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高杉家の雛人形、取材ありがとうございます。
修理から戻ってきた高杉家ゆかりの雛人形の取材が続きました。
現在開催中の「萩城下の古き雛たち」の展示品のひとつとして、当館所蔵の「高杉家の雛人形」を展示しています。
たくさんある会場の中から、萩博物館のこの人形もご紹介いただいています。
本日は、tysテレビ山口土曜日朝の人気番組「ちぐまや家族」、オッキーこと沖永優子さんががレポーターとして来てくださいました。

I特別学芸員に雛人形の解説を・・・
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今回は「やまぐち自慢ですよ」のコーナーの一環での紹介です。
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他の職員からも「自慢」をうかがってくださることに・・・企画展の売込みをさせていただきたかったのですが、うまく仕込めず、NPO萩まちじゅう博物館職員のUさんとSさんにショップでインタビューを受けていただきました。
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Uさんには夏みかんソフトを自慢してね、とお願いしておいたところ・・・
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夏みかんソフトをご紹介&試食、絶賛いただきました。
今日の収録の模様は3月8日(土)の放送予定です。
どのくらい使われるかな・・・(I)
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by hagihaku | 2014-02-26 17:39 | 事務局より
2/21企画展『ふるさとの島・ふるさとの山河』開会式をおこないました。
本日2月21日(金)午後3時から企画展『ふるさとの島・ふるさとの山河』オープニングセレモニーを行いました。
今回は昨年7月28日に起きた萩市東部集中豪雨災害の復興事務の関係で、市長欠席につき、副市長が主催者挨拶を行いました。
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来賓祝辞、紹介のあと、展示を担当したS統括学芸員が概要紹介。
引き続いてテープカットを行いました。
この企画展ではNPO萩まちじゅう博物館の皆さん、特に、学芸サポート・古写真班、あい班、民具班の皆さんにご尽力いただいています。
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そこで、ぜひ、来賓として開会式にご参加いただき、テープカットもお願いいたしました。
引き続き内覧会。
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明日午後2時からギャラリートークが予定されているので、お時間のある方はぜひ、S学芸員の解説をお聞きいただければ、と思います。
4月6日までの短い期間の開催です。
気がついたら終わっていた・・・ということのないように。
懐かしい・・・だけでは終わらない、場面場面で考えることもある展示です。
この展示にまつわる諸々のお話は、おいおいS学芸員が本ブログで語るとのこと。
ご期待ください。(I)
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by hagihaku | 2014-02-21 20:19 | 事務局より
深海魚サケガシラ、9匹まとめて萩に到来!(2014.2.20)
新聞やテレビやネットでの各種報道情報によると、昨年(H25)の終わりごろから、本州の日本海沿岸の各地でダイオウイカやリュウグウノツカイやサケガシラなど、いわゆる「深海生物」の出現が相次いでいますね。

そういうニュースを目の当たりにするたびに、ここ萩博物館の職員たちは「数年ぶりの深海生物の『アタリ年』になりそうだな~」とか、「出没地が東北、北陸、山陰・・・と、だんだん南に下がってきてるような?そろそろ山口県にもあらわれるぞ~」などと勝手に予想したりしてソワソワしていました。

そんな日々を送っていた矢先、2/16(土)のこと、ついに今季初の山口県での深海魚情報が萩博物館に飛び込んできたのです。

見つかったのは「サケガシラ」という、リュウグウノツカイのなかまの深海魚。

b0076096_13231417.jpg今季の山口県での「初物」を発見されたのは、山口県の本土の最北端、萩市江崎の湊地区にお住いの吉崎茂さん。

お話によると、2匹が湊地区の砂浜の水際近くに弱って接近しているのを発見。うち1匹が海岸に漂着したので回収し、山口県漁協江崎支店の協力を得て市場の冷蔵庫へ。
もう1匹も翌2/17に漂着した直後に萩博物館にご連絡をいただき、私(堀)と椋木専門員が現地に引き取りにうかがいました。

2匹とも萩博物館に持ち帰り、計測の後、ホルマリン漬け標本にしました。

吉崎茂さんとご家族の方、そして詳しい説明や手配に尽力してくださったお兄様に厚く御礼申し上げます。

採捕日: 2014年2月16~17日
採捕地: 山口県萩市江崎湊
採捕者: 吉崎 茂さん(萩市在住)
サイズ: ①全長1m71cm、②1m60cm
標本: 萩博物館で保管 
山口県そして萩市で今季初のサケガシラの出現ですから、記者発表しようかと検討していたところ、なんと、翌々日にまたサケガシラの情報が飛び込んできたのです。

今度は、先日の萩市江崎よりわずかに南東に位置する須佐地区。
2/19(水)に山口県漁協須佐支店の宅野支店長からご連絡をいただき、須佐漁港に急行したところ・・・

b0076096_13294856.jpg弱ってはいるものの辛うじて息があり、生け簀の中でシルバーメタリックに神々しく輝いています。私が生きている姿を見るのは数年ぶりのことです。
しかし息はもたず、その後萩博物館に持ち帰り、計測して標本に。

採捕日: 2014年2月19日
採捕地: 山口県萩市須佐 釣堀
情報提供者: 山口県漁協須佐支店
サイズ: 全長1m60cm
標本: 萩博物館で保管
こうして当地で今季3匹目となる深海魚サケガシラを迎え入れたところでした。
・・・が、その翌日2/20、またまた今度は前回の江崎・須佐よりさらに南東に位置する萩市越ヶ浜で揚がったとの情報が!
山口県漁協萩卸売市場の冷蔵庫に保存されているとの電話をいただき、お受け取りにうかがいました。

b0076096_13393063.jpgすると・・・なんと、1匹や2匹ではないのです。全部で6匹も!
萩市越ヶ浜の近海にしかけられた大敷網に入っていたというのです。
市場の方にもご協力いただき、車に積み込んで萩博物館へ。

ずらりと並べてみると、まるで市販のパック入りのシシャモのよう(!?)
しかし、シシャモとは比べものにならないほどの巨体です。

計測結果や採捕データは次のとおり。

採捕日: 2014年2月20日
採捕地: 山口県萩市越ヶ浜 大敷網
情報提供者: 山口県漁協萩卸売市場
サイズ: ①全長2m、②1m62cm、③1m60cm、④1m58cm、⑤1m53cm、⑥1m20cm
標本: 萩博物館で保管

2/17の江崎での2匹から続き一気に9匹目にもなります。
こんなに立て続けにまとまって見つかるのはちょっと「異常では?」と感じつつ、原因は不明にしても「珍事」ではあります。

そこで、この越ヶ浜の6匹を標本にするのを一時中断し、新鮮な状態がまだ保たれている間に、急いで報道関係者向けの公開をとりおこなうことになりました。

萩市をふくむ山口県日本海側は1930年代から現在にかけ、サケガシラやリュウグウノツカイなどの深海生物が断続的に出没してきた「深海魚ゆかりの地」。
この地の一拠点である萩博物館にはしばしば深海魚が持ち込まれ、その都度、報道公開をおこなってきました。
そんなとき、一般の方々にその魚の大きさを実感していただくため、大きな魚の場合は人間がそばに寝そべり、比較用のモノサシ代わりになることにしています。この「モノサシ役」は写真発表などの際、たいへん重要な、必須の存在なのです。

これまで、私(堀)はもちろん、臨時職員昆虫専門員、庶務係、事務局長、さらには副館長までもが何らかの生物の「モノサシ役」を演じてきました。というか、萩博物館に就職/配属された人はたいていこれをやらされます(!?)。

が、われわれのようなオジサンばかりが出ても新鮮味がないので、「モノサシ役」はそろそろ若者に世代交代しないとな~と思っていました。そんな折、市役所の若手のK君がちょうど別件で来館したので、「昼にモノサシ役になってくれんかいのぅ」と頼んだところ、彼は快諾してくれました。

安心したわれわれスタッフは脇役に徹するべく白衣を着、サケガシラの報道公開の準備をしていました。
ところが、報道公開の時間になってもK君があらわれません。
待てど暮らせどやってこないK君。
集まった記者のみなさんからは、「こうなったら、いつもどおり堀さんがやるしかないね~♪」といわんばかりのプレッシャーが・・・

b0076096_1485648.jpg空気を読んだ私(堀)は仕方なく・・・

このような姿に。

「たくさんの深海魚と並んで寝た気分はどうですか?」とかシュールなインタビューを受け、「いや~・・・まぁ、その~」とモジモジしながら答える私。

されるがままに写されまくり、昨夕のテレビや今朝の各紙面を飾らせていただきました。



とまあこのように、当館では2/17~2/20にかけ、9匹ものサケガシラを迎え入れ、報道公開や標本製作作業をおこなったところです。
みなさん、私たちは決して遊んでいるわけではありません。これが大事な仕事なのです。しかし、同じ魚を何匹も何匹も集めてどうするの?と思う方もおられるかもしれません。

標本を集めてこそ分かってくる大事なことがいくつもあるのです。
たとえば、彼らのは何なのでしょう?・・・それは一部の個体の胃の中にでも、消化される前の餌が残っていれば推定することが可能となります。
また、彼らは体長何センチぐらいになるとオトナになるのでしょう?寿命はどれぐらいなのでしょう?・・・それらはさまざまなサイズの標本をそろえ、生殖腺に卵があるかどうかを調べたり、耳石を調べたりすることでわかってきます。

さらに、これまで萩で私が見たサケガシラのウロコは皮に癒着したツブツブになっていて、タイやスズキなどふつうの魚のような剥がれるタイプのウロコはなかったように覚えています。
しかし、今回の個体のうち少なくとも一部は、薄いビニール片のような小さなウロコのようなものが部分的にヘビの皮のようにおおっており、さわると剝がれて手にくっつくことに気づきました。もしかすると種類が違うとか、成長段階や生息域によって形態が違うといったことがあるのかもしれません。こうした研究も、各地から数多くの標本を集め専門家と連携して取り組まなければ解明できないことです。

また、何よりも先々月から新聞やテレビやネットで各種報道されていますように、昨年の終わりごろから本州の日本海沿岸で何種類かの大型の深海生物の出現が相次いでいます。何となくではありますが、それが東北、北陸、山陰、そしてこのたびの山口県へと発見地が南に広がってきているようにも思えます。

冬にサケガシラなどが沿岸に出没するのは、水温が下がったことや、北西からの季節風や強い波などが関係しているのではないかと考えられていますが、まだ具体的な要因は特定されていません。

この冬、彼らが日本海沿岸の各地で次々と出現していることにはどんな意味があるのか、このたび萩市でまとまって出現したのはなぜなのか、海の環境の何らかの変化とかかわりがあるのか等、調べなければならないことは山ほどあります。

こうした研究の材料として、萩博物館では山口県水産研究センターと、下関市立しものせき水族館(海響館)と共同で珍しい海洋生物の情報の収集をおこなっています。

サケガシラに限らず、山口県近海で何か「おやっ!?」と感じるような生物を見かけられた方、ぜひご連絡をお願いいたします。

(堀)

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by hagihaku | 2014-02-21 14:09 | いきもの研究室より
自然ふしぎ発見ツアー 萩でムササビとご対面!とっておきのムササビ観察会
ムササビは滑空するほ乳類として有名で、案外身近なところにもすんでいるのですが、野外で見た人は少ないと思います。
萩博物館では、そんなムササビの探し方や滑空する姿を実際に見られる観察会を来月3/21に開催します。

b0076096_15263981.jpgムササビは、夜行性のため薄暗くなってから巣より出て活動します。観察するためには、明るいうちに巣を見つけて、巣穴から出てくるのを待つのが一番です。ムササビの巣を見つけるためには、まず、どんな環境に巣を作るのか?そして、この場所に本当にいるのか?・・・を知らなければなりません。そんな探索の方法や生態のお話を、ほ乳類研究のスペシャリストである山口県立山口博物館の田中浩学芸員よりしていただきます。

その後、生息地に移動して探索方法に従って巣穴を発見していただき、実際にムササビが飛び立つ姿を観察していただきます。

探索方法が習得できれば、自分の家の近くでも自分だけの秘密の場所が発見できるかもしれません。

(椋木)

完全予約制にて下記のとおり実施しますので、参加ご希望の方は電話かE-mail(下記)までご連絡ください。

開催日:3月21日(金)午後4時~8時
集合場所:萩博物館講座室
対象者:小学生以上(小学生は保護者同伴)
資料代:300円
服装:防寒対策をしてきてください
申し込み・問い合わせ: 
 ・電話0838-25-6447 
 ・E-mail: muse@city.hagi.lg.jp

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by hagihaku | 2014-02-20 15:27 | いきもの研究室より
次回の企画展は・・・
いよいよあさって2月9日日曜日で、現在開催中の特別展「山浦清麿~萩に招かれた幕末の刀匠~」が終了します。
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そして、12日間のインターバルのあとは、本年度最後の企画展「ふるさとの島・ふるさとの山河」が始まります。
年末年始をはさみ、どたばたしていたら、広報のタイミングを逃してしまいましたorz...

市内各所で次回企画展のポスターを貼っていただいています。
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段々畑...萩市相島の風景です。
写真をイラストチックに加工していただいています。
なんだか、なつかしい、というか、タイトルがポップな感じでかわいい、感もあります。
そんな展覧会の内容を知ろうと、チラシを探しても・・・同じ図案はありません。
実は、今回の展覧会の広報ポスターとちらしは図案が違います。
ご提案いただいた図案がどちらも捨てがたく、ポスターとチラシで変えました。
チラシのおもて面はこちら。
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これも、いい写真ですよね・・・

島々や阿武川ダム建設に伴い、沈んでしまった集落の写真など、ぜひ地元萩の方に見ていただきたい展覧会です。
詳しい内容はまた、ご紹介いたします。
(I)
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by hagihaku | 2014-02-07 18:20 | 事務局より
高杉家伝来ひな人形を展示しています
ブログの更新をできずにいたら、とうとう・・・2月です。
そして明日2月2日は萩観光開きで、いよいよ城下町界隈を歩く方の姿を見受けることが多くなります。

萩の町はひな祭りを月遅れで行います。
観光イベントとして2月3日から4月3日まで『萩城下の古き雛たち』が始まります。
萩博物館もその会場の一つとして、平成24年に寄贈された『高杉家のひな人形』を展示します。
平成22年、23年と高杉家からお借りして展示していたのですが、若干傷みがあり、寄贈されたことを機に修理を行いました。
修理を行ってくださったところが、気を利かせてくださり、ひな祭りの展示に間に合うように、と1月末に納品されました。
そこでこのイベントにあわせ、修理のお披露目もかねて展示することになりました。
先取りですでに展示を行っています。
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次郎左衛門びなという、当時武家で流行ったひな人形だそうです。
毛利家拝領のひな人形で、お道具も立派です。
高杉晋作も見たかもしれないひな人形、ぜひご覧ください。

追伸:明日2月2日午後1時30分からは現在開催中の特別展『山浦清麿~萩に招かれた幕末の刀匠~』の関連イベントとして、特別講演会『日本刀あれこれ』を開催します。
申し込み・参加費不要で先着80名、午後1時開場します。
実際に刀剣を見せていただきながら、の講演会です。こちらもぜひ・・・
(I)
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by hagihaku | 2014-02-01 14:52 | 事務局より