2006年の夏に冥王星を惑星と呼ばないことになったのは、まだ記憶に新しいことと思います。実はそのとき、「太陽系外縁天体で、かつ準惑星」という新しい天体の分類もできました。ところが、その英語名については決まっていませんでした。
日本では、「太陽系天体の名称等に関する検討小委員会」が設置され、上記の新しい分類の天体については「冥王星型天体」と呼ぶことを推奨していました。 これを受けて、国際天文学連合(IAU)の中でも議論され、今回、ノルウェーのオスロで開かれたIAU評議員会で、Plutoidという英語名にすることが決定されました。 現在、冥王星型天体に分類されているのは、冥王星とエリスだけですが、今後増えていく可能性があります。
by hagihaku
| 2008-06-13 22:43
| 天体観測室より
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