「至誠の人 松陰」展も、はや会期の半分が経過いたしました。
それにともなって、展示品の一部を入れ替えましたが、基本的な展示構成は、前期とまったく変わっておりません。 とはいえ、なんといっても後期展示においての目玉は、吉田松陰が江戸で処刑される直前、すなわち安政6年(1859)10月27日に書いた絶筆をおいてほかにございません。 ※都合上、写真を掲載できません。所蔵先の山口県文書館の公式ホームページをご覧ください。 前期では絶筆の複製を展示しておりましたが、実物はやはり迫力が異なります。 もちろん、萩博物館でこの絶筆を展示させていただくのは初めてのことです。 松陰がどんな心境で刑場に臨んだのか、ぜひこの絶筆を多くの皆さんにご覧いただきたいと存じます。 ちなみに本日は、後期が開始となって最初のギャラリートーク(GT)となりました。 ご参加いただいた皆様には、この場を借りて改めて御礼申し上げます。 GTも残りあと2回となりましたが、ぜひ本展をご高覧賜りますようお願い申し上げます。 (道迫)
by hagihaku
| 2009-05-23 14:55
| 企画展示室より
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