お宝展情報─その2
先週の土曜日(3月6日)は、企画展「初公開!萩博物館の宝」の2回目のギャラリートーク。ご参加いただいた方々に、心から御礼申し上げます。 トークのあとの呈茶でのサプライズ展示は、萩焼三輪家10代休雪(のち休和、人間国宝)の茶碗(左側)。10代休雪が、古稀の記念に作陶した茶碗で、銘は「山里」。共箱の蓋には、表千家13代即中斎の箱書があります。このほか、千利休の木像、萩焼三輪家8代雪山の茶碗(右側)、毛利敬親の嫡子、毛利元徳の和歌短冊などを展示しました。茶花は、イヨミズキと「卜伴(ぼくはん)」というヤブツバキ。 次回のギャラリートークは、4月3日(土、午後2時~)。呈茶では、千利休の木像のほか、萩出身の実業家で茶人としても知られた藤田伝三郎愛用の釘彫伊羅保茶碗、尊王攘夷派の公家、三条実美の和歌短冊などを展示します。 次回も、サプライズの品を用意しています。お楽しみに。 (樋口尚樹)
by hagihaku
| 2010-03-12 18:46
| 企画展示室より
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