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「べっぴん!美形いきもの帳」展プロローグ映像公開!(2015.7.8)
先日7/4に開幕した萩博物館の夏の特別展「べっぴん!美形いきもの帳」 (7/4~9/6)。

開幕後、すでに1000人以上もの来場者の方々にご覧いただいています。
さて、先日お伝えした本展の開幕式にて、萩博之助なる人物が登場して何やら熱くまじめに語ったそうですが・・・

萩博之助って何者?・・・という疑問を感じられていることでしょう。
また、当館の夏の展示会はストーリー仕立てとなっているため、展示会場に入る前に見ていただきたいプロローグ映像、展示会場に入った人だけが中盤で見ることのできるインターバル映像、さらに展示のシメとして見ていただけるエピローグ映像の3本が組み込まれています。

そのうち、当館に来る前にご自宅のパソコンの前で見ていただけるプロローグ映像を公開したいと思います!
この映像を見てから会場に入られると、展示を10倍楽しめます!

ぜひご覧ください。↓↓↓

https://youtu.be/PYvshRi2X6Q

※ この映像は、展示会場の入口のモニターで放映していますため、会場内でのクイズの仕方や観覧上のお願いについての説明も含まれています。ご了承ください。


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by hagihaku | 2015-07-08 09:52 | 企画展示室より
「べっぴん!美形いきもの帳」開幕式!(2015.7.3)
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たいへんお待たせしました!萩博物館 毎年の恒例の夏の展示会の季節がやってきました。
今夏のタイトルは「べっぴん!美形いきもの帳~世にも美しい生物の秘密」(2015.7.3~9.6)。
世界や日本から、時代や故郷を超えて「美しい」と絶賛されてきた生きものの標本や写真を集めた展示会です。くわしい内容は当館HPをご覧ください。


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昨日の昼までグッシングッシンと会場設営や展示物の配置作業をおこなってきましたが、ようやく準備が終わり、昨日7/3(金)15:00、盛大に開幕式がおこなわれました。

招待客のみなさまや萩市田万川地区の多磨小・小川小の児童のみなさんなど、約100人の方々と共に、式は順調に、滞りなく進んでいきました。


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おや?
司会者のとなりになにやら畳を貼った台のようなものが・・・

何に使うのでしょう・・・・?

その時、司会者から、ある人物がこの展示の内容や見どころを説明するとのアナウンスが。
すると・・・


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何ともケッタイな、青く染まった奇妙な髪型のサムライが登場!

サムライはその畳の台に登り、そっと座りました。
この人はいったい何?何をしようとしているの?何がはじまるの?参加者のみなさん、期待と不安の入り混じった目で、しかし笑いをうかべながら見守ります。

畳台にしっかり座ったサムライは、こう語りだしました。以下、このサムライの言葉の書き起こしです(青い字で表示)。



高いところから失礼いたしまする。
このたびの展示を担当しました、萩博之助(はぎ・はくのすけ)でござります。

昨年まで、萩博物館の夏の展示会のセレモニーといえば、何やらここでコントをやってきたそうですが、今回はまじめにメッセージを・・・皆様に分かっていただきたい、お持ち帰りいただきたいメッセージを、まじめにこの場でお伝えしたいと思いますが、よろしいか!



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さて、萩博物館の夏の展示会といえばこれまで、深海魚、昆虫、クジラ、危険生物、未確認生物・・・と、インパクトのある生物をズバーンと展示してきたと聞いておりまする。

が、しかし今回は「美しい」生き物。・・・え?そんな、人によって感じ方が違う曖昧なもの大丈夫?・・・なんて声もありました。

しかし!にもかかわらず、拙者が「美しい」生き物の展示に踏み切ったことには深~いわけがありまする。



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「美しさ」は人によって感じ方が違うと言いますが、時代や国境を超え多くの人々をして「美しい~」と言わしめてきた生き物たちがちゃんといるのも事実。

「世界一美しい鳥」、「世界的に美しいチョウ ビッグ3」、「日本三名宝」とまで名づけられた宝石のような貝。
・・・そう聞くと、ちょっと見てみたくありませぬか? 自分は見たことあるんだぞ!と自慢したくありませぬか?

この展示会は、世界や日本で名実ともに「美しい」と絶賛されてきた生き物の標本を集めて展示するという、全国的にも異例の展示会でござります。
これほど、見逃したら損をした気分になる展示会はおそらくありませぬ。



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それだけではありませぬ。展示を見ていただくと、生きものたちが単に自己満足やファッションで着飾っているわけではないことを分かっていただけるはず。

自分はここにいるぞと仲間に知らせたり、女性を惹きつけたり、毒をもっているんだぞと敵に警告したり、みんな意味があって美しい色や模様をもっておる。 

この大自然に、上辺だけで飾っている者など一切おりませぬ!・・・そんなのは人間だけかもしれませぬぞ。



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また、地味に見える生きものでも、ここぞという場所で生き生きと活動している姿は実に美しいもの。

たとえば、テレビのバラエティ番組でワハハハと笑っているスポーツ選手が、いざ試合やオリンピックで真剣に走り戦う姿・・・つまり「志」(こころざし)を果たしている姿はカッコよさを通り越して「美しさ」さえ感じるもの。

同じ命 あるもの、それは身近にいる小さな生き物も同じ。
決して特別な存在でなくとも、この萩のあちこちに、生き生きと活動し美しさを発揮している草莽(そうもう)の生きものたちがいることを知っていただきたい!  

草莽の生き物たちに目を向け、この郷土の海と大地に足を運んでいただきたい!
この展示会を、そのきっかけとしていただきたいと思いまする。



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最後に、今年の萩は大河ドラマや世界遺産関係でたくさんの観光客が訪れておりまする。
その人達はきっと、萩の町の美しさやこの町の先人達の志や愛の「美しさ」に触れることでしょう。その人達に伝えたいもう一つの萩の美しいもの。・・・それこそ、萩の自然そして生き物ではありませぬか!

一度訪れた観光客の 皆さんが、次回は子どもや家族を連れて再び萩を訪れ、今度はここの海と大地をめいっぱい使って探検や発見をしてみたい・・・そう思ってもらえるような、つまり「萩まちじゅう博物館」の自然版をみなさんと力をあわせて成し遂げる「転機」としようではありませぬか!。


以上、展示を担当しました萩博之助より、開幕式の今日来てくださった皆様だけのための特別な、まじめなメッセージでした。
・・・ご静聴、ありがとうござりました!



異様な雰囲気の中、萩博之助なる人物による、この展示の説明がおこなわれた模様です。
つづく
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by hagihaku | 2015-07-04 15:56 | 企画展示室より