3月22日(金)、雲が広がってきた萩地域ですが、明日の予報は曇り時々晴れ、あさっての予報は曇り。
お出かけには良い気候かと思います。 萩城跡志都岐山神社のミドリヨシノです。 萩市だけで見ることができるサクラで、山口県の天然記念物に指定されています。 花は純白ですが、ガクが緑色であるため、咲きそろうと全体で淡い緑色を帯びた花色に見えます。 今日現在、ほぼ、満開です。 同じく萩城跡指月公園のソメイヨシノです。 市内のサクラの中では、開花・満開が少し遅れます。 でも、今年はチラホラ咲き始めています。 なぜ、「ミドリヨシノと萩博物館」かと言いますと ・・・ まあ、何と言いますか ・・・ 要は ・・・ お見逃しなく! ということなのであります。 「コマーシャル100年 in 萩」展は4月7日(日)までです。 (担当者の心持は、この広告チラシに描かれた店主さんのよう ???) お運びお待ちしております。 さあ、「コマーシャル100年 in 萩展で萩再発見」の18です。 いずれのポスターも、撮影場所は萩市平安古の鍵曲です。 上のポスターには、「新幹線岡山開業、ひかりは西へ、昭和47年3月15日」の文字が見えます。 下のポスターには、「ひかりライン、東京⇔博多、昭和50年3月10日」の文字が見えます。 新幹線の岡山開業、博多開業という画期の前に制作されたポスターです。 新幹線の博多開業の後、萩市には、年間200万人(現在が約150万人)を超える人が訪れます。 最多220万余の人が訪れた萩市は、観光ブームに沸き、観光産業も潤いました。 1920年代から始まっていた「まち」の資源を再発見し、磨きをかけ続けるという活動が、一つの成果として現れたものです。 これも、煙突を見ない「まち」の発展といえます。 ただ、このブームに対応するために、逆に資源を損なうようなこともありました。 1970年代の観光ブームの中で、萩市においては、 1972年(昭和47)に、歴史的景観保存条例を制定し、 市内7ヶ所の歴史的景観保存地区を文化財指定して保護をはかります。 1976年(昭和51)には、萩市伝統的建造物群保存地区保存条例を施行し、 面的に存在する歴史的な建造物を、群として、人びとの営みとともに保護をはかります。 この年、市内の堀内地区と平安古地区の一部が、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されます。 スイマセン、表現が硬いですね~ イケマセン。 多くの萩の人たちが(ブームに踊る人もいましたが)、自分達の「まち」の資源を見直し、魅力に磨きをかけ続けることを怠らなかった、ということを言いたかったわけです。 お付き合いありがとうございます。 もうしばらく ・・・ つづく ・・・ です。 (清水)
by hagihaku
| 2013-03-22 17:14
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