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今日のヒョウモンダコ・白ナマコ
本日2月25日、いい天気で花粉が飛んでいるようです。
『白ナマコ』と『ヒョウモンダコ』の飼育展示が始まって以来、何度か、館の電話に『白ナマコ』についての問い合わせがかかってきます。
「いつまで見られますか?」
というのが多く、この質問には「担当者が懸命に飼育していますが、いつまで・・・とはお答えできません。」と回答しています。
ヒョウモンダコに関しては、展示当初は寄贈いただいた2匹ともを展示していましたが、なんとなく元気がないみたい、とのことで、1匹は裏で飼育し、交代で特設水槽での展示となりました。

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2匹って聞いたのにいない・・・と思われたら、そういう都合です。
また、カニがいるけどタコは?

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サザエの殻の中ですごすことが多いようです。
ちなみに、カニはタコのえさです。

白ナマコのほうも、心なしか、小さくなったような・・・
展示飼育当初は比較用に、青ナマコも一緒にいましたが、今は赤ナマコのみです。

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限られたスペースですので、多くの生き物が一緒に過ごすのは難しいようです。
また、生き物発見ギャラリー(有料ゾーン)での展示ですので、あわせて企画展示「コマーシャル100年 in 萩」や常設展示もお楽しみください。

追伸)「コマーシャル100年 in 萩」展示担当者、長期出張中で、なかなかブログの更新ができない状況です。次の回をお待ちいただいている皆様、あしからず、ご了承ください。(I)
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by hagihaku | 2013-02-25 16:04 | 事務局より
白ナマコ効果?!
本日2月10日、連休中日ということで400人を越える方にご来館いただきました。
冬のこの時期としては異例の来場者数です。
天気もよく、先週はじめから生きもの発見ギャラリー(有料ゾーン)内で飼育展示をしている白ナマコ、ヒョウモンダコを見に来ていただいたのでしょうか、小さな子どもさんをお連れの方の姿も多くお見かけしました。
KRY山口放送さんからは、明日も白ナマコとヒョウモンダコについて紹介したいと思うが、まだ元気ですか?と安否確認の電話が・・・
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まだまだ元気にしておりますよ。
ぜひ、企画展「コマーシャル100年 in 萩」もあわせ、ご覧ください。(I)
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by hagihaku | 2013-02-10 17:48 | 事務局より
萩博物館「コマーシャル100年 in 萩」展で萩再発見の12
折込チラシからは、当時の物価も見えてきます。
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砂糖1斤(600g)72円、味噌100匁(375g)15円、イカリソース1瓶32円、クラッカー・センベイ100匁30円、洗濯石鹸30円売りを25円、白絞油(しらしめゆ、精製菜種油)1合25円
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萩にも百貨店がありました!
特価のメリヤスシャツ1枚250円、カッターシャツ1枚250円、紳士靴下3足100円、タオル・和手拭い1枚20円、ミツワ石鹸20円、毛糸1封度(ポンド)1700円
そういえば、セーターやベストは、皆、手編みでしたね。
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キリンビール1打(1ダース)木箱!入り1850円、三ツ矢サイダー全糖!1打600円、カルピス2本320円、ニッカウヰスキー3合!(540ml)380円、清酒1級1升875円

さて、高いのか安いのか ・・・
これらの広告から10数年後のお使いの記憶ですが、確か、菓子パンやラムネが10~13円で、卵が1個17円か18円だったよう思います。
卵は大事に籾殻に埋めてあって、それを1個単位で買い求め、かなり緊張して持ち帰ったのを覚えています。
・・・ と、このように、展示資料を通して、それぞれに何かを思い出していただければ幸いです。

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萩市民の皆さんにとっては、夏の住吉祭り(萩浜崎の住吉神社祭礼)というと、広い境内地でのサーカスや見世物小屋の興行が先ず思い起こされるようです。
世界的国際サーカス猛獣ショー!です。
高等大馬術! 空中サーカス秘技公開! ・・・ ワクワクしますね。
チラシの左下(裏うつりしていて分かりづらいかもしれませんが) キリトリセンで切り取られた部分があります。
多分、割引券などが印刷されていたのだろうと思います。
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住吉祭りには、華やかな山車や夜見世を目当てに多くの人出があり、商店街では、これに合せて売り出しが行われていました。

・・・ つづく ・・・     (清水)
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by hagihaku | 2013-02-09 11:24 | くらしのやかたより
萩博物館「コマーシャル100年 in 萩」展で萩再発見の11
チラシからは、お客さんに来ていただくための様々な工夫が見えてきます。
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これなどは懇願調で、窮状を訴えて、安く販売しますからご来店下さいという広告です。
売出し初日 ・・・ 問屋への支払いと税金が50万円足りない ・・・ 一銭もなし ・・・ 信用に生き抜くために、本日より5日間、犠牲を覚悟のお値段にさていただきます ・・・ と、あります。
売出し二日後 ・・・ いよいよ後三日限り 、(まだ)30万円足りない ・・・ 換金のため、出来る限り勉強さていただきます ・・・ とのこと。
ねじり鉢巻で算盤をいれる店主の挿絵に、微笑してしまいます。
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今も続く年末恒例の大売出しです。
特賞は、米10俵! 前後賞でも米1俵(4斗=40升=60㎏ですから、10俵は600㎏!)
1等は、タンス! ラヂオ! 乳母車! 鏡台!
いやはや、なかなか魅力的な賞品です。
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せんもん祭大売出しでは、松茸狩りご招待で販売促進です。
時に ・・・ これはサザエさんでしょうか?
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市内の印刷屋さんでデザインしたチラシだと思いますが ・・・ やはりサザエさん風です。
朝日新聞朝刊にサザエさんの連載が始まったのは、1951年(昭和26年)のことだそうです。
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日ごろのご愛顧に感謝して大特売。
キング(レコード)歌の王者! 近江俊郎とその楽団・漫才へのご招待! だそうです。
あの手この手のアピールがなされています。
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そして ・・・ これ、「花のパリーとロンドン」、「空の旅」!!ご招待だそうです。
何と ・・・ 何と、海外へのご招待、しかも飛行機で?!
パリではなく、花のパリーですよ! ロンドンへも! 湯本温泉は分かりますが ・・・ 海外です。

「兼高かおる 世界の旅」の放送が始まるのは1959年(昭和34年)だそうです。
(ちなみに私は子どもの頃、この番組とミユキ野球教室を、日曜の朝方に見た記憶があります)
海外旅行など思いもよらぬ時代だったと思いますが、大胆な賞品です。

広告の下半分には、萩市の専門店会加盟店名が、ズラリと記されています。
様々な業種の多くの商店が、活発に商いをしていたことが見える資料です。

・・・ つづく ・・・   (清水)
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by hagihaku | 2013-02-08 08:20 | くらしのやかたより
萩博物館「コマーシャル100年 in 萩」展で萩再発見の10
今回の企画展ご紹介している折込チラシは、1953年(昭和28年)前後のものと考えられます。
そう判断したのは、以下のような折込チラシが含まれることや、映画の上映情報によります。
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初売り、正月の売出し広告らしく赤色インクで印刷されており、1953年の文字を認めることができます。
西暦を用いているところに興味を覚えました。
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「おそえもの」進呈だそうです。
なかなかゆかしい言葉で、「粗品」より随分ありがたく感じます。
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こちらは何と「大そえもの」です。
こうなると、ちょっと考えてしまいます。
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福袋ではなく、「福箱」! どんなものだったのでしょうか。
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1953年のカレンダーもふくまれていました。
この当時の祝日は、1月1日と15日、3月21日、4月29日、5月5日、9月23日、そして11月3日と23日の8日です。

これらのチラシは、何かを包むか緩衝材に用いるために取り置いておかれたもののようで、建物の解体時に発見されました。
350枚近く資料化することができました。
1953年前後の萩における商いや暮らしが見えてくる良い資料です。

・・・ つづく ・・・    (清水)
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by hagihaku | 2013-02-07 08:18 | くらしのやかたより
海の珍生物3種、萩ケーブル放映日時 決定!
昨日この萩博ブログでご紹介したヒョウモンダコ、白いナマコ、リュウグウノツカイについては、昨日から今日にかけ県内の各テレビ局、各新聞などで放映されていますが、さきほどは萩ケーブルネットワークによる撮影・取材がありました。

萩ケーブル(地デジ121ch)については放映の具体的な日時のお知らせがありましたのでご連絡します。
下記の日の、下記の時間から始まる地域ニュースの中で放映されるとのことです。

2月8日(金):17:00~、19:00~、21:00~、23:00~
2月9日(土):5:00~、7:00~、9:00~、11:00~、13:00~、15:00~
2月10日(日):5:00~、15:00~
2月11日(月):5:00~、15:00~

ヒョウモンダコは実物を、それが無理でも映像で見なければわからない独特の質感や雰囲気がありますので、ぜひご覧ください。

最後に、このたびのリュウグウノツカイ関係のオマケ画像を2枚。
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(堀)

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by hagihaku | 2013-02-06 17:35
リュウグウノツカイ、萩博物館に3年ぶりに到来!(2013.2.5)
博物館の職員をやっていると、ごくまれにですが、こんなこともあるものです。先のヒョウモンダコ白いナマコを報道発表して記者さんたちに対応していたら、間髪空けず、今度はこんな生きものが舞いこんできて、さらに追加の報道発表&記者対応となりました。

本日2月5日の朝、まぼろしの珍魚といわれる「竜宮の使い」が近海で採捕され、萩博物館に持ちこまれたのです。

b0076096_18523469.jpg◆いきさつ◆

萩市のおとなりの長門市の通(かよい)地区の定置網にリュウグウノツカイがかかり、水揚げされて山口県漁協仙崎地方卸売市場に持ちこまれました。同市場が山口県水産研究センターに連絡して譲渡、さらに同センターが萩博物館に連絡して持ちこんでご寄贈くださいました。

採捕地:長門市通(定置網) 
採捕日:平成25年2月5日  
全長: 3m8cm (重量不明)

◆リュウグウノツカイとは◆

太平洋~インド洋の中深層(おおよそ水深200~1000mぐらいといわれるゾーン)にすむ深海魚で、成長すると体長5mを超えます。「竜宮城からの使者」になぞらえられたり、日本の人魚伝説のモデルともいわれています。

◆この魚の出現状況◆

全国的には数年に1匹見られるか分からない「まぼろしの珍魚」で、「一生に一度見てみたい!」などといわれるほどの魚なのですが、当館が各地の報道資料などを調べた結果、今年に入ってわずか1ヵ月の間に日本海側の各県に少なくとも8匹が出現(1/2新潟県、1/9新潟県、1/10福井県、1/16山口県、1/17富山県、1/18新潟県、1/19鳥取県、2/5山口県: 他にもいくつも未確認情報があり、実際には10件を超える可能性があります)。

近年では2009~2010年にかけての冬にも日本海側各県で30匹以上出現したことがあり、今回は3年ぶりの大出現となる可能性があります。なお、萩をふくむ山口県の日本海側だけに絞ると、この魚の出現は約70年前から始まり今回で13回目となります。

◆情報提供のおねがい◆

この魚がなぜ断続的に日本海沿岸に出現するのか、なぜ深海から浅海に浮上してくるのか・・・などについては分かっていません。
そのため、萩博物館・山口県水産研究センター・下関市立しものせき水族館(海響館)が共同で県内の出現情報の収集・分析に挑んでいます。この研究にはなるべくたくさんの詳しいデータや写真が必要ですので、今後、山口県周辺でリュウグウノツカイ(またはそれと疑われる魚)を見かけられましたら、ぜひご連絡ください! デジカメや写メールなどで撮った画像つきですと、なおありがたいです。

萩博物館への情報連絡はこちら↓↓↓
萩博物館 共通メールアドレス: muse@city.hagi.lg.jp

ちなみに、上に書いた2009~2010冬の日本海側各県での大量出現のときには、4月末ごろまで出現が続きました。そのため、今回もこの先、数か月にわたって出現状況を注視する必要があるのではないかと思います。

◆今回の標本について◆

萩博物館で標本として保管し、将来的には標本として公開や研究に利用する予定ですが、具体的な方法や時期は未定です。
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萩博物館は、昭和初期の博物学者・田中市郎が採集した約70年前のリュウグウノツカイ(「日本で最初の完全標本」といわれています)をはじめ、現在にかけて何体もの近海産リュウグウノツカイが保管されている、「リュウグウノツカイゆかり」の館です。

いつしか企画展やイベントにて、その威容をご覧にいれたいと思います。

(堀)

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by hagihaku | 2013-02-05 18:52 | いきもの研究室より
縁起物!?純白のナマコ、萩博物館で飼育展示(2013.2.5)
【白いナマコの記事をお探しの皆さまへ】
このページは過去(平成25年)に掲載した萩博物館の白いナマコに関する記事です。
先日(平成28年2月)当館から発表した白いナマコほか5色セット「長州なまこファイブ」に関する記事については、下記URLをご覧ください。
http://hagihaku.exblog.jp/25340989/
(平成27年2月11日加筆)




先ほどのヒョウモンダコの紹介に引き続き、またまた堀からのお知らせです。

珍しいため「縁起物」といわれる、純白のナマコが近海で採集されたので、萩博物館で飼育展示します。

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◆いきさつ◆

去る2月3日、かつて当館で働いていたYさんを通じ、Yさんのお知り合いが阿武町で白いナマコを釣り上げたとの連絡が萩博物館に入りました。さっそく私が現場にうかがい、寄贈を受けました。

体長: 約20 cm 
採集地: 阿武町奈古漁港  
採集日: 平成25年2月3日(日)午後13時頃 
採集者: 横山正文さん(萩市川上)  

◆このナマコについて◆

標準和名「マナマコ」(真海鼠)。日本~韓国・中国にすみ、ナマコ類の中でも最もふつうに食用とされる種類で、体長20~30cmぐらいになります。水温が高い時期は休眠し、冬ごろに活動し旬を迎えるため漁がおこなわれます。

ふつう、岩礁にすむものは赤っぽい色で通称「赤なまこ」、砂泥底にすむものは青緑~黒色で「青なまこ」「黒なまこ」などと呼ばれます(ただし、現在では「赤なまこ」と「青・黒なまこ」とは別々の種類の可能性が高いともいわれています)。
ときどき、遺伝子の突然変異によって色素がない「アルビノ」タイプの個体が生まれることがあり、それが今回発見された白い個体と考えられます。

このような白い個体はほぼ毎年のように全国各地で数回ずつ見つかってはいるものの、それでも通常タイプの個体と比べれば非常に少ないため、見つかると「縁起物」「幸せを呼ぶ」として喜ばれ、各地で人気を博しています。

◆展示について◆

萩博物館では平成18年と19年にも近海で採集されたものを飼育展示したところたいへん好評をいただきました。そこで、萩博物館では6年ぶりに、この人気の白いナマコを飼育展示します。

展示場所: 萩博物館「いきもの発見ギャラリー」内の小型水槽
展示期間: 平成25年2月5日(火)より当面の間
※ 参考として、通常タイプ(「赤なまこ」「青なまこ」)も比較用に飼育展示しています。
体調により展示を中止する場合があります。

「縁起物」なので、じっくり眺めれば受験や就職、願い事が叶うかも!?

(堀)

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by hagihaku | 2013-02-05 18:26 | いきもの研究室より
危険生物ヒョウモンダコ、萩博物館で飼育展示(2013.2.5)
しばらくご無沙汰しておりました、海洋生物担当の堀からのお知らせです。

海の危険生物として警戒されているヒョウモンダコ萩近海にて2匹連続で捕獲されたので、みなさまへの注意喚起の意味もこめて萩博物館で飼育展示することとなりました!

◆いきさつ◆

つい先日の1月31日、山口県漁協浜崎支店より萩博物館へ、近海でヒョウモンダコ1匹が捕獲されたとの連絡が、同じ日にさらにもう1匹持ち込まれたとの連絡が入りました。
当館の堀研究員と椋木専門員が同支店にうかがい、現物を確認し、生きたまま寄贈を受けました。

全長: 約5 cm
採集地:萩市浜崎沖
採集日:平成25年1月31日  
採集者:二宮英夫さん(萩市)、石井康夫さん(萩市)  

◆ヒョウモンダコとは?◆

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標準和名「ヒョウモンダコ」(豹紋蛸)。全長5~10cmの小さなタコで、南日本の沿岸にすんでいます。
唾液に猛毒をもっていて、餌のカニなどを麻痺させて捕えたり、敵に反撃するのに使います。

危険を感じるとふつうのタコのように墨を吐くことはなく、体じゅうに独特の青色の線やリングのような模様を浮き出させ、自分の危険性をアピールして威嚇します。
それでも刺激されると相手に噛みつきます。そのときの口からの猛毒により、人でさえ麻痺や呼吸困難を起こし最悪の場合は死に至ることもあるといわれています。

以前は千葉県より南の太平洋側や沖縄でしか見つかっていませんでしたが、近年は長崎県・佐賀県・福岡県・山口県の日本海側でも発見されるようになり、警戒されています。

山口県内での出現個体数は不明ですが、萩博物館・山口県水産研究センター・下関市立しものせき水族館(海響館)が共同調査として目撃情報・写真の提供を呼びかけているほか、県萩水産事務所や山口県漁協はぎ総括支店などが漁業関係者にチラシを配布し注意を呼びかけています。

今後もヒョウモンダコを目撃されましたら、漁業関係者のみなさまは県萩水産事務所や地元漁協へご連絡ください。
また、一般の方々も含め、ヒョウモンダコに限らず危険生物や見慣れない生物を見かけれましたら、萩博物館・山口県水産研究センター・海響館でも共同研究のため情報を必要としていますのでぜひご連絡ください。
萩博物館共通メールアドレス: muse@city.hagi.lg.jp

◆展示公開について◆

ヒョウモンダコは、こちらが何もしない限り決して襲ってくることはないので、極度に恐れる必要はありません。
しかし、このタコは興奮したり怒ったりしていないときは独特の青色リング模様を浮き出しておらず、姿があまり目立ちません。そのため、別のタコの子どもや海藻や岩の一部などと間違えて うっかりさわってしまう危険性もあります。

実物をしっかり観察して特徴を覚え、海で見かけてもいたずらにさわらないことはもちろん、知らず知らずのうちにさわってしまうことがないよう、意識と知識を高めて被害を予防することが必要です。

そのため、このタコの生きているときの姿を漁業関係者や市民の方々に広く見ていただけるよう、下記の通り萩博物館で飼育公開します。

展示場所:萩博物館「いきもの発見ギャラリー」内の小型水槽
展示期間:平成25年2月5日(火)より当面の間
(ただし、ヒョウモンダコの体調により展示を中止する場合があります)

(堀)

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by hagihaku | 2013-02-05 18:03 | いきもの研究室より
萩博物館「コマーシャル100年 in 萩」展で萩再発見の9
もうしばらく、1953年(昭和28年)前後の映画と商店の広告資料をご紹介します。
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毛糸を扱う商店、洋裁手芸用品を扱う商店、文化編み物研究所の生徒募集広告です。
既製品を販売する商店も多くありますが、まだまだ自ら衣類を調えていたことが見えてきます。
映画「硫黄島の砂」の宣伝文には、「日本人なら一度は見たい!」 「決して日本人の誇りを傷つけない」とあります。
敗戦が、とても近い過去だったことが想像されます。
上の二作は、たまたまですがジョン・ウェインの主演です。
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「拳銃無宿」、これもジョン・ウェインの主演です。
名画座でこれを観たときに、共演のゲイル・ラッセルという女優さんが印象に残ったことを思い出しました。
スイマセン、萩再発見とは離れた個人的なことで。
ちなみに、ジョン・ウェインと共演した男優さんでは、ヴィクター・マクラグレンという人が印象に残っています。
度々共演していますが、この人は、いい!
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ついでにもう一作。
ジョン・フォンテンという女優さんが出演しているということで、この広告から30年後に観た映画です。
ヒチコック監督の映画「レベッカ」や「断崖」を観て、とても印象に残った女優さんです。
・・・・ というように、資料をご覧になる皆さんそれぞれに、どこかに何か接点を見出していただけるのが、今回の展示だろうと思います。
リー万年筆は、萩のブランド万年筆だったそうです。
残念ながら萩博物館では、まだ資料化できておりません。
どなたかお持ちではありませんでしょうか?
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米、ソ、英、仏共同管理下のウィーンで ・・・・ は、映画「第三の男」と同じ舞台です。
「第三の男」の物語の中で、抗生物質ペニシリンの密売が重要な要素になっていました。
このチラシは、話題の結核新薬(抗生物質)がいよいよ発売されるという薬局の広告です。
「胸を病む」「サナトリウム」などという言葉が、とても重い響きを持っていた時代が見えてきます。
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拳銃か? 接吻か? ときました。
その下で、おやつにビスケットを! 100匁!(375グラムです)50円、との広告です。
映画は80円。
この広告の15年ほど後、確か、マミービスケットは1袋(1本?!)10円だったように記憶しています。

多数の商店が活発な商いをされていたことが見えてくる広告資料です。
ご覧になって、何かを思い出していただければ幸いです。

・・・ つづく ・・・    (清水)
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by hagihaku | 2013-02-05 09:17 | くらしのやかたより