私(椋木)は、陸上生物担当ですが、NPO海洋チームの一員でもあります。 昨年の2月に萩市三見長浜のタカラガイ調査に同行し、採取したタカラガイを水洗いしていると、体長5mm程度の虫が水に浮いてきました。 拾い上げて拡大してみると、なんと山口県ではまだ記録のない、ウミミズギワゴミムシでした。貝殻の中で越冬していたのでしょうね。 昨年は私の知る限りでは、甲虫類だけで山口県未記録種が、15種類もでています。 いずれも小型種ばかりですが、特筆すべきは、宇部市で見つかったシロヘリハンミョウです。 海岸部の岩礁にいますので、今まで発見されなかったものと思われます。 このように、昆虫は、まだ未知の世界で、地球上では毎年100以上の新種が見つかっているそうです。 山口県内で発見された新種も数多くあることをご存知ですか。 あなたも、自分の手で新種を発見しませんか。 遠くでなくても、昆虫なら身近なところにもまだ新種がいますよ。 発見されずに、絶滅ということがないうちに…。 (ムクノキ)
by hagihaku
| 2008-03-04 10:12
| いきもの研究室より
|
ファン申請 |
||