には、「写真が語る地域像」ということで、宮本常一さん撮影の写真パネルが展示されていました。
その一角で、我がNPO学芸サポート古写真班の皆さんの活動成果も紹介され、注目を集めていました。
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古写真班の皆さんは、2007年から、宮本常一さんが撮影した萩地域の写真について、その撮影場所や内容の確認を続けて下さっています。
それは、地域の変化や、地域の未来を考えるきっかけになっています。
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まず、「宮本写真の記録性」や「記憶の糸口としての写真や日記」、そして「歴史研究における史料としての写真」をテーマとした基調講演がありました。
続いて、「宮本写真をどのように位置づけ活用するか」、「宮本写真をどのように読むか」といったパネルディスカッションが行われました。
いよいよ、Kさん登壇です。
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Kさんは、「まなざしを追う」活動が地域再発見のキッカケになったこと、それが萩博物館の古写真資料のデジタルデータ化や地域の「今」を記録する活動に発展したこと、そして、それら古写真資料を用いた地域再発見活動につながったことを発表されました。
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宮本写真が「今」を見つめる材料として活用されていることや、地域に住まいする人が地域の再発見を進め、地域の未来を考えようとする姿勢が、参加された方々に大変共感されていました。
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パネルディスカッション終了後、古写真班の皆さんと講座に参加された方々との交流もありました。
大変うれしい「宮本常一写真講座」参加となりました。   (清水)
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by hagihaku | 2010-09-27 19:39 | くらしのやかたより
番組放映のお知らせ~9/29
3週間おきの水曜の夕方に私(堀)が出演して山口県近海の魅力をお届けしているNHK山口放送局の番組「海中さんぽ」。

次の回が明後日9/29(水)の夕方の放映となりました!

萩そして山口県が、だれもが認める 
あの「海の王者」ゆかりの地であること・・・
それをワクワク・ドキドキしながら楽しんでいただきたいと思います。

番組の詳細は次のとおりです。

情報維新!やまぐち
9月29日(水) 18:10~19:00
※「海中さんぽ」は、この時間内に10分ていど放映される予定です。


(堀)

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by hagihaku | 2010-09-27 14:05 | 催し物のご案内
「萩の近代化産業遺産」展がはじまりました!
さる18日(土)秋の企画展「萩の近代化産業遺産―世界遺産をめざして―」が開幕いたしました。

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昨年、萩反射炉ほかの物件がユネスコの世界遺産暫定リストに記載されたことを機に企画したこの展覧会では、とくに、19世紀のなかば、萩藩のサムライたちがいかなる問題に悩み、どう乗り越えようとしたかに注目した展示となっています。

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具体的には、海防の強化のため大砲と軍艦の近代化にとりくむ一方、ガラス・写真・パンなどさまざまな西洋の文物をとりいれようとした様子が浮かび上がります。

そして、彼らがじっさいに近代化に挑戦した証しとして、「近代化産業遺産」が現在に残されています。

この展覧会をとおして、彼らが試行錯誤つまりトライアル&エラーしながら、近代という激動の時代に立ち向かっていったさまに思いをはせていただければ幸いです。

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by hagihaku | 2010-09-20 12:32 | 企画展示室より
萩博物館の次回企画展のオープンが近づきました
燻蒸が終わったばかりの収蔵庫前、怪しい面々。
展示資料を搬出するために、念のためにガス除去マスクを装着しているところ。
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萩博物館の次回企画展は、「萩の近代化遺産 ~ 世界遺産をめざして ~ 」展。
担当の道迫主任研究員の指揮のもと、準備が進みました。
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堀主任研究員と樋口副館長は、この後、夏の特別展で借用展示した資料返却の旅へ。
スタッフ総出、短い期間で展示替えを繰り返すのですが、4~5回の企画・特別展でトータル年間1ヶ月は展示替え作業です。
せっかくご来館の皆様、申し訳ありません、どうぞご海容下さい。
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次回企画展では、銃砲近代化に関する資料や幕末の科学者中島治平関連資料など、見ごたえのある資料が多数展示されます。
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先日もお知らせしましたが、2009年撮影の萩三角州航空写真も設置されました。
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大変に高い解像度の写真で、細かな所まで鮮やかに表現できました。
様々な情報を引き出すことができます。
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三角州北西部、菊ヶ浜と外堀に近い所に、整備された萩博物館が見えます。
家の前に駐車した車まで確認することができます。
あなたの家は? あの志士の家は? 是非、お確かめ下さい。
(そうか ・・・・ 虫眼鏡と脚立を用意しておけば良いのか ・・・・ )
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萩博物館次回企画展「萩の近代化遺産」展は、いよいよ明日から開幕です。
お運びお待ち申しております。  (清水)
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by hagihaku | 2010-09-17 11:24 | くらしのやかたより
展示室復旧!
萩博物館の夏季特別展には、多数のご来場ありがとうございました。
9月5日に特別展を閉じた後、スタッフは、その日の夜から撤収作業に取り組んできました。
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萩学コーナーを展示スペースに利用していたことから、復旧作業は少し大掛かりなものとなりました。
昨日9月7日の夜までに、資料の移動・設置、照明調整を終え、今朝から展示室公開を始めました。
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萩学コーナーです。
昨日も一昨日も多くのご来館がありました。
せっかくお出で下さった皆さんには申し訳なかったのですが、ようやくの復旧です。
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エントランス・回廊から展示室に入られる皆さんをお迎えする「旅する吉田松陰像」です。
「地を離れて人なく、人を離れて事なし
故に人事を論ぜんと欲すれば、まず地理を見よ」
と、松陰に誘われ、歴史展示室へと進みます。
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松陰像の裏側が萩学コーナーです。
「夏みかんが語る萩」、「海が語る萩」、「石が語る萩」展示資料や、触れて楽しく発見ができる「萩学なんでもBOX」などで、萩を深めることができます(多分、少~しはできると、思います)
そこに設置している大型の三角州航空写真です。
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2001年撮影であることから、博物館は未だ整備されていません。
9月13日には、2009年撮影の新しい航空写真に改めます。
相当に高い解像度の写真ですので、また色々な情報を引き出すことができると思います。
どうぞお楽しみに。 

・・・ と、次回企画展示(9月17日~)に向けての本日の準備(サポート)が一息つきましたので、先ずは展示室復旧をお知らせ申し上げます。

そしてもう一つ、9月10日(金)、萩博物館は施設燻蒸のため休館いたします。
一年に一日だけの臨時休館日です。
資料保存のための措置で、どうぞご海容下さいますようお願い申し上げます。  (清水)
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by hagihaku | 2010-09-08 15:03 | くらしのやかたより
萩博物館特別展へのご来場、誠にありがとうございました。
萩博物館特別展「2010年 UMAとの遭遇」展が終了しました。
多数のご来場、まことにありがとうございました。
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お蔭様で、会期中のご来場者数は、67,769名を数えました。
平均すると、1日あたり1000人を超えるご来場でした。
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上の写真は、最終日、9月5日16時前のエントランスです。
大変にありがたいことです。
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展示室の様子です。
混雑により、ご満足いただけなかった日もあったかと思います。
企画、設計含め、反省検討し、次回に活かして行きたいと思っております。
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数々のミステリーアニマルとの出会いはいかがでしたでしょうか。
何か発見はありましたでしょうか。
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未来に引きつぎたい、そして引きつぐべきバラエティ豊かな大自然が、私たちの身の回りや足元にひろがっています。
そんな、Dr.ハギンシュタインからのメッセージを、少しでも感じていただけたなら幸いです。
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賑わう展示室の裏、自然系の(きれいに整理整頓された)研究室・資料整理室です。
怪しい二人組が、何やらゴソゴソとうごめいています。
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海洋生物調査から帰り、資料を整理しているところです。
熱帯の海に生息する魚類が、今年は多数認められています。
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特別展の中でご紹介したヘビダコも、まるで特別展に合わせたように多数寄ってきています。
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そうです、もう5年先の特別展の準備が始まっているのです。
もちろん、来年の夏の特別展の準備は、もう佳境に入っています。
どうぞお楽しみに。
またのご来館、ご入場、心よりお待ちしております。  (清水)

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by hagihaku | 2010-09-06 08:54 | くらしのやかたより
クロスワードパズル第7期(最終回)の当選者発表!
萩博物館の特別展「2010年UMAとの遭遇」が9/5(日)に閉幕するのを前に、関連企画としておこなってきたクロスワードパズル(「ミステリーアニマル界探検クイズ」)を9/3(金)に終了しました。

開幕してから今日までの間、6万人以上のご来場をいただき、ありがとうございました。
実は、私はこの展示にかかわったスタッフとして、今回の特別展は果たしてどれだけの方々が来場してくださるのだろうか・・・と、これまでに関わった展示の中で一番心配でした。
というのも、展示の内容が小学校高学年以上でなければ理解しにくいのではないかと思っていたからです。
しかし、実際はお父さんお母さん方に興味をもっていただけたことで、幅広い年齢層のお子様が一緒にご来場くださるきっかけになったようです。

この展示で私たちが伝えたかったこと・・・それは、昔の人々が自然に対して畏怖の念をもっていたこと、だからこそ未確認生物(UMA)が目撃されたり、想像やロマンによって伝説生物が生み出されたこと。そうした感性を失いつつある現代の人々に、今いちど自然への畏怖を取り戻していただき、身近な自然に目を向け未知の生物の発見をなしとげていただきたいということです。


さて、前置きが長くなってしまいましたが、クロスワードの最終回の第7期(8/30~9/3)の当選者を発表します。

さて、今回も1,000人を超す正解者の中から抽選をおこなったところ、下記の方々が当選しました! 
心当たりのある幸運な方々、どうぞお楽しみに!
(イニシャルは名前・名字の順)

【1等】Tシャツ+缶バッジ 

R・Nさん(長門市)


【2等】缶バッジ

A・Oさん(萩市)
A・Sさん(山陽小野田市)
A・Tさん(周南市)
H・Iさん(山口市)
H・Yさん(宇部市)
K・Tさん(周南市)
M・Kさん(長門市)
R・Sさん(下関市) 
T・Nさん(岩国市)  
Y・Sさん(山口市) 
Y・Sさん(光市)
Y・Sさん(福岡県行橋市)

本来であれば2等は9名限定でしたが、今回は最終回ということでサービスで3名増やしました!

多くのみなさまのご参加、ありがとうございました!

(椋木)

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by hagihaku | 2010-09-05 16:31 | 催し物のご案内
UMA展6万人突破!ラスト5日のお知らせ
萩博物館HPの「新着情報」欄でもお知らせしましたように、7/3から開催してきた当館の特別展「2010年UMAとの遭遇」は、開幕から58日目の8/29(日)の夕方、総来場者数が6万人を突破しました! 

夏休みも終わり、このUMA展も終わってしまったと思っている方もおられるかもしれませんが、あと5日間だけ、9/5(日)まで開催しています! 

まだこの展示を見ていないという方、学校に登校してみたらみんなが「UMA見たよ!」と言っているのを聞いた小中学生のみなさん、そして最後にもう一度目に焼き付けておきたい方々、どうぞこの5日間を使って最後の見納めをしてください。

ラスト5日間にご来場される方々に、ちょっとしたオトク情報がありますのでお知らせします。


b0076096_11164620.jpg9/1(水)~9/3(金)

平日限定で開催しているクロスワードパズル(「ミステリーアニマル界探検クイズ」)で正解者から抽選で10名にあたる缶バッジに、新しいデザインが加わりました!

約10日前の8/22に来場者数5万人を突破したことを記念して追加展示を始めた「双頭の蛇」(そうとうのへび)。
体はひとつなのに頭が2つあるという蛇(ジムグリ)。約50年前、萩市の川上地域で見つかった貴重な標本です。

これをデザインした缶バッジが加わり、合計8種類の缶バッジからお好きなものを選んで応募していただけるのは9/3までの3日間だけです!
(そのほか7種類の缶バッジは→ http://hagihaku.exblog.jp/13658860/


b0076096_11185138.jpg9/4(土)~9/5(日)

各日とも先着1,000名様に、「2010年UMAとの遭遇」展オリジナルステッカー(シール)をプレゼント! 

この展示が始まる前からずっと応援してくださっていたNさんが、本展の大盛況の話を聞き、「最後にいらっしゃるお客様のために」とご好意で製作・寄贈してくださったものです。

当館エントランスの受付にて、入場手続きをされる際にお渡しします(お一人様1枚ずつ)。
各日とも1,000名に達し次第、終了させていただきます。

そのほか、9/4(土)の14:00、15:00からは本展の関連イベント「ザ・ミステリーアニマルものがたり」の最終回が開催されます。

2010年の夏の最後の最後の思い出に、UMA展の残り5日間を、たっぷりとお楽しみください。

(堀)

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by hagihaku | 2010-09-01 11:17 | 展示のご案内
クロスワードパズル第6期の当選者発表
萩博物館特別展「2010年UMAとの遭遇」の平日限定企画、「ミステリーアニマル界探検クイズ」(クロスワードパズル)。
これを解いて応募すると、正解者から抽選で週にステキな賞品があたるという企画です。

その第6期(8/23~27)の抽選を先ほどおこなったところ、下記の方々が当選しました! 
心当たりのある幸運な方々、どうぞお楽しみに!
(イニシャルは名前・名字の順)

【1等】Tシャツ+缶バッジ 
M・Oさん(下関市)

【2等】缶バッジ
A・Uさん(美祢市)  
K・Fさん(周南市) 
M・Fさん(長門市)
M・Oさん(山口市)
M・Sさん(下関市)
N・Yさん(大阪府羽曳野市)
R・Oさん(山口市)
T・Iさん(山口市) 
Y・Yさん(萩市)  

展示会そのものは9/5(日)まで休みなしで開催していますが、このクロスワードパズルは9/3で終了です。
チャンスは残りあと3日! どうぞお早めに!

(椋木)

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by hagihaku | 2010-09-01 10:46 | 催し物のご案内