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萩博物館特別展「深海魚大行進」フィナーレ企画(2018.9.1~9.2)
総勢約300種類・約3000点もの標本!日本最大級の深海魚展―と称して6月下旬から無休で開催してきた萩博物館(山口県萩市)の特別展も9/2(日)で閉幕となります。

会場内の展示物をいくつかご紹介。
まず、本展の目玉といえば、2014年に萩のとなりの仙崎に漂着した西日本最大級!全長4.4mのリュウグウノツカイ(下の写真)。本展のため、この巨体を特別に剥製(はくせい)にして圧倒的迫力で展示中です。
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次に大人気なのは、本展のタイトルにふさわしく、ハダカイワシやムネエソなどの小型深海魚の大群展示(下の写真)。まるで泳いでいるかのように、標本1260体が勢ぞろいしし圧巻です。
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こちらは透明標本(下の写真)。特殊な薬品で筋肉を透明にし、骨や軟骨を染色。「深海のエイリアン」ことホウライエソも、ご覧のようにまるで立体型レントゲン写真のように内部構造までクリアーに観察できます。
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そのほかにも下の写真のリュウグウノツカイタワー(全長3.4m・3.0mの液浸標本を垂直に立てた日本唯一の展示)や「図鑑でしか見られない魚」・・・ベンテンウオのほぼ完全体の標本等々。
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開幕以来、4万人以上、5万人に迫る大勢の方々にご来場いただいていることに感謝し、閉幕直前の9/1(土)と9/2(日)にフィナーレ企画を実施することとなりました!

展示会場でダントツの人気を博している伝説の深海魚「竜宮の使い」(リュウグウノツカイ)にもっともっと接近したい、もっと迫りたいという方々のため、当館で別に冷凍保存していたリュウグウノツカイ(全長4.1m:萩市菊ヶ浜産:冷凍)を特別に解凍してタッチング&撮影会を開催します! 現物はこちら↓
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さらに、先週末 完全予約制の解剖イベントで人気を博した、出会った者をなんでも食べてしまうという戦慄の深海魚・・・「深海のプレデター」ことミズウオの冷凍標本5体以上も解凍し、同じくタッチング&撮影! 現物はこちら↓
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この有名な「2大深海魚」に大接近し、タッチングし、撮影できるチャンスはこの夏、日本でココだけです!
約300種類・約3000個体の深海魚標本とともに、この夏の最後を一生忘れられない鮮烈なムーブメントで締めくくってください!

竜宮の使い&水魚タッチング
【とき】2018年9月1日(土)・9月2日(日)9:30~12:00/13:00~15:30
【ところ】萩博物館 講座室(無料ゾーン)
【参加方法】上記の時間内に直接会場にお越しください(事前予約はできません)。会場の前に並ばれた順に整理券をお渡しします。整理券に記されている時刻に会場に入場していただきます。(体験時間:1グループ様あたり約15~20分)
【料金】無料。別室で開催している「深海魚大行進」展には所定の入場料がかかります(展示会場限定のフィナーレ企画も実施していますのでぜひあわせてご観覧ください)




by hagihaku | 2018-08-26 15:58
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