昨日このブログでご紹介した「竜宮の使い」(リュウグウノツカイ)。
「長崎県の壱岐から萩までどうやってやってきたの?・・・」とのご質問をいただきましたので、ちょっと経緯を紹介しましょう。 答えは至ってシンプル。ふつうの鮮魚を運搬するように、運送会社のトラックに乗って萩博まで送られてきました。 ・・・と書いてしまうと簡単そうですが、この「竜宮の使い」様は全長2.8m、体重21kg!! こんな巨体を入れて運べる箱などそう簡単に見つかるものではありません。 そこで、石田漁協さんが巨大な鮮魚用の発泡スチロール箱(長さ1.3m・幅40cm!)を用意してくださいました。 ← 「竜宮の使い」様はそれにU字形に入り、保冷用の氷を抱いて壱岐を出発。箱の中に鎮座する姿も壮麗! (写真提供:壱岐日報・立場川氏) そうして1/21(日)に壱岐を出発、1/22(月)無事に萩博に到着しました。 ← おもむろに開封し、そっと「竜宮の使い」様に対面するkozi事務局員(左)と私(右)。 さっそく、計測と撮影をしようと、箱から敷布の上に移します。 ・・・と、いきなり我々に襲いかかるズッシリとした重み! 死んでも落としてはならぬと、袖口をギトギトに濡らしながら、そっと寝かせ・・・ ・・・そうして、昨日のブログで紹介した光景へと、続いたのでした。 鮮魚扱いのプロの石田漁協の方々と運送業者の方が手際よく丁寧に扱ってくださったおかげで、この「竜宮の使い」は非常によい状態で萩博までやってくることができました。ご協力を感謝いたします。また、壱岐日報の立場川さんには情報提供などの面でたいへんお世話になりました。ここで厚くお礼申し上げます。 (堀)
by hagihaku
| 2007-01-24 16:20
| いきもの研究室より
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