深い海の底にあるという竜宮城。
そこからメッセージをたずさえ、人間界に向けて使者が走るという。 その者の名を、人は「竜宮の使い」(リュウグウノツカイ) ・・・と呼ぶ。 全長2m80cm、体重21kg! シルバーメタリックに輝く、龍のような体。 赤く長い、髪のような背鰭(せびれ)。 体というより、「存在」そのものからにじみでる神々しさ。 深海から我々に何を伝えに、浮上したのでしょう。 去る1月20日(土)、日本海の玄関口・長崎県壱岐市石田の沖にしかけられた定置網にかかり、その後、弱って死亡。そこで石田漁協の方が好意で萩博へ寄贈してくださいました。石田漁協のみなさま、どうもありがとうございました。 ↓ 萩博に到着した「竜宮の使い」とツーショットで記念撮影するkozi事務局員。さすが、歌って踊れる博物館人。 ← 「竜宮の使い」のあまりの神々しさと迫力に圧倒され(!?)、近づくことさえ ためらうrie事務局員。 ← そんな中、tami事務局員が、「竜宮の使い」にそっと手を・・・ 「竜宮の使い」に触れた者は、深海からのメッセージを受け取れるといいます。いま、彼女の体に、「竜宮の使い」が深海から携えてきたメッセージが、入っていきます。 それはどんなメッセージだったのか。・・・それは彼女と「竜宮の使い」だけが、知っています。 この後、この「竜宮の使い」は萩博のマイナス80℃の低温冷凍庫~通称「竜宮の棺」の中へ移り、「その時」が来るまで深い眠りにつきました。 「その時」とは・・・ 萩博物館ではこの夏、みなさまを深海の神秘に驚愕させる超・企画展示 「君と竜宮城へ~知られざる深海への旅~」を開催!〔2007年7月7日(土)~9月2日(日)〕 その会期中のどこかのタイミングで、日時限定・人数限定で この「竜宮の使い」を萩博にやってきた時のままの生の姿で特別公開します。 あなたも、「竜宮の使い」が携えてきた、深海からのメッセージを受け取ってください。 詳しいことは、今後の萩博からの情報をチェックしてくださいね! (堀)
by hagihaku
| 2007-01-23 10:35
| いきもの研究室より
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