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「初夏の萩博・萩再発見ツアー 相島の巻」・第3部
6/18の相島ツアーのご報告の第3部、これで完結編です。1部・2部から通して読んでくださいね。

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← 相島の北端でしばし休憩した後、ツアーの一行は南に引き返すように歩きはじめました。みなさんちょっと歩くペースは遅くなったようですが、まだまだ楽しく雑談しながら元気に歩きました。
なにやら、清水の指示により、帰りは島のメインストリートをはずれ、東の小道を迂回せよとのこと。そこに第4のサプライズがあるとか・・・。
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← と、ある小道を曲がった一行の目に飛び込んできたのは・・・圧巻!!精密に、ギッシリ石が積み上げられた長ーーーい城壁!まるで万里の長城!さては、まぼろしの「相島城」か?
・・・これは、島の人々が山の斜面を「段々畑」として使うため、「段」の部分や道の縁につくった石垣なのです。島のあちこちにある石垣のうち、おそらく最長・最大の石垣を、私たちは目撃したのです。長い年月をかけて土地の起伏を克服した島の人々の努力の結晶-ある意味、「城」と呼べるかもしれませんね。
「初夏の萩博・萩再発見ツアー 相島の巻」・第3部_b0076096_9344094.jpg← お昼に近づいたので、相島文化センターで昼食。弁当の後に、参加者全員に最高のデザートが! 相島でデザートといえば、スイカでしょう!見てください、みずみずしいルビー色の断面! 相島では約50年前からスイカが栽培されるようになりましたが、甘くて大きくて肉質がよいためたちまち評判になり、今では山口県産の2個に1個が「相島そだち」といわれるほどの名産地になったとのこと。今日みなさんで食べたのは、今年の出荷が始まって間もない、貴重な高級スイカです!
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← さあ、ツアーも終盤となりました。食後は腹ごなしにぶらぶらと歩いて、港に戻ってきました。心配されていた雨も降らずよい天気で、港からのぞく海は抜けるように透きとおり、午後の日差しを盛っています。ああ、何だか海に入りたい気分・・・(私だけ?)

「初夏の萩博・萩再発見ツアー 相島の巻」・第3部_b0076096_9363139.jpg← そこで、また堀が登場。みなさんと一緒に、港から海をのぞいて「天然水族館めぐり」! 港の中には、海藻の森が生い茂り、ドロメやチャガラ(ハゼのなかま)の子ども、メジナ、ホンベラなどがにぎやかに泳ぎまわっています。それらが手にとるように透けて見えます。まさに天然の水族館。
何人かの方は、一緒に魚すくいを楽しみました。メジナの子どもをみごとゲット!(なんだかんだ言って、結局 海に入った私)
「初夏の萩博・萩再発見ツアー 相島の巻」・第3部_b0076096_950963.jpg「初夏の萩博・萩再発見ツアー 相島の巻」・第3部_b0076096_9502891.jpg← というわけで、ワンダーランド・相島ツアーは、これにて終了。サプライズが4つ、ほかにも小さな発見たちが詰まったツアーでしたね。お土産に買った相島スイカを手に、定期船で島を後に。みなさん、お疲れさまでした。

ブログをご覧のみなさま、いかがでしたか? 「サプライズっ!」と書いてあっても、「え?そのぐらいのことで?」と思った人もいるかもしれません。ですが、非日常的な空間にポッと足をふみ入れ、日ごろ見ないモノを見つけたり、見慣れたモノを違う目線で見てみてください。そのモノがささいなモノであっても、人間ってのは「感動」するんですよ、本当に。

遠い町からこのHPを見てくださっている方、あなたは最近、「感動」をしてますか? あなたのために、萩博はいろんなツアーを用意してお待ちしています。小さなことに感動できるってのは、実はすごく幸せなことなのですよ。

次回、夏の萩博ツアーは7/28(金)。萩市の太鼓湾(阿武川のほとり)で、シジミ釣り・テナガエビ採りを楽しみます(詳しくは後日HPで)。7/15(土)の午前9時から電話で予約を受付開始します(それ以前はお受けできません)。定員は20名、すぐいっぱいになりますのでご予約はお早めに!!
by hagihaku | 2006-06-20 10:12 | 萩博講座(ワークショップ)
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