10/16の午前中は、萩博物館で明倫小学校4年生の総合学習。
これから11月にわたって3回シリーズで郷土の海の貝のことを調べ、結果を「わくわく明倫らんど」(発表会)で発表しようというプロジェクト。 ↑ 第1回目の今回は、「海岸によって採れる貝が違う!?」・・・それを体感しようというプロジェクト。35名の子どもたちが、続々と講座室に集まってきました。 手法はこのブログでもおなじみ、いろんな海岸の貝砂を台に広げ、その砂から好きな貝を好きなだけさがし出す方式。これが、貝の多様性や場所ごとの違いを実感するのには最適! ↑ いよいよ採集開始! 自分で見つけた貝はすべてもらえるので、みんなはりきっています! 今日は、萩近海の5ヵ所の海岸の貝砂を別々の台に用意し、6人班ごとに採集したり記録したりして、数ヶ所の海岸をめぐります。 ← さすが好奇心旺盛な小学生のみんな。質問攻めのパワーがすごい! 数秒に1回、「この貝なんですか~?」と質問が。 答えるごとに、私は声がガラガラに。 ← 私が「それは、エガイという貝だねー」と答えたら、鉛筆で「えがい」と書きこまれてしまった貝。 ・・・いやいや、そこに書くんじゃなくって、ラベルに名前を書こうよ~。 外国の珍しい貝や大きな貝も紹介し、教壇にディスプレイしていたところ・・・もちろんそれにも興味津々。 ← 貝をテーマにマッタリと語り合う、若いふたり・・・。 ← ホラガイを耳にあて、瞑想する男の子。 「んー、なつかしい故郷の海を思いだすなぁ・・・」(!?) みなさんは、ホラガイを耳にあてて「海鳴り」を聞いたことがありますか? ホラガイの「海鳴り」って、かなりの重音で脳に響いてくるんですよ。 世界で最も大きくなる貝・オオジャコガイ。 この標本は長さ50cmほどですが、成長すると長さ1m・重さ200kg(小錦に匹敵!)にもなる巨貝。 ← とても持ち上げられない~・・・ことを体感する女の子。 ← 「ボクなら持てるぞ!」。彼は、本当に持ち上げてしまいました。 ・・・この貝、重さ40~50kgぐらいあったと思うけど!? ← こうして、明倫小4年生たちの授業は2時間にわたって、ワイワイがやがやと続きました。 さあ、これで貝にはいろんな色や姿のものがいること、海岸によって採れる貝が違うこと・・・分かったかな? 次回10/23(月)は、みんなの故郷の海―菊ヶ浜に行って、自然を相手に貝採集に挑戦。 ホンモノの海で、みんなはどんな貝たちにめぐり会うのでしょう?
by hagihaku
| 2006-10-18 14:52
| 萩博講座(ワークショップ)
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